お手軽ホットワクシング

お手軽ホットワクシング

 みなさんこんにちは。エス氏です。昨日滑ったおかげで、全身筋肉痛になっております。日頃の運動不足が祟っているようですね・・・。お腹も出てきたし、頑張ってからだを鍛えようと思いました。
 もちろん暖かくなったら、ですが。

 今回は、またまたワクシングです。一昨日ホットワックスをかけたばかりですが、昨日川場で滑っただけで、ソールが痛んでおりました。このままではよろしくないので、再度ホットワクシングです。

10/11シーズン6日目 川場スキー場

ソールの痛み
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 エッジ付近が白くなっているのが見えるでしょうか。これはソールが痛んでいる証拠です。
 ソールが痛む原因は、ワックスが切れてソールが酸化し始めたか、摩擦で痛んで毛羽立っているか、どちらかだと思われます。

 ソールはこまめにワックスを塗ってあげないと、酸化して白くなり、滑走性が極端に落ちてしまいます。
 今回はホットワックスをかけたばかりなので、雪面との摩擦によりソールが毛羽立って白くなっていると思われます。

雪面との摩擦
 きちんとホットワックスをかけて、普通に滑っているだけなら、それほど早くソールは痛みません。今回一日でソールが毛羽立ったのは、ソールに負担をかける滑りをしていたからだと思われます。
 具体的には、プレスをしたのが原因ではないかと。プレスとはグラトリの技の一種です。板のノーズかテールのどちらかに体重を乗せ、反対側を浮かせて滑る技術です。体重を乗せている側のエッジ付近に大きな圧がかかり、ソールと雪面との摩擦も増大すると考えられます。
 私はこのプレスが苦手なので、昨日はちょろちょろと練習をしていたのですが、それがソールを毛羽立たせた原因だと思います。

ソールの中央付近
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 ソールの中央付近は圧がほとんどかかりません。圧がかかるのはエッジ付近がほとんどです。写真を見ると、ワックスがうっすらとこびりついているのが分かるでしょうか。
 前回もエッジ付近しかワックスを塗らなかったので、中央部分のワックスは、この板を買ったときから塗られているワックスということです。
 今シーズンすでに6日滑りましたが、いまだにワックスが剥がれていないのは、あまり雪面との摩擦がないということです。

面倒なので、ペーパーは省略
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 前回はワクシングペーパーを敷いてアイロンを当てましたが、今回は面倒なのでアイロンを直接ソールに当てました。わずかな手間なんですけどね・・・。
 ワクシングにかかった時間は、2〜3分くらいでしょうか。慣れれば、そんなものです。

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 ワックスの減り具合です。しばらく保ちますね〜。

ホットワックス後のソール
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 エッジ付近の、ホットワックスをかけた部分が分かるでしょうか。赤い矢印の部分に、うっすらと白い線が見えると思います。ここが、ワックスをかけた部分の境界線ですね。
 こんなもんで、とりあえずは十分です。

しかし厳密には・・・
 ソールが毛羽立った状態を、ベースバーンといいます。そのままではホットワックスをかけても、ソールにワックスが染み込まないので、あまり効果が期待出来ません。
 本当は毛羽を取り除いてあげた方がいいのですが、今回は手抜きということで、そのあたりの作業は端折っております。
 そのうち、もう少し手の込んだメンテナンスをしたいと思います。

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