オフトレ 登山編 大菩薩嶺 7/100

みなさんこんにちは。エス氏です。2015.7.19は先週に続いて山登りに行ってきました。今度は山梨県の大菩薩嶺です。
4:40出発

朝4:00に起き、仕度を済ませて4:40に自宅を出発しました。本当は4:30には出発できたはずなのですが、カーナビで目的地の上日川峠駐車場を検索しても出てこないという朝っぱらからイライラさせられる事態で10分も無駄にしてしまいました。スマホの賢さに比べ、カロッツェリアはノロノロビームでもくらったかのように動作が緩慢で、かつ検索機能がゴミ以下というガラクタですね。止むを得ずスマホで上日川峠駐車場前の山小屋ロッヂ長兵衛を検索し、その住所を入力して目的地をセットすることができました。ちなみにナビにはロッヂではなくロッジと表記されていました。あまりにもゴミすぎてカーナビなんて使ってるオレって情弱かしらと不安になりましたわ。
まあ少し走ると虹が見えたので気分が良くなりましたけど。

6:00談合坂SA到着

毎度おなじみすた丼。前回並盛りが多すぎて苦しくなりましたが、今回は腹減ってるしこれなら並でもいけるんじゃね…?と思いましたが自重してミニに。この判断は正解でした。
すた丼ミニに満足しつつ6:20に談合坂を出発。

7:25上日川峠市営駐車場到着

中央道を勝沼ICで降りフルーツラインという道路を走っていると、何やらいい眺め。思わず車を降りて写真を撮ってしまいました。
その時急に便意が…。

目的地までの途中にコンビニでもあるかと思いましたが、気がつけばどんどん山奥に。むう。うんこもしたいし食料も欲しかったので、コンビニには寄りたかったのですが。
峠道は道幅が狭く対向車には注意が必要です。登りでは車とすれ違いはしませんでしたけど。

うんこを我慢しつつも景色は一応楽しむエス氏です。

登山口の脇にあるロッヂ長兵衛に到着しましたが、近くの駐車場は満車のようです。少し離れた市営駐車場に車を入れましたが、ここにはトイレがありませんでした。
くっ…この駐車場からロッヂ長兵衛までの距離を考えるとのんびりはできません。さっさと準備をしてトイレに行かねば。
サンダルから登山靴に履き替えたりと準備をしていて、腕時計を忘れたことに気がつきました。まあスマホがあれば問題ありませんけどね。コンビニで食料を調達する予定が狂ってしまいましたが、実は事前にいろはす3本とカップラーメンを用意しておりました。すた丼も食べたことですし、これで十分でしょう。

市営駐車場からすばやく移動し、ロッヂ長兵衛で話を聞き、別の駐車場前にある公共トイレへ。ふうっ。これでもう怖いものなしですわ。
ちなみに上日川峠はかみひかわとうげと読みます。

7:55登山道出発[標高1,600m]

ロッヂ長兵衛前で軽くストレッチ。日差しが強烈ですが、気温はまだそれほど高くありませんでした。しっかり日焼け止めを塗ります。
今回はヴァームを用意していたので、それ飲んでから登山開始。

最初の目的地は福ちゃん荘。舗装された道を歩きます。左側には登山道も並走していましたが、あまり意味がなさそうだったので舗装路を歩きました。
前回の反省を生かし、今回は開始1時間はゆっくり歩くことに。サクサク歩くのは体が慣れてからです。

8:15福ちゃん荘到着[標高1,720m]

福ちゃん荘にはすぐに着きました。ここで大菩薩峠へのルートと、雷岩へのルートが分かれています。エス氏は大菩薩峠経由で大菩薩嶺を目指すことに。
大菩薩峠と大菩薩嶺ってのがあってややこしいんですよね。山頂になるのは大菩薩嶺の方です。

福ちゃん荘の前にも公共トイレが。うんこが漏れそうというピンチを経験したことで、トイレの位置を把握すること重要性を学んだエス氏でした。

8:55大菩薩峠到着[標高1,897m]

緩めの登山道を進みます。ここからはもう舗装されていないので、ダブルストックで歩きました。まだまだゆっくり歩きます。

水の流れる音には癒されますのう。

今回も地形図を見ながら歩きました。本を読んで勉強したので、いくらか地図が読めるようになりましたね。
この先で尾根に上がる、この道を歩いていると沢をいくつか超える、その先で右側に小さなピークがあるはずなどなど。

くくく…ここに沢があることは読んでいたぜ。

もうすぐ大菩薩峠です。ここまでは主に日陰を歩いていたのですが、やはり直射日光を浴びると暑いですね。

大菩薩峠にも公共トイレが。至れり尽くせりですのう。

介山荘はなかなか商売熱心ですね。小学生くらいの少年が店番をしていて、中年の登山客に商品の説明をしていました。しっかりしているなあ。

こちらが大菩薩峠。

ここから先は稜線を歩きます。なにやらいい感じですな。

「お!ここから富士山見えるやんけ!写真とったろ!」と思い撮影するわけですが、先に進むにつれ富士山がよく見えるようになるんですよね…。

9:45大菩薩嶺到着[標高2,057m]

スタートからすでに1時間を経過しているので、サクサクと稜線を歩きます。分かれ道らしきものがありますが、コースは右です。左は見晴らしのいいスペースに出るので、休憩にはいいですね。

うーんスカッと爽やかないいお天気。まるでこのエス氏のようですぞ。それにしてもこのような稜線を歩くのは初めてですなあ。

途中小屋があります。この辺りが賽の河原でしょうか。積み石がたくさんありました。

途中岩場もありますが、特に手強くはありません。

標高2,000mの杭がありました。雷岩も近いですね。

稜線を登りきると木が見えてきます。

平坦な場所に出て、そのすぐ先が雷岩の辺りです。まあどれが雷岩なのかよくわかりませんでしたけど。

富士山の眺めはここが一番いいと思います。ここにたどり着くまでに「お!さっきより富士山よく見えるやんけ!写真とったろ!」という撮影スポットが何箇所もありましたけどね。

ここから山頂までは林道を進みます。足元ぬかるみまくりでしたね。

所々に東京都水道局の杭が。水源なんでしょうね。いい目印ですわ。

ここが山頂。特に感動なし。

10:35福ちゃん荘到着

雷岩まで引き返し、今度は大菩薩峠ではなく直で福ちゃん荘へ通じるルートへ。

下山を始める前にストックの調整。下りは少し長めにしています。

こちらのルートの方が傾斜がキツイですね。その分距離は短いですけど。

しばらく下ると少し楽になります。

福ちゃん荘も近くなった頃、少し霧が出てきたようで視界に靄がかかりました。右手側は真っ白ですね。

福ちゃん荘に到着。ここまでの登下りで大勢の人とすれ違いました。みなさんのんびりなんですね。

福ちゃん荘では食事や買い物もできます。そういえばすた丼効果で腹は減っていませんのう。

10:50ロッヂ長兵衛到着

ロッヂ長兵衛までは舗装路を下るので、ストックは短くして使いませんでした。登山口に着く頃にも、どんどん人が登っていきます。
なるほど、ハイキング感覚で登れる山なので人気があるということですな。サクッと朝イチから登るのが混雑しなくてよさそうですの。
今回も休憩なしで登ってしまい、用意したカップラーメンを食べることはありませんでした。すた丼は侮れません。本当は山頂付近でお湯を沸かしてカップラーメンを食べてみたかったんですけどね。アウトドアな感じじゃないですか。
ところが腹は減らないわ休憩は必要ないわで、エス氏のアウトドア体験は次回に持ち越しとなってしまいました。いろはすも1本しか飲みませんでしたね。

下山後

ロッヂ長兵衛でバッジを購入。他の山のバッジも売っていましたが、一応下山後に買うことにしています。以前登った富士山、日光白根山、丹沢山はバッジを買っていないので、どうしたものか。
バッジと一緒にカップ酒も購入。この記事も甲斐の開運を飲みながら書いております。はて開運といえば静岡の酒と思っておりましたが。甲斐の開運とはどういう関係なんでしょうね。酔っぱらってきて調べるのが面倒なので、誰か教えてください。

市営駐車場に戻ると、車内に放置した飲み残しのレッドブルがすっかりホットドリンクになっていました。フーフーしながらレッドブルを飲むのは初めてでしたが、あまり美味くはありませんの。

車内には靴の除湿剤として愛用している水とりぞうさんを干しておきました。通常青の印が湿気を吸うと徐々にピンクに変わり、天日干しをすると青になって復活するのですが、この水とりぞうさんは未だかつてないほど真っ青になっていました。ふむ。車内天日干し作戦はなかなかいいですな。

再び峠道を走りましたが、下りでは数台の車とすれ違いました。幸いスムーズにすれ違えましたが、下山時間が早すぎるとすとすれ違う台数も多くなり面倒な感じですねー。

帰りは大菩薩の湯へ。仲間と一緒の時はのんびり湯に浸かるエス氏ですが、単独の場合はさっさと上がってしまいます。ワープ要員がいませんからね。
温泉の後は少々腹が減ってきたので、勝沼のレストランで食事をしようと思いましたが、ネットで探した店に行って見るとまあまあおしゃれな感じ。温泉上がりでTシャツ短パンサンダルというリラックスモードのエス氏が入ったらマズイかなと自粛し、とっとと帰ることに。

中央道は特に渋滞もなく、14:25には地元のラーメン屋くじら軒に到着しました。遅めのランチはエス氏のお気に入りの炒飯。
セブンイレブンでビールとつまみを買い、自宅に着いたのが15:00。先週この時間に美ヶ原で走り回っていたことを思うと、今回は楽な日程でしたね。
これで百名山踏破は7座となりました。…あと93もあんのかよ。

大菩薩嶺観光協会
ロッヂ長兵衛
福ちゃん荘
介山荘
大菩薩の湯



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