そろそろホットワックスH23.1.2

そろそろホットワックスH23.1.2

 みなさんこんにちは。エス氏です。箱根駅伝を見ながら記事を書いています。丁度2区から3区にタスキを渡す辺りでした。東海大学の選手は区間記録で17人抜きですって。すんごいですね。
 エス氏の母校も参加していますが、順位は・・・。がんばれ〜。

 さて今回はボードのメンテナンスです。大晦日に石打丸山で滑ってきたのですが、板の滑りが悪くなったと感じました。石打丸山は所々フラットな場所があるので、ワックスをちゃんと塗っていないと、途中で止まってしまいます。
 フラットな場所で止まってしまう程板が滑らなかったわけではないのですが、そろそろワックスを塗った方がいいと思える程度には滑走性が落ちていました。
 今シーズン5日滑って、最初のワクシングです。

ホットワックスに使った道具
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 右からアイロン、ワックス、ワクシングペーパーです。あとはティッシュペーパーと、板の下に敷く新聞紙くらいでしょうか。
 アイロンは、家庭用のコードレスアイロンです。ワクシング専用のアイロンもありますが、コードレスが使い易いので。

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 ワックスはホルメンコールの「アルファミックス イエロー」という安いワックスです。雪温がそれほど低くない時用ですね。よほど寒いゲレンデじゃなければ、このワックスで十分です。
 北海道のニセコに滑りに行った際には、このワックスでは全く滑りませんでしたが。寒いところでは、低温用のワックスを使いましょう。
 ワクシングペーパーはあれば便利だと思います。余分なワックスを吸ってくれるので、ソールに薄くワックスを塗れます。ついでに汚れも吸ってくれます。

ワックスを塗る範囲は?
waxingの範囲
 ソールの全面にワックスを塗るのは大変です。図のように、エッジの周りにだけ塗っておけば十分です。
 詳しくは、初心者向けの現実的なワクシングをご覧ください。

残ったワックス
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 ちょっと見難いかも知れませんが、ソールの真ん中辺りに残っているワックスです。5回滑りに行っても剥がれずに残っています。つまり、ソールの真ん中辺りにワックスを塗っても、それほど使われないということです。

ワックスを垂らす
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 ワックスをアイロンで溶かして、ソールに垂らします。エッジの周りにだけ垂らせば十分です。間違って床にワックスを落とさないように注意してください。
 ワックスを垂らさない方法もあります。ワックスをアイロンに当てて溶かしたら、そのままソールに擦り付けるという方法です。この方が使うワックスの量は少なくて済みます。

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 垂らしたワックスです。使う量は少しでOKです。

ワックスを伸ばす
 アイロンの温度は[中]に設定しています。ワックスを溶かすと煙がでるので、温度は高すぎるのだと思います。が、それほど気にしません。

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 ワクシングペーパーをアイロンの下に敷きます。ゆっくりとペーパーを引っ張りながら、アイロンを軽く押し当てて、垂らしたワックスを伸ばして行きます。
 写真では、撮影するためにアイロンから手を離していますが、実際には右手でアイロンを押さえています。
 左手は、ペーパーを引っ張っています。高温になったアイロンを一カ所止めていると、ソールが痛みます。常に動かしながら、ワックスを伸ばしましょう。

 アイロンを一カ所に止めてしまって、ソールが変形してしまったスキー板を見たことがあります。たんこぶのようにソールが膨れ上がっていました。
 スノーボードもたんこぶになるのかは分かりませんが、ろくなことにはならなそうな気がします。アイロンは常に動かしましょう。

ソールの汚れ
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 ワクシングペーパーには溶けたワックスが染み込みますが、ソールの汚れも吸い取ります。写真のようにペーパーが汚れてきたら、別のペーパーに交換しましょう。
 本当はソールの汚れを落とした方が良いのですが、あまり気にしないことにします。

完了
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 エッジの周りだけワックスを伸ばしたら完了です。簡単ですね。ここまで5分くらいです。

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 使ったワックスは少しだけです。これでも使い過ぎなくらいですね。これだけの量があれば、3シーズンくらいは保ちそうです。

ワックスは剥がしません
 ワックスを剥がすのは面倒ですからね。ワックスが冷えるまで待って、ソールカバーをかけて終了です。

 さあ、これで明日もよく滑ってくれることでしょう!

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