10/11モデル DEELUXE EMPIRE/ディーラックス エンパイア インプレッション

10/11モデル DEELUXE EMPIRE/ディーラックス エンパイア インプレッション

DEELUXE1011EMPIRE-TF-BKGD_L1

 みなさんこんにちは。エス氏です。10/11シーズンはDEELUXEのEMPIREというブーツを使っていました。1シーズン履いた感想をご紹介したいと思います。

DEELUXE PRODUCT EMPIRE

 公式HPの紹介文はこんな感じです。

 最高級レザーに新素材マイクロファイバーを使用、レザーの厚み(不等厚)を変更する事で、より粘り・弾力が向上、履き心地、フィット感と全ての良さが向上した最高級モデル。パークからフリーライディングまで何でもこなしたいスノーボーダーに最もお薦めしたいオールラウンドブーツ。ライダー使用率はNO.1。


感想
 店で試着した際には柔らかく感じましたが、ゲレンデでビンディングに取り付けてみると、やはり硬かったですね。慣れるまではフロントサイドが全然踏めませんでした。
 フリーライディングでの安定感は抜群です。ブーツの硬さが板を踏む力をロス無く伝えてくれるので、スピードを出して滑っても不安は感じません。
 グラトリでも違和感はありませんが、もう少し柔らかい方が私には使い易かったかも知れません。乗っている板が硬めだったので、道具としてのバランスはボード、ビンディング、ブーツの全てで取れていたと思います。フリーライディングではベストで、グラトリにも使えるオールラウンドなブーツですね。

SCL(Section Control Lacing)について

 SCLの説明は公式HPによるとこんな感じです。

 SECTION CONTROL LASING (SCL)システムは、左右に配置された2つのハンドルを引きながらブーツを締めるシステム。ブーツ内側のレースを引くと足首からつま先までの部分、外側のレースを引くと足首から上のアッパーを締めることが出来る。自分の好みに合わせて締め具合を調整できるため、より細かなフィット感を求める人におススメ。

 SCLはハンドルを引くだけでブーツを締めることが出来るので、とても楽チンです。ただ、細かなフィット感がどうこういうよりも、とにかく常にフルパワーでハンドルを引っ張ってブーツを締めていましたけど。以前のヒモのタイプに比べると、締めるのはとにかく簡単です。
 ただし履いたり脱いだりするのは意外と面倒です。SCLではレースを緩めるだけで解くことが出来ません。レースはただ緩めればいい訳ではなく、アッパーからつま先までバランスよく緩めないと、スネの部分を大きく開くことが出来ず、ブーツを履いたり脱いだりすることが難しのです。
 これは実に面倒です。片方のブーツにハンドルは二つ付いており、ハンドルにはレースが二本付いています。この四本のレースをバランスよく緩めて、ようやく足の出し入れが出来る状態になるのです。ハッキリ言って、面倒でした。

SCL
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 SCLはブーツの外側と内側に付いていて、それぞれレースを二本操作します。レースは実際には一本で繋がっていますけど。

バランスよく緩める
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 レースはブーツのシェルに内蔵されているので、取り外すことは出来ません。レースを緩めて履いたり脱いだりしますが、バランスよく全体を緩めないと、タンの部分が大きく開きません。面倒なんですねー。

最後に

 思ったよりもSCLが面倒でしたが、ブーツ自体は高評価です。見た目もかっこよくて気に入っていますね。しばらくお世話になりそうです。
 ショップの店員さんが絶対にこのサイズだというので、26.5にしました。確かに悪くはなかったと思いますけど、もうワンサイズ小さい方がよかったですね。両足をビンディングに固定してしまえば何も感じませんが、ワンフットで滑る際にはちょっとルーズに感じます。もう少しタイトなフィット感が好みでした。
 やはり店員さんの話を参考にしつつも、最後は自分の経験や好みを優先させた方がいいかも知れませんね。

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