パスケースについて
こんにちは、エス氏です。今回はパスケースについてご紹介させて頂きます。パスケースとは、リフト券やICチケットを入れておくケースのことです。
ちなみにICチケットとは、リフト乗り場の自動改札機を通るためのチケットのことで、リフト券の代わりになります。リフト券を購入する際に、料金に追加して1,000円の保証金を支払います。チケットを返却する際に、保証金の1,000円は返却されます。パスケースの中に小銭を入れていたりすると、自動改札機がICチケットを認識してくれない場合があります。駅の自動改札機を止めてしまった時と同様、後ろの人が非難の視線を向けてきますので、注意してください。
パスケースにはいくつかの種類があります。順番にご紹介しましょう。
ヒモでぶら下げるタイプ
パスケースを首からぶら下げるタイプです。中級者以上のスノーボーダーが、このタイプのパスケースを使っていることはありません。邪魔だからです。滑っている時にパスケースがひらひらなびくことになるので、ハッキリ言ってウザいと思います。リフトの乗り降りの際など、ヒモがどこに引っかかるか分かりません。百害あって一利無しです。しかし女の子が使っていると、いかにも初心者って感じでけっこう可愛いかったりします。男性の場合は・・・イケてないので辞めておきましょう。
レストハウスでウエアを脱いだ際に、落としてなくさないように注意しましょう。
ゴムバンドで腕に巻くタイプ
スタンダードなタイプです。リフト券をおっさんに見せる場合も、ICチケットの場合も問題なく使えます。注意したいのは、ゴムが伸びてくると、滑っている最中にパスケースがずり落ちてくることです。そうなったら買い替えましょう。レストハウスで休憩する際にも注意が必要です。ウエアを脱いだ時にパスケースが外れて落下し、行方不明になってしまうかも知れませんので。
カラビナなどでぶら下げるタイプ
カラビナは登山道具の鉄の輪のことです。これもスタンダードなタイプですね。ウエアの腰の当たりに引っ掛けます。チケットをリフト乗り場のおっさんに見せる場合には、まあ問題はありません。
問題は、ICチケットの場合です。ICチケットを読み取るセンサーは、成人の胸の辺りの高さに設置されています。腰からぶら下げたパスケースをその高さまで持ち上げなければなりませんが、カラビナは伸びないので、腰を上げたりしてICチケットをタッチすることになります。貴方の身長が平均以上なら問題ないでしょうが、小柄な方なんかは以外と難儀するかもしれません。けっこう離れた距離からでもセンサーは反応してくれますけどね。それにワイヤーでパスケースが伸びるタイプもあります。
カラビナでパンツにくくり着けているので、レストハウスでもなくすことはあまりないでしょう。
グローブに巻くタイプ
グローブに巻いているので、ICチケットをタッチするのに便利です。リフト係のおっさんに見せる場合は、いちいち手を挙げないと分からないので、面倒とも言えます。レストハウスでも、グローブをなくさなければ、パスケースもなくさないでしょう。
難点は、サイズが小さいものだと紙のリフト券は折り曲げないと入らないことです。ICチケットは小さいので問題ありません。
このタイプのパスケースを使っていて、滑っている最中にどこかで落としてしまったことがあります。みなさんはご注意ください。
タイプもデザインも様々ですが、腕に巻くタイプかカラビナタイプが無難でしょうか。ワイヤー付きも便利で良いと思います。
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