スノーボード用語集 ゴンドラ[Gondola]/ロープウェイ[Ropeway]
ゴンドラ/ロープウェイとは?
ゴンドラ/ロープウェイとは、リフトの搬器の代わりに大きな籠を使って、大人数を一度にゲレンデの上部に移動させる設備です。籠の大きさは大小様々で、4人乗り程度のものから100人以上乗れるのものまであります。
どこのゲレンデにもあるわけではなく、ある程度の規模のゲレンデに設置されています。通常は1つのゲレンデに1基ですが、ビッグゲレンデになると2基以上設置されているところもあります。
ゴンドラとロープウェイの違い
よく分からなかったのでググってみました。
[gondola]とはイタリア語です。人が乗る籠そのものを指しています。リフトの搬器と同じように、籠がワイヤーに固定されているタイプをゴンドラという様ですね。
ロープウェイは籠を吊るしているワイヤーとは別に、籠を引っ張るワイヤーが付いてるタイプをいう様です。
ですが、普段ゲレンデでこれらの区別をすることはあまり無いでしょう。面倒なので、以下ゴンドラに統一します。
ちなみにこれは北志賀の竜王スキーパークの公式HPの画像です。
「世界最大級166人乗りゴンドラ」と書いてあるかと思えば、「スカイランドエリアへは、世界最大級166人乗りロープウェイでラクラク!」とも書いてあります。まあどうでもいいみたいですね。
ゴンドラの特徴
ゴンドラはフード付きのクワッドリフトがパワーアップしたようなものだといえます。板を外して乗ることになるので少々面倒ですが、リフトよりも長い距離を登れるので、一度乗ればかなりの距離を滑ることが出来ます。板を外すので、リフトの乗り降りが苦手な初心者さんでも安心です。籠の中に入ってしまえば、外の寒さも気になりません。
クワッドリフト以上に大掛かりな設備なので、ゴンドラ乗り場と降り場には、自販機やトイレなどが設置されていることもあります。
良い事ずくめのようですが、籠は風にあおられやすいので、強風時にはすぐに運行を停止してしまいます。また混雑もしやすいです。
板の扱い
大きさにかかわらず、ゴンドラには板を外して乗車します。小さいゴンドラの場合、スキー板は籠の外にスキーラックが付いていますが、スノーボードはどのゴンドラでも基本的に板は籠の中への持ち込みになります。安全性のため、乗り場で板のノーズ部分にカバーをかぶせます。降り場にはカバーを回収する箱がおいてあります。
初心者さんの注意点
ゴンドラは移動距離が長いので、一回乗ればかなりの距離を滑ることが出来ます。初心者さんはゴンドラに何回か乗って練習すれば、上達も早いといえるでしょう。
注意していただきたいのは、一度上がったらかなりの距離を滑らないと戻って来られない、という点です。体力や帰りの時間などに気をつけましょう。ゴンドラ降り場から滑れるコースは、中上級者向けコースの場合も多いです。初心者さんでも安全に滑れる迂回コースがあるか、ゴンドラに乗る前に確認しておきましょう。
「初めてスノーボードに行ったら、いきなりゲレンデの上の方に連れていかれて、上級コースでコケまくって怖かった」なんて話はよく聞きますよね。
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