どんどんインドア派らしくなくなっていきますな。 1スノーボード白馬BC

 みなさんこんにちは。エス氏です。2016.1.23-24は白馬にあるカラースポーツクラブのバックカントリーツアーに参加してきました。メンバーはワープ要員の玄米です。
 カラースポーツクラブは、主に白馬エリアでバックカントリースキーやスノーボードのガイド活動をしているクラブ。エス氏も13/14シーズンの春に初心者向けのツアー参加したことがあります。その時は1番初級の青色ツアーでした。カラースポーツクラブでは、初級の青から黄、赤、黒、紫と徐々にレベルが上がっていく仕組みになっています。
 今回は黄色のツアーでしたが、カラースポーツ代表の舎川さんが基本の基本から教えてくれる内容ということで参加することに。このツアーはフルマークスが企画したイベントで、パーマネントユニオンというブランドのPRを兼ねたものでした。

13/14シーズン 35日目 栂池高原スキー場&BCツアー初体験

COLOR SPORT CLUB

フルマークス

 COLOR SPORT CLUB代表の舎川さんという方は、白馬バックカントリーのパイオニアだそうで、なかなかスゴイ人のようです。普段は上級者向けのツアーをガイドしており、今回のように初級レベルのツアーガイドをするのは珍しいそうです。
 カラースポーツクラブのホームページから申込みをし、料金は事前に振込をしました。ツアー料金は21,600円(税込)で、保険料は込み。レンタルなどは別料金です。今回は2日間のツアーなのでカラースポーツに宿泊することも考えましたが、節約のため小谷村にある玄米の山小屋に泊まることにしました。

1日目

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 集合時間は8:00です。土曜日は早めに出発して7:30頃にカラースポーツに到着。玄米ワープが大活躍でした。風邪が治っていなかったので、玄米ワープは大助かりでしたね。現地で着替えてから受付をしました。

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 カフェに集合して8:00過ぎからミーティング開始です。舎川さんからツアーの事前説明があり、参加者の簡単な自己紹介。ガイド1名とツアーを企画したフルマークスから2名が参加。ツアー客は6人で、ボードとスキーが混在していました。

 少人数なのでツアー客同士でもあれこれ話はしましたが、バックカントリー初心者はエス氏と玄米のみでしたね。基本から教わるツアーに参加するレベルじゃない人たちばかりでした。
 Kさんというおじさんは気さくな人で、あれこれと話しかけてくれました。カラースポーツのツアーにも何度か参加しているようでしたが、今回は初めてスプリットボードで参加するということで基本のコースにしたそうです。今シーズン初滑りということでしたが、いきなりバックカントリーに参加する意味がわかりませんな。

 Nさんご夫婦はフルマークスの常連ということで参加したようです。特にご主人はバックカントリーの大ベテランで、10年以上のキャリアがあるとか。ご夫婦とも滑走日数が年60日で、そのうち半分はバックカントリーというガチな人たちでした…。フルマークスの2人もベテランで、なかりの腕前でした。
 そんな中エス氏と玄米、初心者2名がんばってきましたよ。

 さてミーティング。この日のコンディション、装備、食料などの説明がありました。装備についてはエス氏のビーコン、シャベル、ゾンデ、スノーシューは今回がデビュー戦。メンバーで道具をレンタルしたのは玄米のみでした。
 ビーコンについては、携帯の電波がビーコンの邪魔をするので必ず電源を切るように、という指示。機内モードにしてもGPSの電波がよろしくないので、電源を切らないとダメみたいですね。
 食料については水分が多いおにぎりは冷たくなってしまうからオススメできないそうです。我々はガッツリおにぎり買ってきましたけどね…。行動食を小まめにとるのがいいそうです。また暖かい飲み物もあった方がいいと。ふむふむ、エス氏は暖かい飲み物を入れるアイテムを持っていないんですよね。今度から用意しますわ。

 ミーティングの後は各自準備を整える時間がありました。初日は栂池から天狗原で滑るそうです。以前参加した時も天狗原で滑りましたね。昨シーズンはヘリでも滑りましたが、いずれも春。1月の天狗原はどんな感じなんでしょうか。
 集合してカラースポーツの車一台で栂池まで移動。このピコピコハンマーは何なんだと聞かれまくりましたが、大切なものだと回答しておきました。

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 栂池では2人1組で回数券を購入しました。珍しいことに色違いのセレクタを見かけましたね。

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 ゴンドラを降りたところで準備運動。その後でビーコンのチェック。

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 みんなで埋まったビーコンを探す練習をしました。その後は2人1組で練習。

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 いよいよ出発です。ロープウェイは動いていないので、つが第2ペアリフトに乗りました。ここで回数券がゼロに。

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 動いていないつが第1リフトの方に滑って移動。

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 圧雪された通路に出たところでスノーシューに履き替えました。ここはロープウェイ降り場から下ってくる際の連絡コースのようですな。
 MSRのスノーシューはつま先側のベルトがちと短くて使いにくいですね。登山靴を想定したサイズの様です。
 板を取り付けたザックを背負うとなかなか重いですな。

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 圧雪された通路を歩くのは楽チン。時々舎川さんのタメになる話が聞けました。ここだけ木が生えていないのはここが雪崩の通り道だから、という説明。なるほど…そんなことを考えて周囲を見たことはありませんでしたのう。

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 30分くらい歩くと休憩、というペースでした。ザックを下ろして行動食をとります。

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 ロープウェイ降り場の辺りに到着。以前参加した際はここがスタート地点でしたが、今回はまだ中間点。登りはここからが本番です。冷たくなったおにぎりを食べ、そういえば映画八甲田山にもおにぎりが凍って食べられなくなるシーンがあったような気がしました。学習しない男エス氏。

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 後半の登りはなかなか大変でした。オフに山登りをしていたエス氏ですが、3ヶ月以上登ってませんからね。久しぶりの登り、しかもスノーシューで板を担いでの登りは大変でしたね。玄米にいたっては汗まみれになって徐々に遅れる始末。低性能ミートテックは脱いだ方がよさそうです。この日は休憩も含めると3時間は移動していました。

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 ようやく登りきり、さて滑ろうというところで舎川さんから待ったがかかりました。他のグループの様子を見て、もう少し移動した方が良さそうだという判断。まだ歩くのか…。

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 と思いましたが、移動してみるとノートラックの最高の斜面が。さすがはベテランガイドですわ。さっそく滑る準備をしました。

 バックカントリーでは雪崩の危険があるので、滑るのは1人ずつ。他のメンバーはその様子を見て、万が一滑走者が雪崩に巻き込まれた場合、どの位置を探せばいいのか目星をつけなくてはならないということです。
 というわけでジャンケンに勝って1番に滑り出したエス氏ですが、途中無様に転倒。慣れない重量のバックパックに手こずり、この日はけっこう転びましたね。

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 不調なエス氏を尻目に絶好調の玄米。登りで死にそうだったくせに、滑りはじめると別人の様です。まあゲンテンの高価な板に助けられたのでしょうね。いままで玄米がスプレーを上げているところを見た記憶もありませんが、この日はオーバーヘッドのスプレーを上げていました。

 所々で集合しながら順番に滑ります。トラバースが必要なところでは、スキーヤーが作ってくれたラインを辿り、板を外さなくても移動できるようにしてくれました。

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 オープンバーンは序盤だけで、中盤以降は沢や林の中を滑る事になります。これがなかなか手強かったですね。沢の地形に対応できず転び、バックパックの重さに慣れないことからツリーランでは守りに入りまくりになってしまいました。

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 そんな感じで滑り降りてきて、最後は連絡コースからゲレンデに戻ってきました。レストランで休憩です。最後はゲレンデを滑って降りましたが、太ももが攣りそうになって驚きました。今シーズンここまで疲労したことはありませんでしたからね。

 カラースポーツに戻り、カフェでお茶を飲みながらみんなでおしゃべり。いやはや、なかなか苦戦しましたがパウダーは素晴らしかったですのう。これは楽しいですわ。メンバーもベテラン揃いで頼もしかったですね。
 この後は白馬の有名焼肉店の深山で宴会です。ちなみに深山はフルマークスが経営してるそうで。初めて知りましたわ。

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 宴会まで時間があるので、いったん玄米小屋に移動してから温泉へ。いつもの若栗温泉ですね。冷えた身体が温まりました…。

【長野県】若栗温泉 乗鞍荘【小谷村】

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 20:00から深山で宴会開始。スキーヤーが1人日帰りだったので、メンバーは合計8名。途中でフルマークスの従業員も加わりました。エス氏は体調不良もあり、酒は飲まずに運転手です。代行も考えましたが、舎川さんの話では、代行はなかなか頼めないそうです。夜遊びに繰り出した外国人客がよく利用するのでしょうか。
 フルマークス主催なだけはあり、食べ物はバンバン出てきました。玄米曰く肉はほぼ全種類出てきたようです。参加者のKさんは牛タンが好物らしく、深山の牛タンを見て驚いていました。この牛タンのクオリティはヤバい…!と興奮するKさん。確かに激ウマでしたね。

 舎川さんともあれこれ話すことができました。エス氏と玄米はそこそこ滑れているということで、慣れたら上のクラスにも参加できそうです。問題は体力ですが、舎川さん曰く体力はどうにでもなると。ジョギングすると効果テキメンとか。
 ふむふむ。まあ走るのは無理ですね。寒いので。少なくとも今シーズンは黄色レベルで経験を積みたいと思います。カラースポーツで富士山を滑るというツアーもあるので聞いてみたところ、この日の3倍キツい程度の様です。うん、無理ですね。富士山のどこまで登って滑るのかと思ったら、基本的に山頂からだとか。富士山には何度か登りましたが、板を担いで登る自信は全くありませんのう。

 宴会も終わり玄米小屋へ。フルマークスのおかげで会費は格安でした。この時点で大満足だったので、もう明日は参加しなくてもいいくらいの感じでしたが…肉も食ったしがんばって参加することに。

2日目

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 朝起きると身体に疲労感がありましたが、体調が悪化しなかったので良しとしましょう。玄米小屋の前でもけっこう積もっていました。

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 前日と同じく8:00にカラースポーツに集合。 この日は高いところへは登らず、低いところで滑るとのこと。どうやら登りは前日よりも楽なようです。場所は白馬乗鞍。

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 車に乗って移動。乗鞍の駐車場は混んでいましたね。

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 体操とビーコンのチェックの後、アルプス第3高速ペアリフトへ。回数券は舎川さんがみんなの分を用意してくれました。リフトに乗る際はバックパックを降ろす様ですね。背負ったまま乗ったので窮屈でしたわ。

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 リフトを降りると凄まじい強風。にもかかわらず、バックカントリー装備の人だかりが。

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 ゲレンデの外に出ます。そういえば以前この場所でバックカントリーを滑ろうとする友達に偶然出くわしたことがありました。数年後、まさか自分がビーコン持ってここにくるとは。

 看板の先から登りがはじまりました。板は手に持ったままです。立っていられないほどの強風が左側から吹きつけて、エス氏のゴーグルはあっという間にレンズの内側が雪にまみれてしまいました。この弱点は八甲田で発覚したのもですが、やはりバックカントリーでは使い物になりませんのう。予備のレンズはありましたが、とても交換できる状態ではありません。どうやら予備のゴーグルが必要ですの。

 強風の中必死になって舎川さんの後を追います。途中バックパックからピコピコハンマーが落ちたことに気がつきませんでしたが、後からくる玄米が拾ってくれました。ハンマーが落ちない工夫が要りますのう。
 登りはすぐに終わりましたが、この強風にはくじけそうになりましたね。その強風もすぐに止みましたが。

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 まずは一本滑ろうということで準備。この辺りは若栗南と呼ばれるエリアのようです。栂池のゲレンデが見えますのう。目の前には良さげな斜面が広がりますが、舎川さんが待ったをかけました。人がどんどんきているから、どうせならもう少し移動してノートラックを滑ろうと。

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 正直早いとこ滑りたいと思っていたのですが、移動してみると納得の斜面。最高でしたね〜。晴れ間が見えたのはこの時だけでした。

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 滑った後は登りです。今回はこの若栗南エリアを登り返して滑ることを繰り返しました。

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 他のガイドツアーが滑っているところも見かけましたが、我々が滑った斜面に比べるとイマイチなラインだったと思います。ガイドの力量の差がハッキリと出ますね。

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 登りはキツかったのですが、同じところを2回目に登る際はずいぶん楽に感じました。足元が踏み固められているからだと思います。
 登り切ると通路らしきところに出ました。雪が無ければ道路なのでしょう。ここを進むとスキー場まで戻れそうです。

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 入口が狭く急斜面。ここは雪も深くて最高でした。動画ではカメラに少し雪がついてしまいましたけどね。

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 雪はバンバン降っていて、休憩しているとザックがこの有様でした。

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 ちなみにポケットに入れておいたポカリは凍ってシャーベット状になっていました。暖かい飲み物が欲しいですのう。
 登り返してそろそろゲレンデ側に戻ります。

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 先ほどの急斜面からもう少し進んだところからスタート。比較的ゲレンデに近いようで、他のスノーボーダーたちも見かけました。中にはバックパックを背負っていない連中もいて、舎川さんがゲレンデに引き返すように注意していました。こういうアホは一定数いるものですのう。

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 最後の一本。エス氏は順番的に最後に滑りましたが、これがよかったですね。玄米等が滑ったラインを見ながら、舎川さんにどこがいいか確認すると、もっと向こうの斜面がいいと教えてくれました。動画のラストでトラバースしてから滑る場面ですね。ここも最高でしたわ〜。

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 最後はスキーヤーのラインを辿りながら滑り、乗鞍のはくのりファミリーコースに合流しました。無事に帰ってこられましたね。

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 ゲレンデのレストランで休憩してからカラースポーツに戻りました。カラースポーツではホットドッグを食べましたが、まあそれほどでも。
 今回のイベントはPermanent Unionのプロモーションでもありましたので、舎川さんからフルマークスの人にあれこれと要望を伝えていました。その話を聞いていると、このウェアはなかなかに拘って作られたモノだと感じましたね。高そうですが、ちょっと欲しくなりました。春用にビブパンツでも買おうかと思っていたので、Permanent Unionは候補の一つですな。

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 帰りは長野まで移動して国民宿舎松代荘へ。ここの温泉は錆びのような感じですがとても暖まりますな。

国民宿舎松代荘

 さて2日間のバックカントリーツアーはかなり満足度の高いものでした。パウダーが滑れたのも最高に面白かったのですが、厳冬期のバックカントリーを経験できたことが今回の一番の収穫でしたね。バックカントリーエリアで滑る経験は、前回参加した春のツアーやヘリスノーボードでもありましたが、やはり厳冬期のバックカントリーとは違いますね。
 というわけで今回エス氏が学んだことをご紹介します。

・登りでかいた汗はすぐ冷える。
・予備のゴーグルが必要。
・登りではサングラスが便利。
・あったかい飲み物必要。
・ウェアは上等なものが欲しい。
・がっつり食事休憩はない。軽いものをこまめに食べる。
・ガイドの力量によって満足度が大きく異なる。

 自己満足ヒャッホー動画がまた一つ増えてしまいましたね…。

 バックカントリーはお金がかかる遊びでリスクもありますが、頑張った分だけ楽しむこともできます。そのためにはしっかりとしたガイドツアーに参加する方がいいでしょうな。今回は舎川さんのガイドのおかげで楽しく滑れました。仮に玄米と2人でガイドなしで山に入ったとしても、とても同じようには楽しめなかったと思いますからね。

16 スノーボード白馬BC

 ガイドツアーに参加するという前提で、バックカントリーに必要なものは滑走技術、体力、装備ですな。 滑りの技術は大事ですね。少なくともゲレンデのパウダーが滑れないレベルでバックカントリーにきてしまうとエライことになると思います。エス氏自身もザックの重量に苦戦したので、ゲレンデでもう少し腕を磨きたいですな。
 登りは慣れもあるかもしれませんが、基本的には体力勝負かと。登りで力尽きてはせっかくのパウダーが楽しめませんからね。今回の3倍キツイという富士山ツアーにも参加できるような体力が欲しいですな。
 装備については今回いろいろ勉強になりましたね。やっぱりバックカントリーでは高性能なアウターウェアを着たいですのう。ウェアは来年になると思いますが、それ以外にもあれこれ道具を買い揃えて次回に備えます。

 というわけで大満足の厳冬期バックカントリーツアーでした。次は新潟の湯沢へ滑りに行ってきます。湯沢高原と湯沢中里。どちらもはじめて滑るゲレンデなので楽しみですのう。体調不良が長引いているので、そろそろしっかり治したいですね。

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