スノーボード用語集 ウエスト[Waist]
ウエストとは?
ウエストとは、スノーボード中央の、最も幅の狭い部分をいいます。ウエストが太い板は直進性と安定性が高く、細い板は回転性とレスポンスが高いといえます。
ウエストの太い板
ウエストの太い板は、なぜ直進性と安定性が高いといえるのでしょうか。
ウエストが太いということは、必然的にサイドカーブが浅い板だといえます。サイドカーブが浅ければ、エッジを掛けても板はそれほど深くは曲がらず、直線的に進みます。また、ウエストが太いということは、同じ長さでウエストの細い板に比べて、板の面積が大きいということです。面積が大きい方が安定感は高まります。その代わり、両サイドのエッジ同士の距離が離れているため、エッジからエッジへの切り返しが鈍くなります。
ウエストの細い板
ウエストの細い板は、なぜ回転性とレスポンスが高いといえるのでしょうか。
ウエストが細いということは、必然的にサイドカーブが深い板だといえます。サイドカーブが深ければ、エッジを掛けた際に板はサイドカーブに沿って深く曲がります。また、ウエストが細いということは、同じ長さでウエストの太い板に比べて、板の面積が小さいということです。面積が小さいと安定感は低くなります。その代わり、両サイドのエッジ同士の距離が近いため、エッジからエッジへの切り返しが鋭くなります。
ウエストの太さによる主な板の種別
ウエストの太い板は直進性が高く安定感があるので、ワンメイクなどに向いていると思われます。スピン系のトリックをする場合などに、エッジを掛けながらアプローチをしても、ウエストが太ければより直線的に飛び出せるでしょう。ランディングの際も、板が太ければ安定感があります。
ウエストが細い板は、より深いターン弧でカービングをしたいという方に向いているでしょう。レスポンスも速いので、ショートターンなどもやりやすいと思われますね。
板選びの参考にしてみて下さい。
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