19/20シーズン20日目 ニュー・グリーンピア津南スキー場【初154】【津南トリップ 前編】

 みなさんこんにちは。エス氏です。2020/2/1〜2は新潟県の津南町にあるニュー・グリーンピア津南スキー場へ滑りに行ってきましたよ。津南といえば豪雪地帯として知られておりますが、19/20シーズンはさっぱり雪がありませんのう。それでも前日に多少降ってくれたようで、スキー場にとっては恵みの雪になったと思いますが。降ったのは津南だけではなく、あちらこちらで雪が降り、久しぶりに楽しく滑れる土日になりましたね。ちなみに今回は【津南トリップ】というタイトルですが、泊まるところも翌日滑るゲレンデも十日町市なんですよね。まあ気分的に「津南の辺りへ行った」ということで。

ニュー・グリーンピア津南スキー場

 練馬インターから関越道に乗ったのは5:05頃でした。通常この時間帯なら混まないはずですが、この日はいささか車が多かったような。みなさん雪が降るのを待っていたんですかね。確かに朝イチに行けばパウダーが滑れるコンディションでしたからなぁ。それだけに鶴ヶ島の先で事故を起こしていたアホには腹が立ったことでしょう。エス氏はほぼノーダメでしたが、エス氏よりも後に関越に乗った人はこの事故でかなり時間をロスしたのではないでしょうか。

 赤城高原SAでは毎回ブー次郎もつ煮定食を食べているような気がしますが、特に気に入っているというわけでもありません。

 関越道は沼田インターの出口が混んでおりました。その先で関越トンネルを抜けるとかなり雪国感が増しましたね。久しぶりの雪道の運転で少々緊張しましたわ。高速道路は湯沢インターで降りましたよ。

 石打丸山スキー場の先あたりから左折して津南を目指します。この津南側へアクセスするために通る峠道はけっこう大変なんですよね。今回は比較的マシだったとは思いますが。湯沢から津南へ移動する途中に十日町市を通過するので、津南のさらに奥にまた十日町市が待ち構えているなんてハマっ子のエス氏には理解できんのですよ。なので【津南トリップ】なわけですね。

 津南は雪が降り視界も悪かったですな。イマイチなコンディションだと例年なら思ったことでしょう。でも今シーズンに関しては「なんだか冬みたいだ」と少し嬉しくなりましたな。

 ニュー・グリーンピア津南の駐車場に着いたのは8:50頃でした。空いているという印象でしたね。

 駐車場で着替え、ゲレンデまで歩きます。少々距離がありましたな。

 リフト券は1日券が通常大人4,000円ですが、会社の福利厚生で会員となっているベネフィットステーションのクーポンで3,500円になりましたよ。2020年の現代でクーポンを紙で印刷して持っていこなどというリゾートがあるとは。

 滑る前にトイレに行こうと思ったのですが、トイレがあるのは写真右側のレストランで、さらに入り口は奥の方ということでした。遠いですのう。レストランの前には第1リフトがあるのですが、スキーの大会でコースを貸し切っていたのでそのリフトは使いませんでした。貸切コースを迂回するコースもあるようでしたが、面倒だったのでパス。

 というわけでトイレを済ませてから第2リフトに乗りました。このリフトがまた遅いんですよね。写真はエス氏の前のリフトでタバコを吸っていたアホなボーダーです。普段なら後ろから怒鳴りつけるのですが、連れがいたので自粛。連れが引かないように言葉を選んで優しく話せる自信が全くありませんでしたわ。

 ニュー・グリーンピア津南スキー場は初級コースばかりで人も少なく、実に平和なゲレンデでしたな。新雪がある程度積もったようではありましたが、斜度は緩いし雪は重いしで、あまりパウダーを楽しもうというテンションにもなりませんでした。

 とはいえ非圧雪コースは滑っておこうと思っていたんですよね。ハンマーヘッドのアグレッサーでパウダー滑るとどうなのかしら、というのがこの板についての最後のチェックポイントだったので。でも余裕でクローズしてました。

 中級コースさえもまさかのクローズ。そりゃないでしょ…。

 というわけで仕方なく初級コースを滑りました。てかこのスキー場はコースガイドを見てもコース名がわかりにくいんですよね。スターダストとムーンリバーの境目はわからないしその間にあるクローズしていた中級コースの名前も不明です。どこなんだここは。

 迂回コースでは壁に積もった新雪でチョロチョロ遊んでみましたが、アグレッサーでも問題なくイケますね。

 この辺りがムーンリバーかしら?ザ初級コースという感じで滑りやすいですのう。

 最後はほんの少しですが斜度があるのでコース脇のパウダーを楽しみました。チョロっとでも今シーズン初のパウダーですからね。嬉しいものですわ。

 さて、先ほどの名前がよくわからない初級コースから右側にある第6リフト側におりましたよ。ちなみに看板のあるコースの手前にも脇道があり、第6リフトには2カ所からアクセスできました。コースガイドには1本しかルートの記載はありませんが。

 第6リフトまでのコースは左右に壁がありけっこう楽しめましたぞ。

 リフト降り場の手前にも圧雪されていない部分がたくさんあってシーズン初のパウダー的なものを味わうことができました。残飯のようなパウダーを楽しむことに長けたエス氏にとっては十分な雪でしたわ。

 第6リフトは早くて快適でしたね。降り場は少々高低差があり初級者には難しかったと思いますが。しかもコースの入り口までの平らなところが長いんですよね。慣れていればリフトからそのまま斜度のあるところまでワンフットで移動できますが、初級者だとそうもいかず大変ですね。

 リフト沿いにまっすぐ滑ると中級のコスミックコースだと思いますが、エス氏は左の下山コースなのかスターダストコースなのか、とにかくそっちの方へ滑りました。一応見える範囲では端パウを滑ってみたり。

 下山コースは平坦でスノーボーダー泣かせですね。ある程度滑れる人なら問題ないと思いますが、初級者だとスケーティングが必要になり面倒だと思います。

 下山コースをしばらく滑ると最初に乗った第2リフトの降り場に合流しましたよ。

 さてこちらは先ほどより少し手前にある第6リフトへ降りるコースです。こちらの方が斜度があって新雪で遊びやすかったですぞ。

 スキーの大会があったので、レストランが混む前に早めにランチ休憩。和風おろしソースのジューシーハンバーグセット1,200円を注文したのですが…。見事なまでにジューシー感皆無。どう考えても肉のハナマサのハンバーグの方がクオリティが高いのですが。それともショボいゲレ食に肉のハナマサのクオリティを求めるのが間違っているのでしょうか。スキー場で食べるハンバーグなんてこんなもんなんですかね。これで1,200円取れると?だからこのクソリゾートはガラガラで客がいないんですよ。

 一応フォローすると、この1,200円のハンバーグセットはご飯の量が多くお腹は一杯になります。コシヒカリではないですけど。ハンバーグの方は、肉のハナマサなら150円くらいでずっと美味しいものが食べられそうですが、これも積極的に不味いという程ではありません。ただね…ショボいんです。このリゾートのお客さんて首都圏からくる人がメインだと思うんですよ。その首都圏からくる人って、地元でこれよりよほど美味いハンバーグを食べてるんですよね。むしろこんな低クオリティのハンバーグどこで食べられるのかしら。そんな代物をわざわざ長い距離を移動した先のリゾートで出すなといいたいんです。首都圏どころかそこらのコンビニでももっと低価格でこのくらいのハンバーグ弁当食べられますわ。

 百歩譲ってこのハンバーグでもイイとしましょう。別に不味いというわけでもないので。ただそれなら「和風おろしソースのジューシーハンバーグ」というネーミングをどうにかして欲しいです。和風おろしのおろしってどこにあんのよ。ジューシーってなにが?エス氏のハンバーグに対するピュアな期待を裏切らないで欲しいのです。ジューシーではないのは改善の余地がないと思うので、せめて大根おろしを乗せましょう。そして「和風おろしソースハンバーグ」と名前を変える。ジューシーは嘘だから消す。これならまあアリかも。大根おろしを乗せるくらいの努力はしてくれ。あと新潟なんだから美味しいお米が食べられるだろうと期待していいものだと思っていたんですが、勘違いでしたかね。

 この日は降ったり止んだりを繰り返していまして、時々晴れ間も見えましたな。午後も同じようなコースを滑っていました。ゲレンデ自体は初級コースメインのファミリーゲレンデですが、空いているのでコンディションが良ければ中上級者でも楽しめるかも。第2リフトがもう少し早ければ…。とはいえ久しぶりの新雪を滑れたのは純粋に嬉しかったです。ガラガラなので雪はあちらこちらに残っていましたし。アグレッサーで新雪を滑るいい機会でしたわ。

 スキー場を後にしたのは15:30くらいでした。エス氏にしては頑張って滑りましたね。道路の雪はほぼ無くなっており、街中では雪というかほぼ雨が降っていましたのう。

 この日の宿は松之山温泉の玉城屋です。津南トリップといいつつもここは十日町市ですぞ。

松之山温泉 酒の宿 玉城屋

 松之山温泉は「日本三大薬湯」とやらの一つで、何やら身体に良さそうです。実際とてもいい湯でエス氏はすっかり気に入りましたよ。玉城屋はフレンチと日本酒のペアリングを楽しむ宿ということでこれも楽しみにしていたんですよね。別記事で詳しくご紹介します。

 津南から西へ移動すると野沢温泉まで行けます。途中にさかえ倶楽部がありますね。これまで何度か津南を通過したことはあるのですが、滑りに来たのは今回が初めてでした。豪雪地帯のはずが今シーズンは雪不足ですが、あまり雪深くても移動が不安になりますからね。かつてこの地を訪れた海外トリップのガイド役JMが「災害級に雪が降っていた」と話していたのが印象に残っています。津南トリップはパウダーが滑れるのかなあ、なんて思っていた時期がエス氏にもありました。しかし期待はずれだったわけでもないんですよ、今回のトリップは。この日の滑りが翌日に生きるのです。次回もお楽しみに。

19/20シーズン21日目 松之山温泉スキー場【初155】【津南トリップ 後編】

2020年2月7日

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2 件のコメント

  • 毎週末の鶴ヶ島トラップ、あそこを06:00前に通過するだけでも高確率で回避できます。
    ここも気になりつつ未踏のままでしたが、コース構成は上越国際ばりの平坦トラップ有、案の定の重い雪。
    拝見する限り、パウダーは底つき無く快適そうに見えますね。

    • 関越を使う時は5:00に練馬から乗るので、渋滞とは無縁です(^^)
      雪は確かに重かったのですが、ふだんがどうなのかは分かりませんね。
      それほど積もってはいませんでしたが、まあ底つきは無かったです。
      久しぶりの新雪は、それだけで楽しめましたね(^^)

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