14/15シーズン43日目 栂池高原スキー場 ヘリスノーボード

14/15シーズン43日目 栂池高原スキー場 ヘリスノーボード

5in天狗原

 みなさんこんにちは。エス氏です。GWのスノーボードトリップ最終日5/5は栂池でした。5/3-4は47で滑りましたが、最終日にしてようやく宿泊していた高嶺荘の近所である栂池で滑ることに。
 この日は天候によっては栂池でヘリスノーボードを楽しみたいと思っていましたが、天気予報では5/5は雨の予報。どうなることかと心配しておりましたが、前日に雨が降りこの日は良いお天気でした。
 バーベキューなら雨でも屋根があれば楽しめますが、ヘリスノーボードは晴れた方がいいに決まってますからね。予報の前倒しで雨が降ったのはある意味ラッキーでした。

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 春の栂池はリフト券売り場とゴンドラが激混みするイメージ。暇そうなチャラ男をリフト券購入のために派遣したところ、予想外にリフト券売り場は空いていた様子。高嶺荘のおかみさんに聞いてみたら、GWにもなると空いているようです。混むのは4月までなんですかね。

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 高嶺荘をチェックアウトする際、駐車場に車を置いておいていいか相談すると、快く応じてくれました。それどころか戻ってくるまで部屋に荷物を置かせてくれるとのこと。これはありがたかったですね。シーズン中は次のお客さんが来るのでこうはいかないようですが、この日は次予約もないということで部屋を使わせてくれました。
 ほんとこの宿最高ですね。

高嶺荘

栂池高原スキー場

 ゴンドラに乗り、ヘリスノーボードに参加するメンバーは中間駅で降りることに。滑るメンバーはそのままゴンドラで山頂まで上がりました。

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 9時前にゴンドラ中間駅でヘリスノーボードの申込み。予約は受付ていないようでした。受付で人数を伝えると、誓約書などの書類をもらい記入することに。合わせて整理券をもらいました。エス氏たちは14番。料金は1人14,000円となかなか高額です。

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 受付に用紙を提出して料金を払うと、ヘリに乗るチケットとワッペンをもらいました。ワッペンは毎年デザインが変わるようで、10年間で10枚のワッペンを集めると無料でヘリに乗れるとか。道程は長いですのう。
 この受付の時点でピコピコハンマーを忘れたことに気がつきました。ピコハンはいつも車に入れているのですが、今回は宿から歩いてきたのですっかり忘れていました。せっかくのヘリスノーボードなのにピコハンが無いなんて…。

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 中間駅を出てヘリポートで待機します。この山麓ヘリポートは標高952m、山の上の西山ヘリポートがある天狗原(てんぐっぱら)というエリアは標高2,204mのようです。
 9:30頃から待機していましたが、エス氏たちの順番が来たのは10:30頃でした。ピコハン取りに戻れましたね…。
 ヘリは10分もしないうちに往復してきました。案外サクッとした空の旅ですな。

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 中間駅の外には雪がなく、駐車場になっていました。ここまで車で上がると、リフト券を買わなくてもヘリに乗れるわけですな。ゲレンデ上部から中間駅まではすでに雪がなく滑って降りられないのですが、先ほどもらったワッペンを見せると下りのゴンドラに乗せてもらえるのです。リフト券いらなかったかな〜とも思いましたが、一日券3,000円のところを株主優待券を使って半額で購入しているのでまあ良いかと。優待券は二枚あり、メンバー8人全員分が半額になりました。日本駐車場開発の株主優待はなかなか使えますな。株持ってませんけど。

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 ヘリが降りてくるとかなり強い風が吹きつけてきます。係りの人から板や荷物が飛ばされないよう注意するよう案内がありました。

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 ヘリには5人まで乗れるので、6人組だったエス氏一行は2回に分けて乗ることに。順番がくると荷物を預け、待機位置に移動します。

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 順番待ちをしている場所から見ると、まるで生贄に捧げられているかのようでしたね。

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 ようやくエス氏たちの順番になりました。ヘリの席は決まっていません。早い者勝ちでした。前列右側が運転席、左側が助手席、後部座席は4つ。1番楽しいのは助手席のようで、希望者が複数いる場合はジャンケンなどで決めるようですが、今回手を挙げたのはエス氏のみ。また5人のうち4人がエス氏メンバーだったので、もう一人の方は遠慮してくれたのかもしれませんが。
 まあエス氏も助手席は仲間に譲りましたけど。

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 飛び立つと身体にGがかかります。エス氏は後ろの真ん中の席でGOプロを構えていましたが、上から押し潰されるような感じでしたのう。高いところが苦手なエス氏ですが、ヘリはあまり怖くありませんでした。とにかく速いという印象。飛び立ってからあっという間に山のまで行ってしまいます。ゴンドラに乗ったり歩いて登るのがアホらしくなるほどです。さすがは14,000円ですな。

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 山頂付近でヘリは旋回しましたが、これは乗客へのサービスだったんですかね。空からの眺めが傾いていくのは迫力がありました。フライト時間は短いですが、なかなかのエンターテインメントでしたの。

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 ヘリを降りるとそこは雪山の上。ヘリポートから少し離れたところに集合し、係りの人から注意事項の説明を受けます。所々にある矢印の旗に沿って進めばいいようですね。

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 遠くに日本海が見えました。天気が良く眺めは最高。

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 滑り出すポイントまでは15分程歩きます。ついにエス氏のバックパックに板を装着する日がきました。

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 登りではなく横移動ですが、標高が高いのでけっこう息切れしましたね。

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 途中雪に空いた穴を見つけました。下は水が流れています。誰かが踏み抜いてしまったのでしょう。

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 穴にはまると危ないですね。気をつけて歩いた方がよさようです。

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 山の頂はさらに上ですが、さすがに登るのは素人には無理かと。あの斜面を滑り降りるのも怖いですな。

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 茂みを抜ける辺りで、下から登ってくる人たちとすれ違いました。昨シーズンはエス氏も登りましたけど、なかなか大変でしたからね。みなさんお疲れ様です。

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 開けた場所に出ました。ここから滑れるようですね。

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 右手に見える山に見覚えがあります。昨シーズン滑り出したのもこの辺りだったのでしょう。

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 滑る前にひと休み。持参したビールを雪に埋めて冷やします。景色を眺めてのんびりしました。おにぎりでも持ってくればよかったですな。さすがに歩いて登る方がおにぎりは美味しいと思いますけど。

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 ビールを飲んでまったり。いや〜最高ですのぅ。

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 遠くに栂の森ゲレンデが見えました。あの辺りまで滑るわけですな。

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 矢印に沿って滑ります。開けていますが、雪面には縦に溝ができていてなかなか手強い斜面でした。昨シーズン滑ったのは栂池自然公園側だったので、今回とは違うルートでしたね。

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 仲間がはぐれないように、旗を目印にしながら滑ります。バックカントリー初体験の仲間たちは、ゲレンデとは違う自然の地形に苦戦しているようでした。まあエス氏もゲレンデ外を滑るのは慣れてませんけどね。
 今回滑っていて難しいと感じたのは、雪面の溝やうねりですね。ゲレンデにも凹凸はありますが、滑っているうちに掘れたものと自然にできたものとでは全然違いますなあ。転倒した場所の周りに木や石があったりもするので、やはりゲレンデで転ぶよりもリスクがあります。エス氏もかなり慎重に滑りました。バックカントリーで自在に滑れるようになるには、それなりに経験を積まないといけませんな。

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 しばらく滑ると山小屋にたどり着きました。小屋の向こうにはロープウェイの駅があります。昨シーズンはそこからスノーシューを履いて登りました。

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 ここからは連絡コースのようなルートを滑って降りることもできるようですが、そんな退屈そうなコースは滑ったことがありません。今回ももちろん道を外れて滑ります。

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 雪の上にあれこれ落ちていて、予想以上に汚れています。

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 滑りを楽しむというよりは、ゲレンデにはない冒険を楽しむ感じですな。

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 このルートを滑るのは3度目なので、だいたい地形は覚えています。

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 雪解け水が流れています。落ちたらえらいことになりそうですなぁ。

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 後半は斜度が緩くなり、スピードを落とさないように林を滑ります。

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 しばらく滑ると林を抜け、ゴンドラ降り場に出ました。冒険もここまでですね。存分に楽しめました。

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 カフェテリア栂の森でランチ。すでにお昼の時間になっていました。

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 ハッシュドビーフ930円。疲れた体には美味しかったです。
 そう、ヘリで上がって滑り降りてきただけなのに、エス氏はやたらと消耗していました。ゲレンデ外でいつもより慎重に滑ったからでしょうか。それとも二泊三日最終日に疲れが出たのか。
 GW最終日に最高のヘリスノーボードを楽しめて、もう今シーズンこれで終わりでもいいや、という気分にまでなったエス氏。それでもせっかくリフト券を買ったので、少しくらいは滑ろうと気力を振り絞りました。

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 つが第2ペアリフトに乗り、栂の森ゲレンデへ。エス氏たちが滑ってきた天狗原が見えます。

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 コース脇にあるコブへ。五竜47のコブよりも滑りやすいコブでしたね。パークは思ったよりも充実しているように見えました。

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 カフェテリア栂の森の前を通り、ハンの木ゲレンデ側へ。
 板を履くのも面倒だったので、ワンフットでさらっと流して滑りました。

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 ハンの木ゲレンデの下の方へは入れなくなっていました。まあ雪もありませんしね。

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 というわけでエス氏は一人でサクッと上がることに。疲れていたので宿で一眠りしようかと。

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 下りのゴンドラは窓が開いていて、気持ちのいい風が入ってきました。ふと思い立ち、窓から顔を出してみるとこれがいい感じでして。ヘリほどではないにしてもなかなか眺めがよく、水が流れる音も聞こえてきます。冬は寒いと思いますけどね。

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 仲間たちが戻ってくるまでに時間もあったので、ブーツを干しておくことに。
 そういえば3日目のソックスははっきりと臭かったです。消臭機能が働くのは初日のみで、それ以降はエス氏の足の臭さを消臭しきれないようですね。来シーズンからは素直にソックスを3日分くらい買い揃えておこうと思います。
 いや、今回も3日分のソックスは用意してましたけどね。そのうち2足は20年前にスノーボードを始めた頃から使っているので、擦り切れてさすがにもう寿命かなと。

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 高嶺荘のおかみさんにお礼をいって出発。来シーズンもお世話になります。
 帰りはおなじみの若栗温泉へ。どうせ帰りは渋滞するに決まっているので、のんびりお風呂に入りました。

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 風呂上がりに食べたコシヒカリモナカはなかなか美味かったですな。

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 国道へ下りて安曇野インターを目指します。昨年の地震の影響でいまだに片側交互通行とは。

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 安曇野インター手前のごほーでんという宿でおそばを食べました。

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 なかなか美味かったですね。薬味のねぎがいまだかつてないほど大量でした。

 その後は渋滞に巻き込まれつつ帰りました。女性二人を送り、自宅に帰った頃には日付が変わっていましたね。
 ぐったりと疲れましたが、GWの三日間、楽しい春スノーボードを満喫できました。もうシーズン終了でもいいのですが、ワープ要員玄米がまだ滑りたいようで、次回は5/16に奥只見に行く予定です。

【参考】
13/14シーズン 35日目 栂池高原スキー場&BCツアー初体験
11/12シーズン30日目 栂池高原スキー場

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2 件のコメント

  • >田中さん
    ありがとうございます(^^)スカッと爽やかなお天気だったのが良かったです。ワッペン10個集めたいですね*\(^o^)/*

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