スノーボードの滑り方LV2 リフトの乗り方

スノーボードの滑り方LV2 リフトの乗り方

 みなさんこんにちは。エス氏です。お歳暮にもらった生ハムの賞味期限が5日ばかり過ぎておりましたが、もったいないので食べながら書いてます。少々変色しておりますが、ビールで流し込めば問題ないでしょう。

 今回はリフトの乗り方です。前回までのスケーティングを少々練習したという前提です。

リフトの乗り方

リフト乗り場をよく観察する

乗り場

 初心者の方は、まずリフト乗り場をよく観察しましょう。
 リフトの搬器(椅子のことですね)は、乗り場で人を乗せて降り場まで運び、Uターンして戻ってきます。乗り場まで戻ってくると、またUターンして人を降り場まで運ぶのです。


リフトの回転方向

 このリフトは時計回りですね。

反時計回り

 このリフトは反時計回りです。

 つまりリフトは同じところをグルグル回っているのです。貴方の乗ろうとしているリフトは、時計回りに回っていますか?それとも反時計回りですか?ここは初心者さんには以外と重要なポイントですよ。

リフト乗り場の乗車位置まで移動するタイミング

乗車位置

 リフト乗り場には、ここまで移動してから自分が乗るリフトを待つ、という位置があります。大抵はリフト係の人が立っている辺りです。雪の上に印がついていたり、乗車位置と看板が立っている場合があります。

素早く移動

 前に並んでいる人が乗車位置まで移動したら、貴方も移動する準備をしましょう。前の人が乗るリフトが貴方の前を通り過ぎたら、乗車位置まで移動を開始しましょう。
 移動を始めるのは、前の人がリフトに乗ってからではありません。初心者の方は動きが速くないので、そのタイミングでは遅いかも知れません。前の人が乗るリフトが目の前を通り過ぎたら、そのリフトの後に続いて速やかに乗車位置まで移動しましょう。
 前の人がリフトに乗った瞬間には、自分は乗車位置のすぐ後ろにいるくらいのタイミングです。

乗車位置まで移動したら

 乗車位置まで移動したら、後ろを振り返ってリフトを待ち構えましょう。数人で同じリフトに乗るときは、乗車位置で横一列に並んでください。

乗車位置では

 このとき、必ず板を進行方向に向けてください。リフトに座るので、後足は板のフロントサイド側に置いておきましょう。バックサイド側に置いていると、リフトに座れませんよ。

足を伸ばす

 リフトが近づいてきたら、後ろの手でリフトを押さえながら座るとスムーズです。リフトに座ったら、すぐに後足を伸ばして浮かせましょう。
 リフトに人が乗った直後は、多少揺れます。数人でリフトに乗る場合に、乗車位置で横一列に並ばずに、各自がリフトに座るタイミングがズレると、後から乗る人はリフトが揺れていて、少々タイミングの取り方が難しくなります。タイミングを合わせてリフトに座りましょう。

リフトに乗る際のポイント1 リフトが回る方向を確認する

 リフトに乗る際のポイントがいくつかあります。
 初心者の方は、リフトが回る方向の、外側に座るようにしましょう。乗り降りが楽になります。

真後ろからアクセス

 リフト乗り場で乗車位置まで移動する動線は、リフトの進行方向の真後ろか、リフトの回転の外側からになります。3~4人乗りの高速リフトなどは、真後ろからアクセスします。この場合は乗り場でリフトのスピードが落ちることがほとんどなので、乗車位置までの移動は初心者の方でも楽です。
 通常の2人乗りリフトでは、乗り場でリフトのスピードが落ちません。乗車位置までのアクセスは、斜め後方からがほとんどです。リフトのスピードが落ちないので、乗車位置までの移動距離が短くなるように動線が決められているのだと思います。

移動距離

 乗車位置まで斜めにアプローチする場合、初心者の方はリフトの回転の外側に座る方が、移動距離が短くなります。降り場でも、回転の外側に一歩動けば、リフトの流れの外に出られます。
 リフトの乗り降りに不安がある方にとっては、移動距離が短い方が楽なのは間違いありません。真後ろからアプローチする場合でも、同様に外側に座りましょう。降り場が楽になります。詳しくはリフト降り場の説明をご覧ください。

リフトに乗る際のポイント2 板は真っ直ぐに

 リフトに乗る際に、最重要なのは板を進行方向に真っ直ぐ向けることです。板を進行方向に向けるのは、スケーティングと同様ですね。
 板を進行方向に向けないと、困ったことになります。リフトに座った瞬間から、貴方の身体は進行方向に進みはじめます。この時に、板が横を向いていたりすると、雪面にエッジが引っかかってしまう場合があります。
 エッジが引っかかった場合、身体はリフトに座って移動しているのに、板は雪面に引っかかって前に進んでくれないという事態が発生します。
 それでもリフトはおかまい無しに動いているので、運が悪いと、身体がリフトの動きについて行けずに、リフトから落っこちてしまうこともあります。これは危険な上にかなり恥ずかしい事態といえます。
 リフトに乗る際には、必ず板を進行方向に真っ直ぐ向けましょう。

リフトに乗る際のポイント3 後足を伸ばす

 リフトに座ったら、板に固定されていない後足を伸ばして持ち上げましょう。ポイント1のエッジと同様に、後足も雪面に引っかかってしまう場合があります。リフトが浮き上がるまでのわずかな間だけ、足を浮かせておきましょう。

 リフトの降り方に続きます。


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2 件のコメント

  • きっとアルコールで殺菌してくれてますよ‼笑
    自分も最初はリフト乗る時ひとりで焦りましたσ(^_^;)
    必死にぺたぺた歩きしてましたもん。
    あと、ハイバックも忘れずに倒さないとですよね♪

  • >くまさん
    身体は無事でした〜。
    スキーよりリフトの乗り降りは難しいですよね・・・。
    ハイバックはもちろん倒さないとですね〜。

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