調子に乗ると痛い目にあう。
みなさんこんにちは。エス氏です。2016.9.17は会津駒ヶ岳に登ってきました。三連休の初日ですが、どうも天気がよろしくない様子。当初は会津駒ヶ岳の後に磐梯山と吾妻山にも登るつもりでしたが、雨の中を登るのは蔵王山でこりましたからね。とりあえず天気が安定していそうな9.17に会津駒ヶ岳だけ登ることにしました。
予定していた三山の中では、会津駒ヶ岳が一番手強そうな感じ。油断すると武尊山や鳥海山の様に痛い目にあいますからね。気合を入れて登ることにしました。
自宅を出発したのは3:20。元々3:00まで寝てるつもりだったのですが、少し早く目が覚めてしまいました。会津駒ヶ岳までのルートは、東北道で西那須野インターまで行き、そこからは下道を90kmも走るというものでアクセスは悪いですね。泊まりで行きたかったですわ。
東北道の佐野SAで朝食。ここは冬の東北一人旅で佐野ラーメンを食べてがっかりした思い出があります。今回は山菜うどんとねぎ飯を食べました。味はともかくボリュームは十分でしたわ。
6:00西那須野塩原インターを降りて東へ進みます。ここからが長いんですよね。
眠くなり、途中の路肩で仮眠。車を停められるスペースはあちこちにありました。
遠いなー。途中いくつかの道の駅といくつかのスキー場を通り過ぎました。あちこち滑りに行っているエス氏ではありますが、この辺りのゲレンデに来ることはまあないでしょうね。
ようやく檜枝岐村に到着。今回は滝沢登山口から登ります。登山口方向へ進む曲がり角を見逃さないよう注意が必要ですな。
細い道を登っていくと、車が路駐されているのが見えました。こりゃエス氏も路駐でしょうか。
登山口の手前、車で進める一番奥の駐車場はすでに満車でした。
少し道を下ったところ駐車スペースが空いていたので助かりましたわ。到着したのは8:00でした。
駐車場で準備をして、道路を歩いて進みます。進入禁止の先に登山口がありました。
滝沢登山口です。村役場の人でしょうか、登山客をチェックしている風な人がいました。登山カードに記入して箱に入れます。
8:30出発。いきなりの急階段はきついですの。
階段の後も登りの連続。山登りは東北一人旅以来で疲労もなく体調は万全ですが、正直序盤は緩やかにはじまって欲しいですわ。
ところどころで山頂までの距離を案内してくれるのはありがたいです。途中で速いペースのカップルに道を譲りました。よくもまあスイスイ登れるものです。
9:40特に面白くもない登山道を進むと、最初のチェックポイントとも言える水場に到着です。先ほどのカップルが休憩していました。エス氏は休憩なしで進みます。そういえばランチ以外で座って休憩することは少ないような気がしますね。
木々の隙間から後ろを振り返ってみましたが、特に眺めは良くありませんな。
登山道は整備されていて、迷子になる心配はありません。
鈴の音が背後に迫ってきました。先ほどのカップルです。やはりペースが早いですね。この時何故か、二度も抜かれてたまるか、という気分になりました。エス氏もペースを上げます。なんせ日帰りですからね。明日に余力を残す必要はないのです。
周りに木がなくなると、一気に視界が開けます。背後のカップルと同じようなペースで登りましたが、けっこうイケるもんですな。
少しずつ色づいてきているのでしょうか。
途中眺めの良いところにベンチがありました。疲労もあり少し休憩したい気もしましたが、とっとと登ることに。
駒の小屋が見えてきました。この山小屋は完全予約制だそうです。
10:30小屋の前に到着。ここはベンチとテーブルがあり、休憩には良い場所ですね。というより、ここまでの登山道でランチ休憩できるようなスペースはほとんどありませんでしたわ。
休まず山頂に向けて進みます。もう背後にカップルは見えなくなっていました。
ここまでくれば山頂まであと一息。
山頂手前の分かれ道。ここは木の歩道がツルツルで歩くのに神経を使いましたわ。
10:45山頂到着。割とサクッと登れましたな。
山頂はあまりスペースがなく、休憩できるような感じではありませんでした。
というワケで、小屋まで戻って休憩することに。
うーん、やはりあまり良い眺めではありませんのう。
11:00小屋の前まで戻るとちょうどテーブルが空いていました。
今回はカレーヌードルです。ここまで登ってきたちびっ子がエス氏を見て「ママ〜カップヌードル食べてる人がいるよ〜」ですと。どういう意図での発言だったのか、エス氏には量りかねました。
休憩中、気がつくとグローブが片方行方不明になっていました。どこかで落としたのでしょう。ワークマンで買った安物のグローブですが、年内は使うつもりだったのに。
ちなみに今回は新しく買ったザックを背負ってきました。もちろんマムートです。今後一泊、二泊という登山をすることになるでしょうから、今までより大きい40Lのザックを買ったのです。
このザックは背中の部分にフレームが付いていて、ザックが背中に密着しないので蒸れずに快適です。背負い心地も良く、なかなか気に入りましたぞ。
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価格:21,578円 |
山頂写真で着ているシャツも新しく買ったものです。これもマムート。秋は半袖では寒そうですからね。この長袖シャツは薄手のものですが、これ一着で暑くもなく寒くもなく、快適に登山出来ましたわ。ちなみに身長173cmのエス氏はSサイズでぴったりでした。
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MAMMUT(マムート) COMFORT 4S Zip Longsleeve Men カラー：5118 (mammut_2016FW) 価格:9,720円 |
ボロくなってきた登山靴はスノーボード仲間のGさんに借りた接着剤で補修しました。これで年内は保ちそうです。
11:25下山開始。サクッと登ったので、帰りもサクッと下ることに。
12:00水場到着。いいペースですが、さすがに足が悲鳴をあげてきました。
12:50滝沢登山口まで戻ってきました。ペースを上げすぎたのでしょうか、これほど膝が痛んだのは武尊山以来です。ちょっと調子に乗りすぎましたかね。
登山カードを提出した際、下山カードを切り取るようになっていました。下山したら提出するという仕組みですね。
会津駒ヶ岳【滝沢登山口】コースタイム 登り2:15 下り1:40
エス氏的にはかなりのハイペースでした。このペースでも膝が壊れないようになるのが今後の目標ですかね。
帰りは木賊温泉（とくさおんせん）に入ることに。西那須野塩原インターまでの長い道のりの途中、温泉はいくつもありましたが、その中で木賊温泉を選んだのは、漢字が読めないからです。木賊でとくさ。これは読めないでしょ。読めない地名は地方感があっていいですな。
さて木賊温泉ですが、温泉街のようなものはありませんでした。宿はいくつかありました、寂れてる感がすごいですね。岩風呂や露天風呂に入ってみたかったのですが、仕組みがいまいち分からず。どうやら公共の駐車場は一ヶ所しかなく、それぞれの風呂へは歩いていかないとダメみたいでした。面倒くせえな。
というわけで、駐車場の目の前にある公共浴場広瀬の湯に入ることに。
無人。券売機で大人300円の券を買って入る仕組み。誰もいないので買わなくても入れましたが、小銭をちょろまかすようなセコさはエス氏にはありません。
貸切状態。熱すぎずいい湯加減でした。無色透明な湯でさっぱりと汗を流せましたわ。ちなみに隣の敷地の建物から浴場が丸見えでした。この辺りの旅館に泊まり、会津高原のスキー場を滑るという冬の一人旅があってもいいような気がしましたね。
西那須野塩原インターまで走る途中、どこかで食事をしようと思っていたのですが…。潰れているのにデカデカと看板を掲げている店はどうにかならんもんですかね。入ってみようと思ったら潰れていた、というパターンを何度か繰り返すと、アホらしくて高速道路のSAで食べようという気分になってしまいます。営業している店も建物がボロかったりして、本当に営業しているのか疑っているうちに通り過ぎてしまうと。せめて潰れた店の看板を撤去してくれれば、営業している店が判別できるようになるのですが。これでは地方に金を落とせませんわ。
で、東北道の上河内SA（上り）で宇都宮餃子を食べてきました。先日餃子を食べる気満々だったのに満席で食べ損ねたばかりだったので、ようやく餃子欲を満たすことができましたわ。まあそれほど満たされはしませんでしたけど。
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