シーズンを振り返って
暖冬で雪不足となったシーズン序盤ですが、北海道で天然雪を滑れたのはラッキーでしたなぁ。本州ではどこへ滑りに行くべきか悩みましたが。雪がないおかげで本来泊まりで滑りに行くところが日帰りになったりして、滑走日数が例年より少なめとなった一因になりましたの。
北陸トリップはエス氏にとっても印象深く、18/19シーズンは1人で滑っていることが多い気がしていたのですが、振り返ってみると現地集合なども含めて誰かと一緒に滑っていることの方が多かったですわ。これはエス氏的には意外でしたね。
以前も午前午後で別々のゲレンデそ滑ったりすることもありましたが、1日に複数のゲレンデを滑ることが北陸トリップ以降定着しましたなあ。同じ7泊8日のエス氏一人旅でも、東北トリップの頃はまだ1日1ゲレンデでしたし。今回のトリップで北陸エリアのスキー場をあらかた滑ってしまいたいと思って午前午後で別々のゲレンデを滑ることにしたわけですね。
このおかげで滑りに行ったことのあるスキー場の数が一気に増えまして。18/19シーズン開始時点で110ヶ所だったのがシーズン終了時には146ヶ所となりました。18/19シーズンだけでまだ滑っていなかった36ヶ所のゲレンデで滑れたということになりますが、けっこうすごい数な気がします。
実のところ牧の入は若い頃に滑ったことがありますし、富士見パノラマや志賀高原の丸池・蓮池・サンバレーなんかも滑っておりますが、いずれもブログ開設前なので146ヶ所にはカウントされていません。ブログ開設以降に滑ったゲレンデの数ということですね。
146ヶ所で滑ったからといって特に偉いわけではありませんが、エス氏としてはこの数が増えていくと、あちこち旅をしてきたものだなぁと感慨深いものがあるわけです。特に年末年始のトリップは普段は行けないようなエリアをまとめて滑る好機ですからね。19/20は海外ですが、20/21シーズンの年末年始ではどれ北海道を回ろうか、今度は西日本へ行ってみようかと夢が膨らみます。
定番のゲレンデには今シーズンも行きましたね。菅平とか野沢とか。勝手知ったるゲレンデはどこを滑れば楽しめるのかわかっているので安心できますよね。超接待トリップでは野沢温泉へ社長を案内したわけですが、普段からゲレンデ以外の部分、温泉・食事・宿などにも意識を向けていたことが上手くいった要因かなと思っています。
その意味で、スノーボードブログなどを書いているエス氏ではありますが、スノーボードトリップを構成する様々なものに関心を寄せているので、必ずしもスノーボードにフォーカスしているわけではないんですよね。もちろんスノーボードは好きですし楽しんで滑っていますが、それと同じくらい滑った後の温泉、風呂上がりのビール、宿の快適な部屋も楽しみにしているわけです。
ブログを始めた頃はもっとスノーボードにフォーカスしていたんですけどね。相対的にスノーボードそのものに対する関心が薄れてきているとも言えてしまうのですが、そのような変化をエス氏自身は悪いことだとは考えておりません。スノーボードはあくまでも人生を楽しく豊かに過ごすための趣味でして。
スノーボードだけではなくスノーボードトリップを楽しむという広がりは、むしろ大人としては良い変化かなと考えております。ブログを楽しんでもらえるかどうかはなんとも言えないところですが。
エス氏ベストトリップ
18/19シーズンの全19トリップからエス氏が選ぶベストトリップをご紹介します。
1位:北陸トリップ
やはり18/19シーズンはこれですね。7泊8日の一人旅で17ヶ所のスキー場で滑るという人はなかなかいないと思います。計画的で行き当たりばったりで臨機応変。かつ首都圏から北陸エリアは遠いのでブログもあまり役には立たないというところも含めて、いかにもエス氏っぽいスノーボードトリップではないでしょうか。
2位:しまぼしツアー
仲間たちと滑るのはどう考えても1人で滑るより楽しいですよね。しまぼしツアーではサプライズのお祝いなんかもあったりして思い出深いトリップになりました。マツザワファミリーとも一瞬だけ一緒に滑りましたが、とっとと引き上げてジンギスカンを食べに行ったりもしましたね。ジンギスカン街道はまた行きたいですのう。
3位:超接待トリップ
みなさん取引先の社長と滑りに行くプランを考えることになったらどうしますか。いつものトリップで喜んでもらえそうですか。この問いに対する答えとなるトリップは、エス氏にとっても数えるほどしかありませんでした。超接待トリップの視点でプランを考えると、いままで以上に質の高いトリップが楽しめるんじゃないかなと思いますね。
番外編
中越トリップ
上越国際はホントにがっかりなビッグゲレンデでしたな。イトチンさんと一緒に滑れたのがせめてもの救いでしたわ。
雪バ会 3rd session
メンバー3人が揃っていた1泊目は楽しかったんですよ。雪バカが帰って玄米と2人の2泊目は酷かったなー。
鮎川トリップ
凍えて二日酔いでゲロ吐いてからのグラトリレッスンてのはけっこうキツイですよ。特に「凍えて」の部分はリアルガチでヤバかったです。
エス氏おすすめの宿
エス氏があちこち泊まった宿の中から、これは良かったなぁという宿をご紹介します。ちなみに仙壽閣は昨年も泊まっているので除外しております。
1位:志賀高原 白い温泉 渓谷の湯
渓谷の湯は良かったですね〜。志賀高原のゲレンデにも近く、滑りに行くには格好の立地です。露天風呂付きの客室もあり、のんびり温泉に入れるのが嬉しいですな。料理も美味く、文句無しの宿ですわ。
2位:旅館ひのえまた
福島の山奥、桧枝岐村にある旅館ひのえまたは日本秘湯を守る会の会員宿ですが、エス氏的には温泉以上に料理が素晴らしかったです。スノーボードトリップで檜枝岐に泊まるというのはなかなかマニアックではありますが、それだけの価値が有る宿だと思います。
3位:あずまや高原ホテル
菅平高原から少し移動しますが、この辺りは温泉宿が少ないので、素晴らしい露天風呂のあるあずまや高原ホテルは貴重な存在ですな。菅平には毎年滑りに行くので、定宿にしたいものですな。
お金の話
18/19シーズンにスノーボード関連で使ったお金は130万円ほどでした。期間は17/18シーズン終了後から18/19シーズン終了までの約1年です。ちなみに17/18シーズンは150万円を超えていたので少々安くなりましたな。滑走日数も減りましたけど。
スノーボード関連で使ったお金には、スノーボードの道具代、リフト券、レッスン代、宿代、交通費、トリップ中の飲食代、温泉やお土産などの費用も含まれています。これはエス氏の計算の仕方なので、人によって何を費用に含めるかは異なると思いますね。
130万の内訳は主に以下の通りです。カッコ内は前年の数字です。
道具:28万円(13万円)
リフト券:13万円(10万円)
宿泊費:28万円(19万円)
交通費:30万円(29万円)
食費:16万円(21万円)
その他:15万円(64万円)
道具については一通り買い換えておりますので、前年よりかなり増えておりますがまあこのくらいかなと。リフト券は午前午後でゲレンデを変えて滑るのは非効率なので止むを得ませんな。宿泊費もけっこう増えましたが、これは良さげな温泉宿に泊まる回数が増えたので仕方ありません。交通費は横ばいですが、滑走日数が減っていると考えると増加していると言えますね。一人旅が多いからかしら。食費が減っているのは前年のウイスキー代が無くなったおかげ。酒量は少し減りましたかね。その他は大幅に減っていますが、前年は海外トリップの費用をここに入れているだけです。
19/20の予算も考えているのですが、今の傾向に海外トリップが加わるとどう考えても予算150万じゃ足りないんですよね。貧乏エス氏にはそもそも100万オーバーという時点でおかしいというのに。さてどうしたものか。
まとめ
何やら安定して毎回楽しめた気がします。スノーボードだけにフォーカスしているわけではないので、コンディションが悪くてもトリップ自体は楽しめてしまうんですよね。費用はかかりますが、良さげな宿に泊まるのは旅の楽しさをある程度担保してくれると思いますのう。もちろんスノーボードが楽しめればそれに越したことはありませんが。
エス氏一人でのんびり旅をすることもあれば仲間たちとワイワイ楽しく滑ることもあり、バランスよく楽しめました。来シーズン以降もこの調子で行きたいものですな。一緒に滑ってくれたみなさん、ありがとうございました。ブログの応援をしてくれたみなさん、ありがとうございました。19/20シーズンもよろしくお願いします。
奥会津編は大変参考になりました。
千葉からだと下道で近いことも分かったので、19-20はこの豪雪地帯の
探検に行こうと思ってます。
それにしてもこたびの北陸編から数年前のバックナンバーに至るまで、
何度読み返してもニヤニヤが止まらない、エス氏殿の奇妙な冒険。
成長性・射程距離は相変わらず特Aですね。
そして、今年の冬こそお会いしたいと思っております。
参考になったなら嬉しいですね(^^)
奥会津は一度は行ってみても良いと思いますので、ぜひ楽しんできてください。
エス氏の奇妙な冒険はまだまだ続く予定です。
来シーズンはゲレンデでお会いできるといいでふねヽ(^o^)