オフトレ 登山編 谷川岳 百名山10/100

オフトレ 登山編 谷川岳 10/100

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 みなさんこんにちは。エス氏です。2015.8.15は谷川岳に登ってきました。今回は初めて女の子と一緒の山登り。スノーボード仲間のMちゃんですが、聞けば山登りはエス氏以上に経験豊富。この日の前日も日帰りで登りに行ってきたとか。なかなかやりますな。
 楽しみにしていた反面、白馬岳の下山で無理をしたダメージが全然回復していないという不安もありました。

装備

 二泊三日の準備をした白馬岳に比べると軽装です。着るものはレインウエア、薄手のジャケット程度。食料はカップラーメン、おにぎり1つ、ウイダーインゼリー1つ、水1.5Lです。
 日帰りで28Lの容量のザックは余裕がありますなあ。

谷川岳

 谷川岳は天神平スキー場から登る山ですね。Wikipediaによると、遭難者数が世界の山のワースト記録としてギネス認定されているとか。非常にデンジャラスな魔の山という印象ですが、一般的な天神尾根を通るルートを登るぶんには特に問題はありません。
 14/15シーズン初めて天神平スキー場で滑ったエス氏ですが、多くの登山客がいることが印象的でした。夏山とはいえまさか自分が登山客としてやってくることになるとは…。

谷川岳 Wikipedia
谷川岳ロープウェイ

アクセス

 早い時間に関越に乗ったので、高速道路は順調でした。上里SAで朝食。がっつりカツ重を食べました。

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 水上インターで降り、谷川岳方面へ進むと土砂崩れらしき跡が。前日はかなりの大雨だったようですな。くわばらくわばら。

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 7:30頃ベースプラザの駐車場に到着。

準備

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 駐車場で準備。エス氏は両足にベタベタと湿布を貼っていたのですが、筋肉痛はまだまだかなりの痛み。それでも登りはどうにかなると思うのですが、問題は下り。階段を下りるだけでもかなりの苦痛です。膝にテーピングもしましたが、果たして谷川岳に登れるものか。
 するとMちゃんが持っていたロキソニンをくれました。なるほど、これで筋肉痛はどうにかなりそうですぞ。

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 ロープウェイのチケットを買い、登山届に記入して提出します。

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 登山届の下部は下山届になっており、切り離しておいて下山したら提出する仕組みになっております。なるほど。

ロープウェイ

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 8:25土合口駅からロープウェイに乗りました。ちなみに土合はどあいと読みます。

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 駅を振り返ると、天神平スキー場の田尻沢コースの出口が見えました。土砂崩れか何かでしょうか、この日は進入禁止になっていましたね。

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 当然ですが、冬とは全然景色が違いますのう。

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 天神平駅に着きました。高倉山とレストラン側です。

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 天神峠リフトの乗り場です。動いていませんでしたね。

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 ここは冬には上級コースになるのですが、その面影なし。

登山開始

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 8:45登山開始です。

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 足元がぬかるんでいて滑りやすくなっていました。慎重に歩きます。
 ロキソニン効果で苦痛が和らいだエス氏。これならイケそうとすっかり調子に乗りましたが、別にパワーが回復したわけではないんですよね。後ろから付いてくるMちゃんからは玄米をはるかに上回る戦闘力を感じます。

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 左側を見上げると、リフト降り場が見えます。

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 右側を見上げると谷川岳。往復約5時間というコースタイムです。

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 見下ろすと田尻沢コースらしきものが。

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 9:30熊穴沢避難小屋に到着。けっこう暑くて予想以上に水を消費しています。
 ちなみに着ているのは半袖のシャツで、休憩中以外はこれで平気でした。

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 避難小屋から先は岩場の登りがキツくなります。帰りは大丈夫かと不安がよぎりますが、まあ登りは特に問題なしですね。ロキソニンは効きますねえ。

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 天神尾根から左側にはビンビンに尖った山が見えます。なんという山でしょうね。特に調べておりません。

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 10:05天狗のトマリ場到着。先は長いですな。

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 尾根の右側。新雪だったらよさげな斜面ですな。

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 10:35天神ザンゲ岩到着。暑いので、時折吹く冷たい風が気持ちよかったです。

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 10:50肩ノ小屋到着。

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 ここから先はガスっていて視界がイマイチでした。

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 11:05トマノ耳到着。

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 オキノ耳までさらに歩きます。

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 耳の間はけっこうな崖ですね。

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 11:20オキノ耳到着。本当はエス氏ポーズで撮りたかったのですが、人が多くて恥ずかしかったのでやめておきました。

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 トマノ耳の向こうにゲレンデが見えます。

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 11:40肩ノ小屋まで戻って休憩することに。

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 小屋のトイレの臭いを避けつつ、良さげな場所を発見。

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 小屋の裏からギンギンとんがり山方向への稜線が綺麗でした。晴れた瞬間を撮影しましたが、この稜線の右側(山頂側)はガスっていて、左側(ゲレンデ側)は晴れていました。

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 Mちゃんがテキパキとお湯を沸かしてくれました。ゆで卵もあります。

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 食後にはコーヒーを淹れてくれました。さすがベテラン。まあ前日は職場の仲間と山の上でモツ煮を作ったそうなので、この程度はチョロいのでしょう。

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 12:20肩ノ小屋を出発して下山開始です。ロキソニン効果で痛みはあまりないのですが、イマイチふんばりが利きません。パワーダウンしたエス氏に岩場の下りはなかなか手強かったのですが、ダブルストックの身体の使い方に慣れてきた様にも思います。後半は一気にペースが上がりました。

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 熊穴沢避難小屋を過ぎ、滑りやすい林道に気をつけながら歩くと、ようやくロープウェイ駅が見えてきました。
 14:00ロープウェイ天神平駅到着です。

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 14:15に下山届を提出し、ミッションコンプリート。

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 日帰り温泉のふれあい交流館で汗を流してから帰りました。

まとめ

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 谷川岳は岩場が多く転ぶと痛そうでしたが、慎重に歩けば特に難しいところはありません。登山道は大勢の人が歩いていて、道を譲ったり譲られたりは多かったですな。迷子や遭難の心配はなさそうです。夏に山頂まで往復するだけなら、ですけど。

 今回はMちゃんにもらったロキソニンが全てでしたね。情けない話ですが、ロキソニンなしで登れていたかはわかりません。
 彼女は山に慣れているだけあり、登りも下りもエス氏のペースに余裕で合わせてきました。むしろ彼女の方が早い様な気もしましたが、おいていかれるのも情けないのでエス氏が前を歩きました…。
 膝への負担を減らす歩き方を身につけつつあるのが収穫ですかね。

 サイクリング、白馬岳、谷川岳というお盆休みも終わり、少しは鍛えられたのでしょうか。日帰り登山にはかなり慣れてきた様に思いますな。百名山はこれで10座ですが、登れそうなところはどんどん踏破していきたいですね。
 これから秋にかけて少しずつ気温が下がり、合わせて装備も変わってくると思います。冬山に向けて身体も装備も慣らしていきたいですのう。

オフトレ 登山編 日本百名山 まとめ

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