フロントサイドとバックサイドの違いとは?初心者向けにわかりやすく解説【スノーボード用語】

This article explains the difference between frontside and backside in snowboarding for beginners.

みなさんこんにちは。エス氏です。

フロントサイドとバックサイド、初心者さんにはこれがなかなかわかりにくいんですよね。

結論から言うと、フロントサイドはつま先側(トウサイド)、バックサイドはかかと側(ヒールサイド)のことです。

……と、これだけで終わればこの記事はいらないのですが、実際には用語の使い方が微妙にブレていて、ここで混乱する人が結構多いんですよね。

連続ターンの解説に入る前に、どうしてもこれだけは整理しておきたかったので、今回はフロントサイド、バックサイド、トウサイド、ヒールサイド、オープン、ブラインドといった用語について、エス氏の考え方を書いておきます。

【結論】フロントサイドとバックサイドの違い

先に超ざっくり整理しておくと、こんな感じです。

  • フロントサイド = つま先側 = トウサイド
  • バックサイド = かかと側 = ヒールサイド

スノーボードを始めたばかりだと「フロントって前?バックって後ろ?」と考えてしまいがちですが、そういう話ではありません。ターンやエッジの向きの話です。

エス氏ブログでは、基本的にフロントサイド、バックサイドという表現で統一しています。

なぜフロントサイドとバックサイドはわかりにくいのか

エス氏ブログを読んで下さっている方は既にお気づきかもしれませんが、このサイトではフロントサイドバックサイドという用語をメインで使っています。同様の意味を持つトウサイド、ヒールサイドという用語はあまり使いません。

このあたりがややこしいのは、同じような意味の言葉がいくつもあるからです。フロントサイドとバックサイド、トウサイドとヒールサイド、さらにオープンとブラインドまで出てくると、初心者さんが混乱するのも無理はありません。

今回はそのあたりを、エス氏なりに整理しておきたいと思います。

JSBAではトウサイドとヒールサイド

現在、日本スノーボード協会(以下JSBA)では、フロントサイドやバックサイドではなく、トウサイドとヒールサイドに用語を統一しているようです。なぜトウサイドとヒールサイドになったのか、実はエス氏はよく知りません。こんどJSBAのインストラクターにでも聞いてみようと思います。

JSBAも以前は普通にフロントサイド、バックサイドと言っていましたけどね。エス氏の手元にあるJSBAのスノーボード指導教本(2001年初版、2007年第7刷)には、ちゃんとフロントサイドターン、バックサイドターンとの記述があります。

わざわざフロントをトウ、バックをヒールと言い換えた理由は何なのでしょうか。ちょっとググってみたら国際対応の一環などとも書かれていましたが、正直なところ、そこまで大問題でもない気はします。

エス氏自身はJSBAの会員ではないので、従来通りフロントサイド、バックサイドで記述しています。

トウサイドとヒールサイドとの違い

トウ(toe)はつま先のことですね。トゥじゃなくてトウらしいです。スノーボード用語としては、フロントサイドの記事をご覧下さい。トウもフロントも、つま先側という同じ意味を表します。

ヒール(heel)はかかとのことですね。スノーボード用語としては、バックサイドの記事をご覧下さい。ヒールもバックも、かかと側という同じ意味を表します。

つまり、トウサイドとフロントサイド、ヒールサイドとバックサイドは、ほぼ同じ意味だと考えて構いません。

ただ、トウとヒールという言い方の方が、初心者さんにはわかりやすい場面もありそうです。例えば、バックサイドの横滑りと言うと「背中側に滑るのかな?」と勘違いしてしまうかもしれませんが、ヒールサイドの横滑りと言えば、かかと側のエッジを使うんだなとイメージしやすい気がします。

トウやヒールという言い方は、よりダイレクトにエッジを表しているんですよね。その意味では、初心者向けの説明には向いていると思います。

オープンとブラインドとの違い

フロントサイド、バックサイドと同じような意味を持つ用語に、オープンとブラインドという言葉があります。これらは主にスピン系のトリック名に使われますね。

オープンとは、進行方向に対して身体を正面に向けるように回る回転を表します。レギュラースタンスの場合は、時計と反対回りになりますね。

ブラインドとは、進行方向に対して背中を向けるように回る回転を表します。レギュラースタンスの場合は、時計回りになりますね。

オープンとブラインドという言い方は、今でもするんですかね。エス氏は普通に使いますけど。オープンワンエイティ、ブラインドワンエイティといった使い方です。

スピンの回転方向を表す場合は、トウやヒールという言い方はしません。ヒールサイドワンエイティとは言わないですよね。ただし、「ヒールエッジをかけてオープンに回す」とか、「トウエッジをかけてブラインドに回す」というように、エッジの区別をする場合には普通に使います。

逆にオープンやブラインドはターンには使いません。オープンサイドターンとは言わないワケですな。

結局どの用語が一番便利なのか

トウサイド、ヒールサイドは、エッジを表す用語として使うのがエス氏的には一番しっくりきますね。JSBAではターンの方向を表します。

オープンサイド、ブラインドサイドは、スピンの回転方向を表す用語です。ターンには使いません。

そしてフロントサイドとバックサイドは、エッジにもターン方向にもスピンの回転方向にも使える、一番汎用性の高い用語です。フロントサイドと言えば、エッジもターン方向もトウサイドのことですし、フロントサイドのワンエイティと言えばオープンワンエイティのことです。

トウとオープン、ヒールとブラインドなどの用語をいちいち書き分ける必要がないので、エス氏的には、どうせ統一するならフロントサイドとバックサイドが一番便利かなと思います。

「フロントサイドターン」はナウなヤングには通用しない死語かもしれませんが、エス氏はフロントサイドとバックサイドでブログの記述を統一するのでよろしくお願いします。個人的にはどうでもいいんですけどね。書き分けるのも面倒ですし。一応、ナウなヤングは死語だと分かった上で使ってるんですよ、と言いたかったワケです。

ちなみに、数年後にもしかしたら抱え込みのレッスン記事を書くことがあるかも知れませんが、抱え込みをダイナミックなんて書くことは決して無いと思います。ダイナミックって……。

関連記事

フロントサイド・バックサイドを理解したら、次はこちらもチェックしておきましょう。

Understand frontside and backside, then move on to turning techniques to improve your riding.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です