あずみ野F1パークはスノーボードトリップに絡めてみても面白いかも

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県安曇野市にあるあずみ野F1パークをご紹介しますよ。あずみ野F1パークは長野自動車道の安曇野インター近くにあるレンタルカートサーキットですぞ。はっきり言ってスノーボードには直接関係ありませんが、スノーボードトリップに絡めるとけっこう楽しいと思うので記事にしてみました。

あずみ野F1パーク

 安曇野インターからは車で5分程度の距離です。セブンイレブンに隣接しており、駐車場も繋がっています。パーク内には出入り自由なので、セブンイレブンと行き来できるのはとても便利でしたね。

 あずみ野F1パークとは、カートに乗って気軽にサーキット体験ができる実に面白い施設です。エス氏は先日マツザワ師と2人でカート初体験をしましたが、予想をはるかに超える楽しさでしたわ。

 料金は1ラウンド2,300円(ビジター)で、7分間走行できます。4ラウンドだと6,300円ですね。メンバーになると少し安くなります。7分てけっこう短いなという印象ですが、実際やってみると相当にハードでして。7分間はちょうどいい時間でしたわ。ウェイクボードも1ラウンド15分は短いと思っていましたが、やってみるとキツすぎて地獄のような15分だった、という感じを思い出しました。

 そんなことは知る由もないエス氏とマツザワ師は4ラウンドで遊ぶことに。結果的にはいい選択でしたね。料金を払うと、ヘルメットとその下に被る目出し帽、そしてグローブ(というか軍手)を貸してくれます。なにやら気分が盛り上がりますね。エス氏のヘルメットは赤。なんか3倍速いかなと。スタッフに一通り説明を受け、さて実際に走ってみましょうか。

 エス氏たちだけで走るわけではなく、よそのグループの人たちとも一緒に走りましたよ。なんせ初心者ですからね。人様の邪魔にならないように気をつけなければ。第1ラウンドではエス氏たちの他に4人ほどいたでしょうか。そのうち3人は家族で、子供が2人いました。ちなみにマツザワ師は一応サーキット経験者ということでした。ミニバイク?で走ったことがあるとか。

 さあマツザワ師と勝負!という意気込みは微塵もありません。普通なら負けないぞ〜みたいなテンションだと思うんですけどね。マツザワ師を知っている人はわかると思うんですけど、正直同じ土俵で(しかもカートとはいえレースで)勝負して勝てる気が全然しないわけですよ。ケガしないように楽しも、という感じでしたわ。

 というわけで第1ラウンド開始。マツザワ師の後ろからサーキットに入ります。ふむふむ右足がアクセルで左足がブレーキね。アクセルを踏むと意外なほどの加速感。こりゃけっこうスピード出ますぞ。そして最初のコーナーへ。ステアリングが…重い!!パワステがないとこんなにハンドルって重いんですね。

 続くコーナーで思いっきりハンドルを切ります。重ステですが、車体自体はくるくる回りますね。1周目はのんびり走りましたが、2周目からはがんばって走ってみました。が、上手な人には後ろからサクッと追い抜かされますね。何周か走っていると、ブレーキングをミスってスピンしたりも。コーナーではかなりの遠心力がかかり、迫力ありましたね。

 メインストレートに戻ってくると、電光掲示板にカーナンバーとタイムが表示され、けっこう本格的。7分経つとコース上に終了の合図が出て、メインストレートの手前でピットに入ります。ふう…これは予想以上に面白いですぞ。そして予想以上に疲れました。なんせステアリングが重いのです。コーナーを曲がるためにはかなりの力でハンドルを回す必要がありますし、振動も相当なものです。1ラウンド7分でかなりの疲労感でしたわ。

 第1ラウンドでエス氏のベストタイムは53秒台。マツザワ師は50秒くらいでしょうか。ラウンドが終わるとカーナンバー毎にラップタイムが書かれた紙をもらえるので、自分のタイムがちゃんと確認できるのは嬉しいですな。それにしても、一生懸命走ったつもりですがタイム的には全然遅かったですの。他の組を見ていると、速い人は41~2秒で走っていたので、エス氏より10秒以上速いわけです。一体どういうことなんでしょうか。

 次のラウンドに入るタイミングはスタッフがある程度順番で決めているようでした。当初はサクサクやりたかったのですが、思ったよりも順番待ちは長いですね。1組走ると7分ですので、間に3組走ると入れ替えも含め25分ほどは待ち時間があります。長くも感じますが、正直そのくらい休まないと身体が保たないという気もしました。

 さて第2ラウンド。コースはもう覚えたのでがんばってアクセルを踏んだのですが…。同じ組になった速い人とはまあ全然スピードが違いますね。一体エス氏と何が違うというのでしょうか。エス氏のベストタイムは50秒台。先程よりは少々速くなりましたが、マツザワ師はもう45秒くらいで走っていた気がします。どうなってんだ。

 いくらマツザワ師に敵わないとはいえ、ちと差が大きすぎます。もう少しがんばらなくては。というわけで、速い人の走りを割とマジで観察しました。コースの周りを歩き、速い人がどんなラインを走り、どこでブレーキを踏んでいるかなどをじっくりと見物。なるほど、だんだんわかってきましたよ。

 第3ラウンド、速い人を真似たライン取りに変更したエス氏。ブレーキも極力踏まず、アクセルワークでスピードをコントロールするように心がけました。その甲斐あってか、ベストタイムを45秒台と大幅に更新することに成功しましたぞ。第2ラウンドのマツザワ師はこのくらいのタイムで走っていたかと思うと、やはり走り方が上手かったんだと思いますね。そのマツザワ師は第3ラウンドでなんと41秒台。このおっさんいくらなんでも速すぎるんじゃないですかね。

 ちなみにエス氏たちが見ていた中では39秒台で走った人がいましたのう。自前のヘルメットやグローブを持ってきているガチ勢っぽい人もいる中で、マツザワ師は借り物の軍手で41秒台という好タイム。やはりエス氏が敵う相手ではありません。それにしてもエス氏は腕が疲れて痛くなってきていたのですが、マツザワ師は腕だけではなく背中も痛いといって苦しんでいました。どこで背中を使うのかよくわかりませんでしたが、身体の使い方がタイムの差でしょうか。

 いよいよ最終の第4ラウンド。前回のラウンドでライン取りが良くなったエス氏。この時気がついたことがあります。重ステは回すだけで精一杯ですが、実はさらに回せばより鋭くコーナーリングができるのです。それを使えばもっとタイムを削れるかも。

 ところが、ハンドルを切ると途中で腕が足に当たり、それ以上切れなくなってしまうという自体に。みんなどうしているのかしら。コーナーリング中にハンドルを持ち替えることができればいいのですが、必死に握って押さえているので、持ち替える余裕も時間もありません。

 あれこれ試行錯誤をしたところ、シートに座る姿勢を少し変えたら腕を動かしやすくなりました。おかげでいままで以上にハンドルを切れるように。その分疲れますけど、これで最後ですからね。渾身の力で重ステを回しました。ウォォォォォォォ!

 第4ラウンドのエス氏のベストタイムは43秒。最後に一番いいタイムが出てよかったですわ。次の課題はアクセルをどこまで踏めるかですな。マツザワ師は調子を落とし42秒台。当初マツザワ師とは5秒ものタイム差がありましたが、最後は1秒まで縮まりました。まあこの1秒差は大きいですけどね。エス氏としてはけっこうがんばった方かなと思います。

 いやあ、実に楽しかったですね。予想以上に疲れましたけど、毎回タイムが上がっていくのは嬉しかったですわ。4ラウンドやってよかったです。ステアリングは重いですが、カートの操作自体は簡単なので、大人から子供まで楽しめますよ。実際家族連れも楽しんでいましたしね。カップルが並んで座るカートもありましたけど、そっちは何が楽しいのかはわかりませんでしたの。

 というわけで、スノーボードとは全く関係のないレンタルカートサーキットのお話でした。エス氏があずみ野F1パークをスノーボードトリップに絡めて楽しめると思ったのは、やはり安曇野インター近くという立地ですね。白馬で滑った後に立ち寄ることもできるかと。実際春になると白馬帰りのスキー客も来ると言っていましたよ。土曜は1日滑り、日曜は半日で上がって帰りにあずみ野F1パークで遊んでから都会に帰る。なんてトリップも楽しいと思います。何人か集まればグループパックというのもあり、練習走行→タイムアタック→決勝レース→表彰台(シャンパン付き)といったレース体験もできるようです。仲間たちとワイワイ遊んだら楽しそうですよね。

 トップシーズン中はさすがに滑るのがメインですが、春になったらスノーボードだけではなく、BBQしたりカートで遊んだり、色々な楽しみ方をしてもいいかなと思っていますよ。余談ですが帰りの運転はレガシィのステアリングがやけに軽く感じました。パワステ最高。

2 件のコメント

  • カート初体験、お互い無茶苦茶燃えましたね!こんなに面白いとは正直思っていなかったです。
    ٩(✼•‎ٮ•)ノ良い経験ができましたよ

    最初はタイム差が大きかったけれど4ラウンド目にはだいぶエス氏に肉薄されてヤバかったですね。次やったら追い越されてしまのか!?っとドキドキですよ。

    春に白馬に滑りに来た帰りにみんなでレースは楽しそうですね。変態四天王もみんな参戦させるので「エス氏CUP」を開催してください。
    (=゚ω゚)ノ「レースのおまけで滑る」でも良いですね

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