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スノーボードのスタンス幅はどう決める?

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回はスタンス幅についてご説明したいと思います。私がスノーボードを始めた15年前と現在とを比べると、どうもスタンス幅は広めになっている様な気がします。

ディスクについて

 ビンディングを板に取り付ける際には、写真のような丸いディスクを使います。
ディスク
 ディスクはネジ4本を使って固定するタイプが主流ですが、業界最大手のBURTONだけはネジ3本で固定します。また、BURTONにはESTという独自のシステムもありますが、使ったことが無いので詳細は分かりません。この記事はネジ4本タイプを使う前提で書いています。

 写真のUNIONビンディングのディスクには二本の溝があります。溝ではなく、穴が連なって空いているタイプの方が一般的だと思います。
 AとBとは溝の向きを変えていますが、溝をボード両脇のエッジ方向に向ければ、後日ご説明する予定のセンタリングの調整が出来ます[A]。溝をノーズとテールの方向に向ければ、スタンス幅を微調整出来ます[B]。
 スタンス幅を測るときは、ディスクの中央に印がありますので、左右のディスクの印と印の間隔を測るようにしましょう。

スタンス幅はどう決める?

 私の記憶では、スノーボードを始めた頃に乗っていたBURTONの板は、推奨スタンスの幅は50.5cmだった様な気がします。推奨スタンスとは、メーカーがこの板に乗るときはここにビンディングを付けた方が良いよ、と定めているものです。インサートホールに印が付いており、その位置にビンディングを付けると、推奨スタンスの幅になります。

 私の身長は173cmで、スタンダードな板の長さが156cm前後です。乗っていたBURTONの板も156cmでした。板の長さは身長の約90%になります。156cmの板の推奨スタンスが50.5cmということは、身長の約29.2%の幅になります。実際には当時スタンス幅52.5cmで乗っていたので、身長の約30.3%の幅でした。
 私が最近買ったFTWOのRANDOMという板にも156cmのサイズがあるので、推奨スタンスを比較してみましょう。ちなみに買ったのは150cmですが。RANDOMは156cmの長さで推奨スタンスは60cmです。私の身長に対しては約34.7%となります。
 もちろん、フリーライディング用とフリースタイル用といった板の用途の違いによってもスタンス幅は変わってきますが、同じ長さの板でもずいぶんと違うものです。RANDOMは150cmのサイズでも推奨スタンスは56cmなので、やはり以前のBURTONの板よりもスタンス幅は広くなっています。
 ちなみに今年のBURTONのド定番ボードCUSTOM156cmの推奨スタンスは53cmでした。以前よりはやや幅が広くなっていると思います。BURTOMのCUSTOMという板は、オールラウンドボードの定番中の定番なので、このスタンス幅を参考に標準的なスタンス幅を計算してみましょう。

 身長173cmの私の標準的な板のサイズは、173cm×90%=156cmです。CUSTOMは156cmで推奨スタンスが53cmなので、53cm÷173cm×100=30.6%となります。

 私の例からは、身長の30%~31%が標準的なスタンス幅、32%以上はやや広め、33%以上は広めなスタンス幅といえそうです。ちなみに先シーズンの私は、スタンス幅をやや広げて56cmにしていました。これは身長の32.4%ですね。感想としては、確かにやや広めのスタンスだと感じましたが、慣れれば問題ありません。今シーズンも56cmで行く予定です。参考にしてみてください。

 ところで、スタンス幅は狭かったり広かったりすると、滑りにどのような影響があるのでしょうか。アルペンボーダーのスタンス幅は狭く、フリースタイルスノーボーダーのスタンス幅は広いようです。

スタンス幅が狭い場合

深いたわみ
 

 スタンス幅が狭いと、板を踏み込んだ際に、板の中心に近い部分に荷重出来るので、板を大きくたわませることが出来ます。板のたわみが大きい方が、エッジに乗って滑るカービングターンには有利といえます。カービングターンとは中級レベル以上のスノーボーダーの技術で、速いスピードで滑るために必須です。アルペンスノーボードはスピードを追求するので、カービングターンがやり易い、狭いスタンス幅が有利ということではないでしょうか。
アルペン
 スタンス幅が狭いことのデメリットは、前後のバランスが取り難いことでしょう。重心を移動させられる範囲も狭いので、トリックをする際にもスタイルが出し難いと思います。

スタンス幅が広い場合

浅いたわみ

 スタンス幅が広いと、前後のバランスが取り易く、重心を広い範囲で移動させられるようになるので、フリースタイルには有利といえます。例えば何か技をやってバランスを崩しても、リカバリーし易かったりします。フリースタイルボーダーは、あれこれ技をやりたがるので、スタンス幅が広い方が遊び易いと思います。
テリエ
 デメリットは板を踏み込んだ際に、板の中心から離れたところに荷重することになるので、板のたわみが少なくなり、カービングターンはし難いといえます。

 スタンス幅の狭い広いでそれぞれ特徴がありますが、狭すぎても広すぎても滑り難いと思いますので、自分に取ってちょうどいいスタンス幅をいろいろ試してみてください。アルペンボーダーは少数派なので、一般的なスノーボーダーはフリースタイル系に属すると思います。ならば、スタンス幅は標準かやや広めの方が良いでしょう。またスタンス幅が広いからといって、もちろんカービングターンが出来ないわけではありませんので、心配しないでください。

おまけ

 スタンス幅とスピンについて考えてみたいと思います。フィギュアスケートの選手は、(ジャンプして)スピンする際に腕も足も閉じて身体をコンパクトにしています。回転する軸に対して身体が一直線になっているので、あれだけの速度でスピン出来るのでしょう。真上から見た場合に、スピンの回転半径は非常に小さいと思います。

 スノーボードでもフィギュアと同様に、スタンス幅が狭い方が回転し易そうな気もします。ただしスノーボードの場合は長い板に乗っているので、フィギュアのようなスピードで回転するのは無理でしょう。てこの原理で考えると、スタンス幅が狭いと板を回転させるために大きな力が要りそうです。
 スタンス幅が広い方が回転は楽に行えそうな気もしますが、フィギュアの場合とは逆に、回転軸の外に身体が広がると、回転のスピードは鈍るようにも思えます。

 やっぱり、ほどほどなのが一番でしょうか。

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