有効エッジ[Effective Edge]

スノーボード用語集 有効エッジ[Effective Edge]

有効エッジとは?

ボードサイズ

 有効エッジとは、滑っている時に雪に接するエッジの長さをいいます。エッジはスノーボードの周囲を囲っていますが、ノーズとテール部分のエッジは基本的に雪に触れません。
有効エッジは雪に触れない部分のエッジを除いた、実際の滑りで使うエッジの長さを表します。同じ長さの板でも、有効エッジが異なれば、滑っていて感じる長さも変わります。

有効エッジの目安

 有効エッジの目安は、身長×70%といわれています。各自のスタイルや好みによって、有効エッジの長さも変わってきますが、初心者さんの板選びでは、とりあえず参考にしてみて下さい。

接雪長[Contact Lenght]との違い

 接雪長は、板を平らなところに置いた時に、板のノーズ側とテール側で、床に接している部分の間の長さのことです。エッジの長さではありません。
 有効エッジはあくまでもエッジの長さです。

有効エッジを長めにすると

 その他の条件が同じ場合、有効エッジが自身の目安よりも長い板に乗ると、滑走時の直進安定性が高くなります。スピード重視の滑りなら、有効エッジが長い方がおすすめといえます。
 有効エッジが長い方が直進安定性が高くなるということは、要するに長い板に乗るということと同義なので、安定性が高いということも直感的にご理解いただけると思います。
 ただし、長い板は回転させるのが(比較的)難しいといえるので、操作性は若干悪くなります。

有効エッジを短めにすると

 逆に有効エッジが自身の身長に対して短めの板に乗ると、操作性が良くなりますが、安定性が低くなります。板は短い方が回転させやすいので、コントロールし易いといえます。
ただしスピードを出して滑る時などは安定感に欠けます。

結局のところ

 板の長さもそうですが、有効エッジを基準となる身長×70%よりも長くするか短くするかという問題は、ご自身のスノーボードスタイルによって異なります。
初心者さんはとりあえず、最初の板は基準に近いものを選ぶ方がいいのではないでしょうか。
 もちろん有効エッジだけで板の特性が決まるわけではありません。板の全長、フレックス、トーション等様々な要因によって乗り味が異なります。本当に自分にあった板を見つけるのはなかなか難しいですよ。
有効エッジについても、様々な要因の一つてしてお考えください。


有効エッジ

[参考] ・エッジ[Edge]
接雪長[せっせつちょう/Cntact Length]

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