AMICSS LV 154 Review|26/27モデル試乗レビュー|圧雪も楽しめる完成度の高さに驚きましたよ

AMICSS LV 154 Review

みなさんこんにちは。エス氏です。2026/3/20は長野県の富士見パノラマリゾートで開催されたAMICSSの試乗会に参加してきましたよ。今回は待望のパウダーボード、LV 154の試乗レビューです。

結論から言うと、LV 154は圧雪も楽しめる完成度の高いパウダーボードでした。パウダーでの滑りについては来シーズンのお楽しみですが、形状からして十分な浮力が得られると思いますので、これまでのAMICSSの板よりもパウダー性能がはるかに高いという期待が持てますな。

こんな板を探している人にピッタリな高性能ボードですよ。
・パウダーも圧雪も1本で楽しみたい人
・カービング性能も捨てたくない人
・操作性の良いパウダーボードを探している人

試乗会当日の富士見パノラマはかなり気温が高くなったのですが、雪が緩む前に試乗できました。ゴンドラに乗って下まで降りましたが、まだ雪が締まっていてコンディションが良い状況で試乗できたのは幸いでしたな。

AMICSS/アミックス

アミックスは青森のメーカー、ブルーモリスのブランドで、16/17シーズンからスタートしました。アルペンスノーボードのワールドカップで活躍しているアミックスの板は、すべてハンドメイドで作られています。カービングの入門モデルから超高性能のプレミアムボードまでラインナップしていますよ。性能に対して非常にリーズナブルな価格設定の良心的なメーカーだと思いますな。

AMICSS

LV

AMICSSはアルペンボードのイメージが強く、どのモデルもカービングに強い板という印象があるかと思います。エス氏自身はカービング系の滑りがメインというわけでもなく、ゲレンデをタラタラと滑っているだけなのですが、AMICSSのDNA TiやAGGRESSORといった超高性能モデルはそんなエス氏でも扱いやすい最高の板なんですよね。

ただしパウダーで最高かと言われると…。エス氏はAGGRESSORに乗ってニセコのゲートを通ったりもしておりますし、これまでのAMICSSの板で普通にパウダーを滑っていたわけですが、正直パウダーはパウダーボードの方が滑りやすいと思います(当然ですが)。

AMICSSがパウダーボードを作ってくれたら最高なのに。そう思っていたAMICSSユーザーの方も多いのではないでしょうか。そしてついにやってくれました。AMICSSファン待望のパウダーボードがついに発表されたのです。それが今回ご紹介するLVですね。

LVは154cmのワンサイズのみ。正直短い気もしますが、Facebookで公式のコメント見て納得。以下引用します。

2026-2027 LV154について、多くの関心を持っていただきお問い合わせをいただくことが最近多いため、少しご説明致します。

154という長さは短くも感じます。しかし、私たちのFactoryが存在する八甲田山(青森市)では、もちろん目を見張るような大斜面も存在しますが、ほとんどの方は樹氷や木々の間を滑り抜けることが一般的であり、それにストレスを感じず楽しむことを目的とし154の操作性の良さを選択。

400㎜のロングノーズロッカーとセットバックされたキャンバー位置とスタンス位置、あえてキャンバーを低めに設定し、深い雪での浮遊感、コントロールはもちろんだか、グルーミングされた雪に降り立った際に全く操作できないでは週末の一日の最後としては…お粗末である。もちろん、カービング系ボードとは比較にならないが、それでもカービングの雪を斬る感覚、山の恵み、自然を満喫できるツーリングパウダーボードを作りました。

私たちJSBA,PSAプロスノーボーダーアルペン種目ライセンス保持者が乗っても大自然の山の中を木々をゲートのようにすり抜け楽しめております。それがLV154。

前置きが長くなりましたね。LVを手にとってまず驚くのがその軽さです。こんなに軽くて大丈夫かしらと安定性を気にするレベル。全くの杞憂でしたが。そして公式HPの画像ではマットに見えたトップシートですが、実際のモデルは黒の細かい凹凸のある格子柄になっていました。高級感があってカッコよかったですぞ。

フレックスはAMICSSの板としてはかなり柔らかく感じました。前足は若干の太さを感じますが、違和感があるほどではありませんでしたね。ノーズ側はロッカー形状になっているので太さの割にターンの導入はスムーズです。エッジは予想以上にグリップしてくれました。サイズの短さは感じますが、安定感は申し分ないと思います。ターン後半になるとテール部分の短さを感じますが、スワローテールにしてはかなりしっかりとしていますね。

これまでに乗ったスワローテールの板はテール部分に圧がかかるとグニャリと曲がってしまい、弱いなーという印象があったのですが、LVにはそれが全くありませんでした。圧雪された斜面での性能は当然ながらDNA TiやAGGRESSORといった超高性能モデルの方が上で、エス氏が乗っている24/25モデルのDNA Ti 162とLVを比較すると、ハイスピードでの安定感や振動吸収という部分では流石にサイズも短いLVの方が分が悪いですが、パウダーボードでこのカービング性能は驚きの完成度だと思います。気持ちよくカービングで滑れましたよ。

LVはエス氏の予想を超えるほど圧雪での滑りを楽しめる板でした。新雪についてはあまり心配をしていなかったので、新雪を滑り終えてからの滑りが気になっていたんですよね。結果は操作性が良くエッジグリップと安定感も十分で何の文句もありません。メインボードにしてワンシーズンLVだけで滑っても良いかも思えるほどの、「こういう板が欲しかったんだよ〜」というエス氏が待ち望んでいたスノーボードがこれですわ。

ちなみにLVは試乗する前に予約受付終了が近いという公式の投稿を見たので、すぐさま注文を入れました。試乗してそれが正解だったことを確かめることができましたよ。来シーズンは念願のAMICSS製パウダーボードで新雪を滑るのが楽しみすぎますね。

This is a high-performance touring powder snowboard that also delivers solid carving performance on groomed slopes.

1 個のコメント

  • LVレビューありがとうございます!!!
    八甲田行ったことあるのですが、本当に雪が軽いのでLVで最高の体験ができると思います。
    (ただ、トップシーズンはあまりにも雪が降るので肝心のロープウェーが運休になることもありますが・・・)
    AMICSSも新参メーカーと思いきやもう10年たつのですね。
    国内のどのメーカーも圧雪でカービングに優れる板をラインナップにそろえているのは当然で、他のフィールドでも楽しい板がどれだけ作れるかという段階になってきたなと感じました。

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