みなさんこんにちは。エス氏です。いや〜ついにエス氏の24/25シーズンスタートとなりました。今年は序盤から思いの外雪が降ってくれて嬉しいですなあ。おかげでどこに滑りに行こうか悩んでしまいましたぞ。白馬、赤倉辺りも考えましたが、結果的には群馬で滑ることに。近いし雪も降っているしいい感じの旅館も予約できたので。ゲレンデは株主優待が使えるたんばらにしましたよ。コースも優しくて足ならしにはいいかなと。
元々は蓼科・白樺湖方面で滑るつもりで宿を取っていたのですが、あまり降ってない感じだったのでキャンセルしてしまいました。今回はエス氏にしては珍しく滑りに行く直前に宿を予約しましたぞ。
のんびりと朝5:00に自宅を出発しました。関越を使う場合は5:00に練馬から乗ると概ね渋滞を回避できる、というスケジュール感で行動するのですが、これだと群馬は近すぎるんですよね。どうせすぐに疲れて滑らなくなるだろうと思っていたので、多少渋滞に巻き込まれて到着が遅れても問題なし。だったのですが、5:40頃練馬から関越に乗ったにもかかわらず全く混んでいませんでした。
途中赤城高原SAで休憩して朝食を食べましたが、ここもガラガラでしたね。いつもは注文してからたっぷり20分は待たされるのですが、この日は5分ほどでそばが出てきました。ちなみに今回のトリップは写真の大半を誤って削除してしまったため、この記事はほとんど文章のみとなります。
沼田インターを降りてたんばらまで向かう途中の道路は雪道となったので、とてもノーマルタイヤでアクセスできるような感じではありませんでした。駐車場は無料で、思ったよりも空いていましたね。駐車場で準備をしましたが風が強くて寒かったですねー。シーズン初めなので改めてご紹介しておきますが、駐車場で着替える際に折りたたみ式のイスとすのこがあると大変便利ですよ。エス氏のド定番アイテムとなります。
株主優待券を使って1日券を4,000円で購入。どうせ午前中しか滑らないんですけどね。エス氏の24/25シーズンの板はAMICSSのDNA Ti161とビンディングはATLAS PRO、ブーツはNITROのTEAM PROとなります。初日はブーツの紐を緩めにして足首を動かしやすくするのがエス氏の工夫です。
コースはいくつか開いていましたが、センターコースしか滑りませんでした。風が強くて高速リフトに乗っている間ほんとうに寒かったです。寒いとは予想していてエス氏的にはかなり暖かい装備で臨んだつもりだったのですが。アンダーウェアなどの装備を見直そうかしら。おじさんになると寒さに弱くなるとかありますかね。年々弱体化している気がするのですが。
コースの写真もなくて恐縮ですが、積雪は70cmと十分で、雪質も良かったですね。予想通り足ならしにはいい感じでしたな。足元の道具をフルモデルチェンジしたのですが、初日から感じるのはDNA Tiの滑りやすさ。以前もメインボードで乗っていたDNA Tiですが、全然印象変わりましたね。もちろん良い方に。初日から断言できますがこの板エス氏の歴代最高の板ですわ。
次に感じたのはATLAS PROのベースプレート(というかカバーですかね)の硬さ。これまでハイバックの硬さを感じることはありましたが、足元がこれほど硬いと感じるのは初めてかもしれません。最初は違和感ありましたが、すぐに慣れました。割とテキトーにセッティングして滑ってから調整しようと思っていたのですが、特に問題なく乗れましたね。
ヤバいのはブーツでしたね。ここ数年ナイトロのブーツを愛用しているエス氏ですが、このマーカス・クリーブランドモデルのブーツはこれまでの比じゃないくらいの硬さでした。序盤は紐を緩めて滑っていましたが、慣れてきたのでガチガチに締めて脛のベルトも締めたところ、マジで硬すぎて全く板が踏めませんでした。昨シーズンよりハードブーツも履くようになったエス氏ですが、まだマウンテンスロープのブーツの方が踏めますね。こりゃ慣れるまで時間がかかりそうですのう。
正直リフト数本分滑っただけで足が疲れてしまいました。寒いし疲れたしということで早速休憩することにしてレストハウスに入ったのですが、営業開始が10:00からということで、それまでは席に座ることすら出来ませんでした。おいおいおいおいおいおいおいおい。食事の提供はともかく席に座るくらいさせろや。
嫌な気分で寒いゲレンデに戻り、仕方ないのでスノーボードしてました。休みたいよう。そういえば2人乗りリフト乗り場の手前にレストランがあったような気がしたのですが、影も形も無くなっておりましたのう。
気になっていたのはレストハウス前で開催されていた試乗会ですね。White Blossomeという聞いたことないブランドの試乗会だったので興味を持ったのですが、身分証明証とか無いとダメかしら…。と思いつつダメ元で聞いてみたら代わりに自分の板を置いていけばOKということでした。
シーズン初日から試乗するなんて初めてのことですね。そしてAMICSSの乗るようになってから他のブランドの板に試乗するのがつまらなくなってしまった、知る悲しみのエス氏、今回もどうせつまらない板だろうと思っていたのですが…。ん?この板良いぞ?めちゃくちゃ面白いですね。Sロッカーでパウダー系の板っぽいのに短いテールがガッツリとグリップしてカービングも気持ち良いし操作性も抜群、カーボンが入っているそうでスピードを出してもノーズがバタつかないのはこれ系の板としてはとてもよく出来きているのではないかと。というのがWhite BlossomeのTurningBLUEという板でした。156cmで試乗しましたが、ちゃんと写真付きで紹介したかったですね。なんでもブルーモリス製ということでした。
他にAmplidのALOHA VIBESという板にも乗りましたが、これも面白かったですね。シーズン初日の試乗会はなかなか楽しめましたわ。単なる足ならしだとサボりがちなエス氏ですが、試乗ということであれば一応がんばって滑りますからね。おかげで疲れましたが結果的には良い足ならしになりましたし、いいブランドも知ることが出来て良かったですわ。
お昼くらいには疲れ果ててしまい、サクッと上がることに。この日の宿は水上にあるので、1時間ほど移動しましたよ。水上では酒屋さんに寄って地酒を買ったりもしました。
この日の宿は谷川温泉の旅館たにがわです。ここの温泉は良かったですね〜。この日は寒いし疲れたしで温泉が身に沁みました。そして風呂上がりの一杯。この一杯のためにスノーボードトリップをしている…と思うと晩酌の流儀が頭に浮かびますが、美幸のように徹底するには至っておりませんね。
さて風呂上がりにはシャクティマット。最近ハマっているのですが、温泉とシャクティマットの組み合わせは素晴らしいですね。今シーズンのトリップでは手放せない相棒になりそうですぞ。
てなわけで、写真の少ないシーズン初日となりました。寒くて疲れましたけど楽しめたので良かったですわ。ゲレンデにはグラトリをするスノーボーダーが大勢いましたが、いやはやみなさんウマいものですねえ。タラタラ滑るエス氏よりもずっと速いスピードで滑りながらトリックをしているのを見て驚きましたぞ。なるべく邪魔にならないように端の方を滑っておりましたよ。若者のように元気よくは滑れませんが、おじさんなりにスノーボードトリップを楽しみたいと思います。みなさん今シーズンもよろしくお願いいたします。
記事アップありがとうございました。
たんばら、もう雪が結構あるみたいですね。
昔祖父に連れて行ってもらったスキー場なので昨年行こうとしましたが、スキー場が「お助け隊」なるスタックしたときに助けてくれるスタッフを用意しているくらい途中の道が険しいと伺い、二の足を踏んでしまいます。
(今は宝台樹や高峰スノーパークと迷っています。)
Nitroのクリーブランドモデル、やはり硬いのですね・・・
BurtonのIONですらカチカチだと感じる私は少し柔らかいブーツ(NitroでいえばVenture)を買うことが多いのですが、ハードブーツになれたエス氏さんでも硬いとは・・・
次はまたVentureかVenture proを買うことになりそうです。