みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の茅野市にある蓼科 親湯温泉をご紹介しますよ。大正15年に創業した老舗の温泉宿ですな。大規模なリニューアルを経て、現在はかなりイケてる宿になっております。リニューアル前は知りませんけど。スノーボードトリップの宿としては白樺湖エリアへアクセスしやすく、なかなか便利な立地ですぞ。親湯温泉ははっきり言っておすすめです。
白樺湖エリアが近いと書きましたが、一番近いゲレンデはピラタス蓼科スノーリゾートで、車で15分ほどの距離です。エス氏は北横岳登山の帰りに親湯温泉に日帰りで入浴にきたことがあるくらいですからね。続いてしらかば2in1も20分程度でアクセスできますよ。まあ実際には蓼科東急スキー場が10分くらいの距離なわけですが、あそこはスルーしてもいいかな。。ちなみにエス氏が宿泊した際はコロナ対策でしょうか、日帰り客は受け入れていなかったと思います。
親湯温泉はビーナスラインから脇道に入ったところにあります。雪道を慎重に運転していると、親湯温泉の方から3人の男性が歩いてきました。エス氏の車とすれ違う際に、驚いたことにこの3人の男性たちは立ち止まってエス氏の方にお辞儀をしてくれましたぞ。宿の従業員の方だったのでしょうが、こんなことは初めてですな。この時点でおもてなし感ハンパなし。
宿の目の前を流れる滝ノ湯川を渡る橋の辺りでスタッフが出迎えてくれます。
車をエントランスの前まで誘導してくれ、荷物はすべて部屋に運んでくれましたよ。
エントランスに検温機があり、体温を測ってから館内へ。
フロントがありますが、奥のラウンジに案内してもらいました。
ちなみにフロント前の売店はお土産やお酒などがかなり充実しておりますぞ。
Library Loungeには約3万冊の蔵書があるそうです。様々な種類のソファもあり、自分好みの場所で読書を楽しむことができますよ。
Barもあるのでお酒も一緒に。
花も花瓶もなかなか立派なものですな。
まずはウェルカムドリンクでスパークリングワインをいただきました。
チェックインの手続きを済ませ、部屋に案内してもらいました。エス氏が予約したのは蓼科倶楽部という親湯温泉のスイートルームです。Library Loungeからフロント側へ戻り、エントランスの脇から別棟に移動します。
途中で岩波文庫の回廊を通ります。両面の壁に岩波文庫がびっしりと並んでおりましたぞ。
奥に進むと自販機スペースがありました。ハーゲンダッツも売っていたような。
大浴場などがある棟はもう少し和風な感じもするのですが、蓼科倶楽部がある棟はモダンな感じですの。エス氏が泊まったのは452号室です。
部屋の入り口でスリッパに履き替えます。スリッパは室内用と共用部用がありましたよ。
こちらがリビングです。さすがスイートルームって感じですね。部屋は暖かく、Wi-Fiもバッチリ使えました。
暖炉もありますよ。(確か)ガスで点火するので簡単に操作できます。
そういえば各種リモコンは消毒されてビニール袋に入っていましたよ。感染対策もここまでするんですね。
リビングの脇。冷静に考えると使い道のないスペースなのですが、雰囲気は抜群に良いですの。
バルコニーに出てくつろいでみたいところでしたが、外が寒すぎて断念。
ちなみに外をみるとこんな感じです。アプローチの橋を右側に見る位置に部屋があります。
逆に橋の方から見るとこの建物になりますぞ。
こちらはベッドルーム。
USBのコンセントがあるなんて。
入り口の脇にあるクローゼットと戸棚。
戸を開けると冷蔵庫と流しが出てきます。
その奥はトイレにシャワーブースですね。正直部屋についてはなんの不満もありませんでした。てか最高。
客室にあった作務衣に着替えて大浴場へ。Library Loungeの奥にあるエレベーターから大浴場に移動します。ちなみにバスタオルがやたら分厚くてかさばるのですが、その分肌触りがとても良かったですね。
エレベーターの手前にある壁にはトリップカードと呼ばれるものが並んでいました。
近隣の観光施設などがそれぞれのカードに書かれていて、好きなカードを選んで自分だけの旅のプランを作ることができるようになっているんですよね。これは素晴らしいアイディアだと思いましたぞ。
大浴場がある建屋は蓼科倶楽部とは別棟になるのでいささか距離はありますな。館内のいたるところに本棚がありますのう。
大浴場は男女の入れ替えなどはありませんでしたね。他にも貸切風呂があります。
更衣室の棚は使用禁止のところもあり、密にならないように気を使っているようでした。まあ空いてましたけどね。
浴室は畳敷きです。珍しいですのう。
広々とした浴室はそれだけでも気持ちが良いですわ。
こちらは露天風呂。無色透明で、エス氏としてはもう少しがっつりとおなら(硫黄)臭い湯が好みではありますが、このくらい開放的な露天風呂だとやっぱりリラックスできますな。塀に囲まれた露天風呂もありますからねぇ。
湯船から身を乗り出せば眼下に滝ノ湯川が流れてますよ。
風呂上がりにはLibrary Loungeにあるバーに立ち寄りました。お正月なので枡酒を無料で振舞ってくれましたぞ。
ただなら飲みまくるしかありませんな。なおスマホをポチポチしていただけで3万冊の蔵書には指一本触れませんでしたけど。
夕食の際も大浴場と同じ建屋に移動しました。そう考えると移動距離の長い客室だったかもしれませんね。
食事は個室で。お品書きには「蓼科 山キュイジーヌ」と書いてありましたな。宿の予約をするときに時々見かけるキュイジーヌとはフランス語で料理のことを意味するそうです(フランス語ペラペラのヨーロッパスキーガイドの友人JMに聞きました)。んじゃ山料理って書けや。
飲み物のメニューはやたらと充実してましたな。
ソムリエもいましたが、自分で地元長野のワインを選びましたよ。うまうま。以下料理の写真です。
山キュイジーヌはしりませんが、料理はどれも抜群に美味かったですね。蓼科牛のフィレステーキはとても柔らかくてワインとよく合いました。締めはスープカレーかお茶漬けを選ぶことができましたが、さっぱりしたお茶漬けにしましたがこれも文句なし。完食できるボリュームだったのも満足感が増して良かったですな。
寝る前に貸切露天風呂の天与の湯に入りましたよ。ここは本来女性専用の露天風呂なのですが、夜間は誰でも入れる貸切風呂になるのです。
脱衣所は屋根や壁があるものの、オープンな空間となっておりまあまあ寒かったです。
露天風呂は貸切にしては十分な広さがあり、湯加減もよくてのんびりくつろげましたぞ。
朝食も同じ個室で食べました。白い鍋は湯豆腐ですね。
お正月だったのでおせち料理も出ましたよ。
個室の外にはサラダバーもありましたが、正直朝からボリュームがあってサラダバーまで手を出す気にはなれませんでしたな。
はっきり言ってどれも美味しかったです。朝からお造りは珍しいですな。お雑煮まで出てきたらもう食べきれません。さすがに完食は諦めました。
そういえばLibrary Loungeでは餅つきをしており、つきたてのお餅を振舞っておりましたが、お腹いっぱいで到底食べる気にはなれませんでしたな。
蓼科 親湯温泉、最高ですね。本のイメージが強い気がするものの、まったく読書をしなくても文句無しに満足できました。今回はスイートルームの蓼科倶楽部に泊まりましたが、女の子受け抜群だと思いますよ。絶対喜ばれると思います。蓼科倶楽部ではなくてもサービスや食事、温泉のクオリティが高く、一般の部屋に泊まっても十分に満足できるのではないでしょうか。スノーボードトリップの宿としてもゲレンデにアクセスしやすく、ホント文句無しの宿だと思いますわ。これは一度は泊まるべきですぞ。エス氏もまた泊まりたいと思います。女の子と。楽天ポイント貯めよ。
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