19/20シーズン8日目 LES ARCS【フランストリップ1日目 前編】

 みなさんこんにちは。エス氏です。2019/12/30はフランストリップの滑走初日。Paradiski(パラディスキー)のLES ARCS(レ・ザルク)で滑ってきましたよ。パラディ・スキーというのは幾つかのスキー場が集まった集合体のことで、日本で言えば「志賀高原」のような感じ。レ・ザルクというのはそのスキー場の一つで、志賀高原の中にあるジャイアントスキー場とか焼額山スキー場とかそんな感じです。まあパラディ・スキーのスケールは志賀高原とは比較になりませんけどね。

 JMがガイドをやっているユーロ・スポーツのHPによると、パラディ・スキーのコース総延長は425kmもあるようです。日本最大の白馬バレーは全体で135kmだったと思うので、パラディ・スキーの方が約3倍は広いということです。

ユーロ・スポーツ

 フランスの宿に移動するまでの記事はこちら。

19/20シーズン海外スノーボードトリップ フランス編【準備・現地生活】

2020年1月9日

 ちなみにフランストリップのプランはガイドのJMに完全に丸投げ。レ・ザルクで滑るという以前に、フランスに行くというところからして彼が決めています。

エス氏「次の海外トリップはどこへ行くんだい?」
JM「フランスだね。」
エス氏「よっしゃ〜!なんてスキー場で滑るの?シャモニー?」
JM「パラディ・スキーってとこ。スキーパラダイスって意味ね。」
エス氏「知らね〜どこそれ?」

 こんな感じで全て決めてもらっていたのですが、多少のわがままも言わせてもらったのですよ。それは今後のお話ですが。なおJMはおしゃべりなので実際はもっとベラベラしゃべってます。

 さて、まる1日を移動に費やしてアヌシーの宿に到着したエス氏一行。初日の夜は早めに寝て、12/30は朝6:30に起きました。うーん、眠い。時差ぼけとさんおつのいびきでよく眠れなかったんですよね。とりあえず朝から昨夜の飲み残しのワインを飲みつつ食事。JMが作ってくれるメシは美味いのですよ。

 準備をして7:20頃レ・ザルクに向けて出発。車の運転も全てJM。至れり尽くせりですの。それにしても朝7時を過ぎているというのになんという暗さでしょうか。日本だと4時くらいの感覚ですかね。現地に到着してからここまで、ひたすら暗くて自分たちがどのような外観の建物に泊まっているのかも確認できないくらいでしたわ。

LES ARCS

 宿からレ・ザルクの駐車場までは車で1:20ほどの距離でしたね。途中でオリンピックの開催地として知られるアルベールビルを通過しましたよ。多少明るくなってくると景色がキレイですな。アヌシーはまた別ですが、アルベールビルやレ・ザルクがあるところはサヴォア地方というところですね。チーズなんかが有名なのでしょうか。

 遠くに白く見えるあたりがスキー場ですね。この日はスカッと晴れたいいお天気でしたぞ。JM曰く雪もどっさりあるそうです。素晴らしい。

 8:40頃レ・ザルクの駐車場に到着しました。ここはブール=サン=モーリスという街ですね。予定ではこの街にある宿に泊まるはずだったのですが、設備トラブルで泊まれなくなってしまい、急遽アヌシーの宿になったんですよね。ブール=サン=モーリスならゲレンデはすぐ近くですが、アヌシーは湖もキレイですし特に不満はありませんでしたね。

 駐車場からゲレンデまではケーブルカーに乗って移動します。けっこうな急斜面を登っていくんですよね。

 さんおつが言うには「ケーブルカーの乗り場に東京ドーム1杯分くらいの人がいる」とか。年末年始の休みだからでしょうか、駐車場もそこそこ混んでますし、コンディションも最高とくれば混雑もやむなしか…と思いましたが、たいして人はいませんでした。さんおつの単なる勘違い。まあ本当に東京ドーム1杯分くらいの人がいたらゲレンデにたどり着けないですけどね。

 ケーブルカーに乗るためにはまずリフト券を買わなくては。フランス語ペラペラのJMに丸投げで3日券を購入。滑走可能日は5日あるのですが、幾つかの選択肢があったのでここは3日券を買うことに。結果的にこれは正解でしたね。ちなみにリフト券は3日券で183€でした。コストは1€=125.77円で計算しているので、183€は23,016円です。日本の基準ではかなり高いと思いますが、広さも設備もレベルが違うのでこの価格も納得ですわ。

 さんおつが言うほど混んでいなかったので、ケーブルカーにはすぐに乗れましたよ。驚くほどの急斜面を、驚くほどのスピードで登っていきます。なんかすげぇ。

 ケーブルカーの終点はARC1600という街です。宿がたくさんありますが、こちらに泊まるのはいささか高くつくようですな。

 駐車場もありますが宿泊客専用なのでしょう。

 それにしてもケーブルカーでけっこう登った先にこんなに建物があるとは。日本だとかぐらのロープウェイで上がった先にホテルがバンバン建っているような感じでしょうか。規模が違いすぎますが。

 ようやくゲレンデに到着です。いきなり正面に急な斜面がありますが、ここを滑るのは一番最後でしたね。この先をご紹介する前に、まずはゲレンデマップをご覧ください。

 パラディ・スキーのゲレンデマップは裏表の両面あるのですが、こちらはレ・ザルク側。もう一面はラ・プラーニュ側ですな。一面だけでも十分すぎるほどに広大なんですよ。レ・ザルクのお隣はペイジー・ヴァランドリとかいうスキー場で、そのお隣が裏面のラ・プラーニュになります。

 特に興味ないかもしれませんが、今回の記事に登場する部分をマップ上に記しましたよ。スタートはブール=サン=モーリスのケーブルカー乗り場。ゴールはゲレンデの一番高いところですね。番号は写真と連動するようにしました。

【1】さあ、まずはMONT-BLANC4というリフトに乗りましたよ。そこそこ混んでましたな。スノーボーダーよりも圧倒的にスキーヤーが多く、ほぼ全員といっていいほどヘルメットを着用しています。おまけに美男美女が多いですの。スタイルがいい人も多く、ウェアの着こなしが日本人とは比較にならないレベルでかっこいいです。さすがはフランス。平たい顔族とは違いますわ。

【2】リフトを降りるといきなり絶景。良いお天気ですなぁ。思ったよりも暖かくて過ごしやすかったです。雪質は最高。人工雪で頑張っていた日本とはえらい違いですのう。

 さあ、まずはBelvedere3というコースから滑りますよ〜、っとその前にJMから注意がありました。「まわりのヤツらはオレたちのことなどおかまいなしにガンガンスピード出して突っ込んでくるから気をつけろ」ですって。タラタラ滑っていると轢かれるのかしら。

 コースの途中に眺めの良さそうなレストランが。Belvedere3は途中からBelvedere2になり、けっこうな距離を移動しました。赤パンはエス氏とイトチンさんと3人で八千穂高原へ行き足慣らしをしておりましたが、さんおつはこれが初滑り。大丈夫かなと思って観察していると、久しぶりでよちよち滑りのくせに攻めた滑りをしていてヒヤヒヤしましたな。案の定コケまくっていましたけど。

【3】お次はARPETTE14というリフトに乗りました。けっこう人がいるように見えますが、フランスは6人乗りリフトなんかは珍しくないので意外と早く乗れるんですよね。

【4】広いですね〜見渡す限り山と雪。中央のトンガっている山はマップのLES ARCSというロゴの下にあるAiguille Griveという山ではないかと思われます。

【5】Planというコースを滑っていると、日本では珍しいロープトゥ・リフトがありました。斜度が緩く、慣れていない赤パンやさんおつでも簡単に使えましたね。

 ちなみにロープトゥ・リフトの先はこんな感じでしたよ。志賀高原にも設置してくれないかしら。あそことかあそことかあそことか。

 今にして思えばひたすら移動しているわけですが、景色も雪も最高で実に楽しいクルージングを楽しむことができましたね。

 コースがいくつも合流するポイントは注意が必要です。衝突とか迷子とか。JMを見失ったら帰国できなくなる…。幸いJMは目立つオレンジのウェアを着ていたので探すのは楽チンでしたが。

【6】再びロープトゥ・リフト。すんごい人数でロープ掴んでますね。

 ロープトゥ・リフトの先はMarmottesというコースを滑りました。次に乗るゴンドラが見えてきましたよ。

【7】こちらはVARET40というゴンドラですね。だんだんゴールに近づいてきましたよ。

 ちなみにゴンドラ降り場には屋根がなく、リフト降り場のようでしたな。

 ここにはトイレがあるのですが、このトイレは次の記事でも登場しますよ。

【8】さて、次のAIGUILLE ROUGE30というケーブルカーに乗ればゴールに到着ですが、ものすごい人が並んでいましたね。この頃はソーシャルディスタンスなどという言葉は知りませんでした。

 行列に並んでいる時に印象的だったのは、目の前にいたカップルがタバコを吸いはじめたことでした。エス氏はタバコが嫌いなのですが、JM曰くフランスでは普通とのこと。なんてこった、臭えんだよ。ちなみにこのカップルはよく見ればイケメンと美女で超お似合い。しかも我々を振り返ったかと思えば「足元に段差があるよ(って多分言ってた)」とか教えてくれて親切な奴らでした。DQNカップルと勘違いしてすまんかった。

 30分以上も並んでようやくケーブルカーに乗れましたよ。ROUGEという名の通り真っ赤でしたな。

【GOAL】ようやく目的地に到着しました。ケーブルカーを降りたところはケーブルカーと同じAiguill Rougeという山の山頂で、標高は3,226m。レ・ザルクで一番高いところですね。下界を見下ろすと、ずいぶん高いところまできたなぁという感じがします。

 向こうに見えるのは2日目に滑ることになるラ・プラーニュ(だったような気がします)。

 おや、よく見ればもう少し高いところがありますね。せっかくなので登ってみましょうか。さてどんな景色が見えるのか。続きは中編で!お楽しみに。

19/20シーズン8日目 LES ARCS【フランストリップ1日目 中編】

2020年6月17日

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