練習に適したコース&コンディション

練習に適したコース&コンディション

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回はスノーボードの初心者さんにとって練習しやすいコースやコンディションについてご紹介したいと思います。

練習に適したコースとは

 初心者さんが練習するなら斜度が緩い方が安全ですが、カービングの練習ならある程度は斜度が欲しいところ。練習の内容によって最適なコースは変わってくると思います。以下初心者さんが練習する際に、どのようなコースを選んだ方がいいのかご紹介します。
 ちなみに以下の条件に合わないからといって練習できないわけではないので、まあご参考程度にお考え下さい。

スケーティング

リエックス

 最初に練習するスケーティングは、斜度のない平坦な所で練習したいですね。
多少慣れてきたら、少し坂になっている所で後足を板の上に乗せて滑る練習までできるとさらにいいですな。

 小海リエックスのゲレンデ入口部分は広く平らなスペースと、端の方に緩い斜面があり、スケーティングの練習には最適だと思いましたね。

リフトの降り方

 初心者さんにとってはなかなか手強いのがリフトの降り方ですね。なるべく安全な場所で慣れたいものです。安全な場所というのは、この場合降り場のスロープが緩やかでスペースが広い所ですね。スロープが急だったりスペースが狭いと難易度が上がります。

 エス氏の滑走日記には訪れたゲレンデのリフト降り場の写真が載っていますので、リフトの降り方に不安がある方は参考にしてみてください。

スノーボード滑走日記
Snow Resort/ゲレンデレビュー
スノーボードの滑り方LV2 リフトの降り方

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 初級コースのリフト降り場は概ね斜度が緩やかですが、稀に急な所もあるのでご注意下さい。クワッドリフトの降り場も比較的緩やかなケースが多いと思います。

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 ゲレンデによっては板を手に持ってリフトに乗れる所もあります。ある程度滑り慣れるまでは板を持ってリフトに乗るのも一つの手ですが、まあ余りおすすめはできませんね。

横滑り

横滑り

 コースに出て最初に練習するのが横滑りです。初心者さんには斜度が緩いコースがいいと思いがちですが、横滑りについては少し注意が必要です。

超緩斜面で横滑り

 斜度が緩すぎると、図のように逆エッジの危険性が高くなります。いくら初心者さんとはいえ、あまりにも緩いコースはおすすめできません。コースを滑った後、リフト乗り場付近の緩斜面で逆エッジを喰らう人が多いのですが、これは斜度が緩くてエッジが引っ掛かりやすいからです。
 あとは幅が広く空いているコースが練習しやすいですな。

連続ターン

 緩くて幅の広いコースで練習したいですね。初心者さんはターンに入るタイミングを掴みにくいので、横方向への移動が多くなりがちです。横幅が広い方が安心して練習できますね。

 エス氏が滑った中では、小丸山の初級者ゲレンデや栂池の鐘の鳴る丘ゲレンデが初心者さんには練習しやすいかと。

小丸山スキー場
栂池高原スキー場

おまけ:連続ターンを覚えたら

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 連続ターンができるようになったら、ゲレンデのいろいろなコースを滑ってみましょう。少し急なコース、荒れたコース、雪が硬いコース、幅の狭いコースなど、様々な状況で滑ることでどんどん経験値がたまると思います。
 ただし上級コースは避けましょう。初級レベルの方にとって、上級コースは難易度が高すぎて危険です。怖い思いをして体力を削られるのも馬鹿馬鹿しいと思います。

長いコースと短いコース

 リフトに一回乗って滑れる距離が、長いコースと短いコースではどちらが初心者さんの練習に適しているでしょう。
 エス氏の考えでは短いコースの方がいいと思いますな。短いコースなら少し滑ればリフトに乗って休憩できますし、リフトに乗る回数も増えるので、リフト降り場にもはやく慣れそうです。

 長いコースの方がたくさん滑れますが、慣れない初心者さんははやく疲れてしまいそうです。いざ休憩しようとしても、レストハウスまで初心者さん的にはかなりの距離を滑らないとたどり着けない…なんてこともあるかもしれません。

 まあどちらかといえば、短いコースをぐるぐる回す方がいいように思います。小丸山の初級者ゲレンデは斜度、幅、距離のバランスがいいですな。バスツアーの料金もお手頃価格なので、これからスノーボードを始めてみようかな、という方は小丸山でデビューしてみてはいかがでしょうか。

コンディションとは

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 コンディションというのは、この場合天気や雪質のことを指しています。
 ゲレンデに慣れていない初心者さんにとっては吹雪の中スノーボードデビューするよりは、やっぱり天気がいい方が楽しいと思います。最初のうちは転んでしまう回数が多いですが、アイスバーンで転ぶよりは柔らかい雪の方が痛みも少ないでしょう。
 同じコースを滑っても、晴れた日と吹雪の日では明らかに吹雪の方が滑りにくいですし、雪質の良い日とアイスバーンの日とではこれまた難易度が変わってきます。なるべく滑りやすいコンディションのゲレンデで練習する方が、上達も早く楽しめると思いますよ。

 基本的に1月2月はトップシーズンで雪質が良いですので、コンディションについては天気を調べるくらいでいいかも知れません。雪質が良い方が滑りやすいので、初心者さんの練習にも最適の時期といえますね。

コンディションのいいゲレンデを選ぶには

 マイカーで滑りに行くなら、当日の天気を調べてゲレンデ選んでもいいでしょう。エス氏はなるべく晴れているゲレンデを選んでいました。
 天気も大事ですが雪の量も大事です。1月2月は積雪量が豊富ですが、12月中はまだ雪が少ないゲレンデもあります。積雪情報を調べて、なるべく雪が多いゲレンデを選んだ方がいいですね。積雪量が少ないと人工降雪機を使ったりコースを圧雪していなかったりするので、天然雪でキレイに整備されているゲレンデの方がいいと思います。

スキー場積雪情報

 バスツアーの場合は事前予約になるので、当日の天気は運任せです。シーズン序盤はせめて積雪量の多いゲレンデを選んだ方がいいでしょう。
 まあゲレンデ行ってみたらコンディション悪かった、というのはよくありますので、毎回素晴らしいコンディションで滑れるわけではありません。吹雪いていて寒い上に視界が悪かったり、転ぶと大ダメージを受けてしまうほど雪がカチカチだったり、雨が降ってきたり…まあいろいろあります。そういう場合はやむを得ないので、これも修行と割り切って経験値をためましょう。

まとめ

 効率よく上達するには、練習しやすいコースやコンディションを選ぶことが重要という話だったわけですが、コースについてはともかくコンディションは自然が相手なものですからね。とりあえずは練習しやすいコースがあるゲレンデを選んで滑りに行く方が良いかと。ただし同じコースでも雪質や天候によってかなりコンディションが変わりますのでご注意ください。br />
 1月2月は吹雪いてさえいなければ、比較的よいコンディションで滑れると思います。シーズン序盤は雪が少なく、終盤は雪が溶けてしまいコンディションは悪くなってしまいます。その場合はいろいろ調べて、少しでも雪質がいいゲレンデを探した方がいいかも知れませんね。

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