【お宿 花かんざし】岳温泉にある料理と温泉そしておもてなしが素晴らしい宿でしたな

みなさんこんにちは。エス氏です。今回は福島県の岳温泉にある宿、お宿 花かんざしをご紹介しますよ。スキー場へのアクセスも良く、食事や温泉も素晴らしい宿でしたな。良い面もあれば改善の余地のある面もありましたぞ。

予約したプランは「【1泊2食付き】花かんざしのスタンダード「福島・東北のこだわりの食材を使用した創作料理」」です。部屋タイプは「【禁煙】露天風呂付き客室【撫子なでしこ】(knade)×1部屋」で料金は1人34,100円(税込)です。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりもしますぞ。

お宿 花かんざし

花かんざしは福島県の岳温泉にあり、東北道の二本松インターからアクセスしやすい立地ですね。あだたら高原スキー場や二本松塩沢スキー場までは宿から約10分とすぐの距離。箕輪スキー場は約25分、沼尻スキー場は約35分の距離なので、スノーボードトリップの宿としては使いやすいかと。

岳温泉の通りを登る途中に花かんざしがあります。宿の前に車を停めると、すぐにスタッフが出迎えてくれましたよ。荷物を運んでもらい、車も移動させてくれました。

総部屋数8室と小宿ではありますが、館内はなかなか広いですね。木造建築の建物ですな。

売店にはアウトドアシューズなども販売されていました。安達太良山への登山客も多いのでしょう。

靴を脱ぎ、ロビーでチェックイン手続き。荷物は部屋まで運んでくれました。チェックインは15:00から、チェックアウトは11:00までとなっております。

おしぼりに抹茶と玉羊羹を出してくれました。エス氏は玉羊羹を食べるのはこれが初めて。おっかなびっくり風船を割って食べましたが美味しかったですね。

ロビーには日本酒が置いてあり、なんと15:00〜21:30までただ飲み放題です。最高かよ。

風呂上がりに酒を飲みにきましたが、他にも温泉たまごやおしぼりもありましたぞ。

お部屋に案内してもらいました。館内は畳敷きですね。途中大浴場があり、その前が休憩スペースとなっていました。

休憩スペースには安達太良山の伏流水や白桃のジャスミンティーの他にみかんも置いてありましたよ。

大浴場からさらに奥へ。

エス氏の部屋は103撫子です。

踏込は板の間でした。

主室はそれほど広くはありませんが十分快適ですね。部屋まで案内してくれた女性スタッフは可愛らしくてとても感じが良かったですね。花かんざしはスタッフの接客態度がみなさんとても素晴らしく、宿泊客をもてなそうという感じが好印象でしたぞ。

TVの隣には冷蔵庫にポットなどが置いてあります。

広縁的スペースにある椅子はなかなか快適でしたのう。

広縁の脇には洗い場があります。

外に出ると部屋付きの露天風呂がありますよ。良い雰囲気でしたし、なんと言っても湯が良かったですね。湯の花浮まくり。温度もちょうど良く、文句なしの部屋風呂です。

クローゼットはやや小さめでハンガーも少なく、スノーボードトリップではちと不便でしたな。

入口の脇がトイレと洗面。設備的な不具合なのか、トイレの水が流れにくいのは気になりましたね。その他気になったのはお部屋の室温がもう少し高いと快適だったかなと。お部屋に限らず館内は総じて肌寒かったのですが、これは古い建物だから仕方ないのでしょう。Wi-Fiはまあ使えましたね。部屋の鍵が2本あるのはOKです。

荷解きが済んだら大浴場へ。フェイスタオルは脱衣所に置いてあるので、部屋からはバスタオルを持参します。お風呂用のカゴが部屋に置いてあるのは便利ですな。ちなみにバスタオルが部屋に何枚か置いてあるのもナイスです。

内湯はやや熱めでしたな。白濁しほんのりと香りがする良い湯でしたわ。

大浴場は18:30に男女入れ替えとなります。エス氏が入った時間帯は男性風呂の方に露天風呂がありました。この露天風呂は雰囲気も良く長湯できる快適温度が実に素晴らしかったですね。う〜ん最高。

湯上がりはロビーで無料の日本酒を飲みまくりましたぞ。部屋で飲む場合、ルームサービスはありませんが注文すれば持ってきてくれるそうです。ロビーにあるカフェでもお酒は飲めるようですね。まあエス氏はただ酒を飲むことにしましたけど。

夕食の時間は選ぶことができましたが、エス氏の定番18:00にしてもらいました。時間になるとスタッフが部屋まで迎えにきてくれますよ。個室での食事となります。給仕は外国人の女性でしたが日本語が堪能でしたね。地元民のように訛っていましたがそれが可愛らしかったですのう。以下料理の写真です。

最初に出てきた食前温スープからしてメチャ美味かったです。

薫製のメープルサーモンは口に入れた瞬間からいい香りがして酒が進みましたな。

お酒のメニューも日本酒にワインに充実してましたぞ。料金高めの宿で酒のメニューがショボいと興醒めなのでこれは嬉しいですね。とりあえずの日本酒3酒飲み比べセット。左端の「おだやか」は紹介文の通りメロンを感じさせる香りでしたな。


ひらめのライスマリネ、これはなんなんでしょうね、胡椒の粒のパンチが効いていてフレッシュな香りが楽しめ、やたらと美味かったですのう。

二本松の郷土料理ざくざく汁。季節前の蕗の薹はいささか苦めでしたが、これはフツーに旨いすね。

続いては鰆の春巻き。身がぎっしりって感じで美味しかったですのう。

料理が旨いと酒も進みますのう。

福島のブランド鶏、伊達鶏のつみれの塩麹鍋。う〜ん旨い。ツミレも大根もスープもマジ最高でしたね。

低温調理した福島牛のサーロイン。美味しいに決まっているじゃないですか。

ご飯にみそ汁とお新香も文句なし。

デザートは焼き芋菓子。これは超マジ美味かったですね。お料理はどれも美味しくて大満足でした。ボリュームもちょうど良く、最後まで美味しくいただくことができましたぞ。

部屋に戻ると布団が敷いてありました。布団は快適でしたが室内はいささか肌寒く感じましたのう。また部屋の外の足音が響いてきたりもしました。

朝食は8:00か8:30選べたので8:00にしてもらいました。基本的に朝食は維持番早い時間にしてもらいますが、これはすぐに滑りに行きたいからではなく、食後にダラダラしたいからですな。


こちらは凍み餅(しみもち)という食べ物で初めていただきましたが、いささか微妙でした。

こちらは福島の郷土料理という鯨の粕汁。これは美味いですね。品数豊富に見えてボリュームは多くないのでちょうど良いですな。どれも美味しく、花かんざしは食事に関しては満足度が高い宿ですわ。

食後はフロントでコーヒーが飲めるということでしたが、部屋のコーヒーで十分でしたわ。

花かんざしは食事と温泉が抜群で、スタッフの対応も素晴らしい宿だと思いますな。いささか気になる点としては館内が若干寒いところや音の問題など、建物のハード面かなと。気にならない人もいると思いますけど。想像ですが、スタッフの方たちは訛りからしておそらく地元の人なのではないでしょうか。彼らは寒さに対する耐性が高く、館内が暖かくなくても何も感じないのではないかと。寒さに弱いエス氏的には館内の気温がもう少し高いと快適でしたかね。気になる点はあるものの、それを上回る魅力があり、リピートしたくなる宿ですな。


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