【愛媛県松山市】道後温泉ふなや【おすすめの宿】

スノーボードトリップで泊まる機会はあるのでしょうか。

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 みなさんこんにちは。エス氏です。今回は百名山の攻略で訪れた四国で泊まった宿、愛媛県松山市にある道後温泉のふなやをご紹介します。皇室御用達の老舗旅館で、夏目漱石や正岡子規も泊まっていたようですな。エス氏のような庶民が泊まってもいいのかしらと心配になるような格式の高い宿でしたわ。皇室御用達の宿はそれ自体が旅の目的となるような立派な宿ばかりなので、ハズレる心配もありませんぞ。

道後温泉 ふなや
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 エス氏は神戸から徳島の剣山を登った後でふなやまで移動しました。約370kmと予想以上に遠かったですな。翌日は愛媛の石鎚山を登る予定だったので、どうせなら愛媛の道後温泉に泊まろうと思ったわけです。

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 チェックインすると部屋まで荷物を運んでくれ、お茶も淹れてくれましたぞ。

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 部屋は洋室でした。どうでなら和室が良かったのですが、まあ独りでは泊まれない老舗旅館も多いですからね。贅沢は言えませんわ。

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 さっそく浴衣に着替えて道後温泉の共同浴場、道後温泉本館へ行くことに。部屋にあった雪駄はとても履きやすかったですな。

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 外湯へ行く際はエントランスでタオルを貸してくれますぞ。籠の中にはタオルと石鹸が入っていました。このカゴはなかなかいいですな。

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 道後温泉本館はふなやから歩いて数分の距離でした。外湯は道後温泉本館の他にも二ヶ所ありますが、夕食の時間もあったので他は回りませんでした。

道後温泉本館

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 建物は思ったよりもずっと大きくて立派でしたのう。良い雰囲気です。入浴だけなら料金は410円です。道後温泉は日本三古湯の一つで、共同浴場番付で西の横綱に番付されているほどなので楽しみにしておりました。湯は無色透明でお肌に優しい感じでしたな。まあエス氏としては同じく日本三古湯の一つ、有馬温泉の方が好みですが。

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 サッとお汗を流した後は道後温泉本館のお隣にある道後麦酒館へ。

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 道後ビールはテイクアウトもできましたが、この小さいコップで600円てのはべらぼうですわ。

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 人力車もありましたが、あまり時間もなかったので今回はパス。

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 ビールをちびちび飲みつつアーケードを歩くことに。

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 むむ…これはふやなで借りた籠と同じようなものですな。湯かごというのは道後温泉の名物のようですの。これはちと欲しかったですわ。買えばよかったかしら。けっこういいお値段しますけどね。

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 レンタル自転車もありましたね。ここからしまなみ海道まで走りに行けるのかしら。しまなみ海道を自転車で走るというのはエス氏の目標の一つなので、いつかオフトレ記事にしたいものですな。なお道後温泉からしまなみ海道がある今治までは約40kmの距離があります。レンタルのチャリンコけっこうショボいけど大丈夫なのかしら。

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 道後温泉駅にも行ってみましたよ。駅から商店街を通って道後温泉本館までは歩いて5分ほどとすぐ近くです。観光しようと思えばあれこれありそうなので、次に来る機会があればもう少しのんびり滞在したいですな。

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 駅前には時計塔があり、ちょうどからくりが動き出したところでした。当の隣には足湯もありましたぞ。せっかくなので足湯に足を入れてみたりもしました。エス氏の隣では外国人の女性が足を入れてくつろいでいましたな。

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 さてふやなに戻って夕食です。メインの肉料理は3種類から選べましたが、エス氏は牛にしましたぞ。以下料理の写真を並べます。

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 お酒は地元の日本酒を飲みました。酒六酒造株式会社の「吹毛剣」というお酒は美味しかったですのう。吹毛剣といえば北方謙三水滸伝ファンのエス氏としては青面獣楊志の剣が思い浮かびます。水滸伝の中でも楊志は一番好きなキャラなんですよね。なおグラス一杯2,070円でした。

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 夏目漱石も飲んだのかと思ったら飲んでほしかっただけという純米大吟醸「ふなや」も飲んでみましたが、これも良かったですな。

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 食事中には飲みきれなかったので、部屋に運んでもらってのんびり飲みました。なお部屋の冷蔵庫は効きが悪かったです。

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 食事の後は庭を散歩しましたぞ。ふなやには詠風庭(えいふうてい)というそれはそれは立派なお庭があるのです。

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 良い雰囲気ですなぁ。

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 ライトアップされているので夜でも散歩できます。

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 季節が変わったらまた訪れたいものですの。

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 庭には小川が流れており、その脇にお座敷もありました。ここで飲んだら旨そうですぞ。

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 大浴場は別棟にあります。檜湯と御影湯があり、男女日替わりとなっていました。エス氏は夜と翌朝にも入ったので、どちらの風呂にも入れましたぞ。湯については、エス氏は硫黄臭かったり錆び汁みたいだったりする方が好みなので、無色透明な道後温泉の湯はいささか物足りないと思いつつ、やはり翌日の登山を前に身体が癒えているなとは感じましたね。文句をつけるなら露天風呂に眺望が欲しかったですのう。詠風庭を眺めながら湯に浸かりたかったですわ。

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 朝食は健康的なものでしたね。この後山に登るので、ご飯はお代わりして食べましたが、お米も美味しかったですな。そして愛媛といったらポンジュース。

 朝食の後はすぐに準備して出発しましたが、ギリギリまで滞在したくなるような快適な宿でした。さすがは老舗旅館ですのう。平日で宿泊客も少なかったからでしょうか。強いて言えば廊下が暑かったです。道後温泉もまだまだ観光したりないですが、とりあえずは道後温泉本館にも入れて良かったかなと。石鎚山へ登るという目的だけを考えるともう少し山に近い宿の方が便利だったのかもしれませんが、少々遠回りでも道後温泉まで来てふなやに泊まって正解でしたわ。

[道後温泉ふなや:日記]

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