BURTON Ion[バートン アイオン]購入 12/13モデル

BURTON Ion[バートン アイオン]購入 12/13モデル

 みなさんこんにちは。エス氏です。先日買ったブーツのご紹介です。お買い物は毎度おなじみ神田のリバティです。

BURTON Ion[バートン アイオン]

2013Ion
スノーボード ブーツ バートン

 臭いブーツに我慢ならなくなり、ビンディングと一緒にブーツも買ってしまいました。先シーズン使ったバートンのマラビータというビンディングが良かったので、今シーズンもビンディングはバートンと決めていたので、必然的に第一候補はバートンのブーツです。まあバートンかディーラックスか、エス氏的には二択なんですけどね。
 エス氏が現在履いているのはディーラックスのエンパイアという硬めのブーツです。今度はもう少し柔らかいブーツにしたいと思って選びました。
 ミドルフレックスのブーツで店員さんイチオシはIonです。一番売れるブーツブランドはバートンで、その中でも一番売れるのがこのIonとのこと。バートンのホームページ的にはフレックスが10段階で8という硬いブーツという扱いです。ふむ・・・。


2013RulerR
スノーボード ブーツ バートン

 エス氏的にはRulerが第一候補でした。フレックスは10段階中6でミドルフレックスですしね。とりあえず両方履かせてもらいました。ソックスは店員さんに試着用をかりました。

写真2

 試着している写真の左がIonで、右がRulerです。
 Ionは思ったよりもずっと柔らかい印象ですね。優しく包み込まれるようなフィット感もいいですな。足首も曲げやすいです。ただしつま先にゆとりがある作りになっているので、そこはちょっとエス氏好みではありません。
 Rulerは限定モデルのRestrictedを試着です。Ionよりカッチリとした印象ですな。足首をしっかりとホールドするようなフィット感はエス氏好みです。つま先に余計なゆとりがないのも好印象。ただしフレックスは数字以上に硬く感じました。
 Ionの柔らかさは今回の目的にぴったりのような気もしますが、Rulerのカッチリなフィット感も捨て難いですね。Ionの柔らかさはインナーブーツのグレードが高いので、素材の柔らかさによるもののような気もします。Rulerの硬さはIonよりグレードの落ちるインナー素材を肌で感じる硬さだったのかも知れません。実際のフレックスはカタログスペック通りなんでしょうね。
 まあ結局はビンディングのストラップを締めてみないと、本当のフレックスは分からないと思いますけどね。

2013Serow
スノーボード ブーツ バートン
2013SLX
スノーボード ブーツ バートン

 その他、SerowとSLXというブーツも試着しましたので、感想をご紹介しておきます。
 SerowはIonとRulerの間くらいの履き心地でした。見ればImprint3ライナーというインナーブーツでした。IonはImprint4ライナーで、RulerはImprint2ライナーです。数字が大きい方がグレードが上ですね。グレードが高いIonの履き心地は柔らかく、グレードの低いRulerの履き心地は硬かったと。これは好みもあると思いますが、グレードが低くてもRulerのフィット感が悪いということは全くありません。
 Imprint3ライナーのSerowは確かにIonとRulerの中間くらいの履き心地でしたね。SLXはバートン最高級のブーツで、唯一Imprint5ライナーを使っています。確かにフィット感は文句無しに最高です。
 SLXもSerowもハイクアップを想定してVibramソールを採用していますが、これは登山靴などで使われるソールですね。はっきりいって要らない装備だと思いますけど。
 無駄に高機能な装備で価格が高くなるのはけしからんと思いますが、問題はソールの厚みです。ハイクアップを想定してソールが分厚くなっているんですよね。
 IonやRuler Restrictedで使われているEST最適化ソールは、ソールの厚みが薄くなっています。両方履き比べると違いは明らかで、EST最適化ソールの方が足裏感覚も掴みやすく、ボードもコントロールし易そうだと感じましたね。
 EST最適化ソールの方が薄い分ブーツ自体も軽量になっています。SLXは素晴らしいフィット感ですが、Ionに比べるとちょっと重いですね。EST最適化ソールだったら欲しかったですけど。ちなみにRuler RestrictedはEST最適化ソールですが、ノーマルのRulerは普通のソールです。Restrictedがおすすめですな。
 IonもタイヤメーカーPirelliのラバーを使ったソールを使っていて無駄だとは思いますが、まあ分厚いVibramソールよりはいいですね。

 バートンのブーツはSpeed Zoneレーシングシステムという、ブーツを締めたり緩めたりするシステムを採用しているモデルがありますが、これが素晴らしい。ディーラックスもレーシングシステムを採用していますが、バートンの方が圧倒的に優れていると思いますね。
 ディーラックスのエンパイアで一番不満に感じたのがレーシングシステムで、締めるのはともかく、緩めてブーツに足を出し入れするのが面倒なんですよね。Speed Zoneレーシングシステムは、緩めて着脱するのが本当に楽にすばやく出来ます。ぜひ店頭で試して欲しいですね。

 Ruler Restrictedとどちらにするか悩みましたが、最後はIonに決めました。履いた感じの柔らかさを優先しました。つま先のゆとりは気になりますが、ビンディングのストラップを締めてみて、ゆるいと感じたらバッドでも貼ろうかと。一番人気のブーツを試してみたい、という気持ちが一番でしたかね。
 10年振りくらいのバートンのブーツですが、試着してみたらもうディーラックスを試着する気にもなりませんでした。バートンのSpeed Zoneレーシングシステムは本当に良く出来ています。
 サイズは25.5cmで、これまでずっとMサイズのビンディングを使っていましたが、ブーツ自体が小さく作られるようになったそうで、一緒に買ったビンディングはSサイズになりました。ちょっとびっくりですね。ちなみにビンディングはバートンのジェネシスです。
 ボードとビンディングはゲレンデの積雪量が増えてから乗り始めるつもりですが、ブーツはもちろんシーズン初めから使うつもりですので、今から楽しみです。

ブーツの購入はこちらから。

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BURTON ION 12/13モデル インプレッション

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2 件のコメント

  • こんばんは。ブーツのレビュー参考になります。今ブーツを買う予定でionかslxかで悩んでます。ionは履いてみたんですがslxは置いて無いんではけてないんです。僕もion履いた時ちょっとつま先あたりが広くて。全体的には良かったんですが。それでionと比べてslxは履いた感じどうなんかな?と気になってます^^;宜しければ教えていただきたいなと思います。

  • >いっきゅうさん
    コメントありがとうございます(^^)
    IonとSLXですか。Ionはアジアンフィットなので甲の部分が高くなっていますが、SLXはアジアンフィットではないので特に甲の部分が高いということはありません。私にとっては、フィット感だけならSLXは最高ですね。
    ただやっぱりSLXはソールの厚みと重量が気になりました。売れているのはIonだと思いますけど、つま先が合うならやっぱりIonの方が一般的にはいいブーツなんじゃないかと。
    私はつま先が合わないので、パッドを入れて調整するつもりです。ビンディングのストラップで締めても、やっぱりちょっとつま先には遊びがある感じでした。
    IonとSLXは用途が違うブーツだと思います。Ionの方がオールラウンドに使えるブーツかと。SLXはフリーライディング向けだと思いますね。
    ご参考までに。

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