いったん右側のコースを滑ることに。先程のリフトまでの距離は短いですが、コース脇はほぼノートラックの新雪でしたぞ。と思って突っ込んだら雪は薄く、その下はガリガリでけっこう怖かったですのう。
リフト小屋のおっちゃんに確認すると、やはりリフト下を通って急斜面に出るそうです。どれどれ…。リフトの上からよく見ると、滑った跡が一応ありますね。全然整備されてませんけど。
連絡通路に入ってみました。スキーの跡があるのでそれに沿ってトラバースしましたが、写真を取りながら進んでいたら途中で止まってしまいました。ワンフットでもトラバースするくらいなんでもないと思っていたのですが、予想を超える難しさでしたぞ。雪が踏まれていないので蹴り足が埋もれ、かなり移動しにくかったです。スキーなら楽だとは思いますが、スノーボードの初中級レベルではちょっと厳しいと思いますな。
難しいのは前半だけで、リフトが見える頃には楽になってきます。
ようやくコースに出ましたぞ。2度目は勢いをつけて入りましたが、それでも途中止まりそうになり、手で少し漕いでようやく突破できました。容易ならざるアクセスですの。
うーん、良い斜面ですね。雪が積もっていればかなり調子良さそうです。この日は薄っすらパウダーでしたけど。それでもコースの両脇はノートラックでそれなりに積もっていて楽しめましたぞ。
次は連絡通路からコースに出る少し手前で左側の林の方に入ると、ここもノートラックでした。コースに入ってからも左側は誰も滑っていなかったので、思わぬパウダーを楽しめてしまいましたな。しかもリフトのおっちゃんに回数券は何枚だと聞かれ、これで最期だと答えるとサービスでもう1回乗せてくれました。ありがとうおっちゃん。小屋の中で休んでくれい。
てなわけで尾瀬檜枝岐温泉スキー場を満喫したエス氏ですが、予定していた練習は何一つできませんでした。パウダーを楽しく滑って終了。それで十分ですけどね。このゲレンデは降った後にパウダーを滑りに来るという楽しみ方しかないのかなとスノーボーダー的には思いますが、パウダー競争率も低く穴場といえますの。朝イチから滑れば最大リフト10本分くらいは楽しめるかも。もっともここを楽しめるのはそれなりの腕前のスノーボーダーになると思いますので、そのようなレベルの人はあまりここへは滑りに来ないと思いますけど。まあそこをあえて滑るのがローカルゲレンデ大好きおじさんですけどね。
余談ですが宿の人にこのスキー場で滑ってから来たと話すと、その人もゲレンデにいたようで、珍しくスノーボーダーがいると思ったそうです。そういえばエス氏しかスノーボーダーはいませんでしたね。左側のコースに入るスノーボーダーはさらに珍しいらしく、かなりの腕前ですねと褒められてしまいました。それほどでもありませんが、初級レベルのスノーボーダーに優しいゲレンデではないことは確かですのう。
駐車場に戻るとまだ14:15でした。日帰り温泉に入ろうかとも思いましたが宿は15:00にチェックインできるので、着替えて駐車場で仮眠して待つことに。
ダイローブは手を入れた瞬間にその防御力の高さが感じられるのですが、ちと硬すぎますね。デジカメで写真を撮ったりするのが相当不便でした。テムレスの方が柔らかくて使いやすいですのう。
宿はゲレンデから車で3分くらいとすぐそこでした。途中で会津駒ヶ岳の登山道への入り口らしきところを通り過ぎたような気もしましたね。まさか滑りに来ることになろうとは。
この日は日本秘湯を守る会会員の宿、旅館ひのえまたに泊まりましたぞ。ここはなかなか良かったですのう。お値段もなかなかでしたけど。尾瀬檜枝岐温泉スキー場だけではなかなか人にすすめにくいのですが、この旅館があることで檜枝岐へスノーボードトリップをすることもありっちゃありだといえる気はしますね。別記事で詳しくご紹介します。
さて翌日は会津高原たかつえスキー場で滑る予定だったのですが、現地で合流したいと思っていた達人(前回のトリップ、しまぼしツアー最終日を参照)がコケて怪我して滑れなくなってしまったことが判明しまして。あららお大事に。そういうことなら別のゲレンデを滑りますかねぇ。次回に続きます。
エス氏の翌日、滑っておりました。
ここ、ゆるゆるですよね。スノースクート禁止のゲレンデなのですが、ダメ元でアタック。何も言われず滑らせてもらえましたよ。
満足した後 事務所?行って話し合い。今後の滑走許可をもらってきました。平和でいいゲレンデですよね、1日はとても居られませんが。その日は11時には上がって南郷へ行きましたね。
会津高原のあたりはよく滑っているんでしたっけ?
コースは手強いですが、人は優しい感じでしたね(^^)
このエリア自体が完全ノーマークでした。
奥会津・・・秘境ですね~。
いつもながらエス氏殿の行動範囲の広さと良すぎるフットワークに脱帽です。
うちからだと白樺湖周辺とほぼ同距離ということも判ったので、19-20season来訪予定に入れました。
奥会津はいささかマニアックな感じがしますが、行ってみるとなかなか魅力のあるエリアかなと。
来シーズンは是非訪れてみてください(^^)