みなさんこんにちは。エス氏です。2022/12/27〜2023/1/3までスイスに滑りに行ってきました。今回はブリークの宿と現地での過ごし方とゲレンデまでのアクセスをご紹介しますよ。
拠点となるブリークはスイスの首都ベルンから電車で1時間ほどの距離です。宿はベルンから徒歩2分ほどのところにありましたよ。ちなみに電車じゃなくて鉄道ね、みたいなツッコミは要りません。
ブリークの宿
こちらが宿です。1〜4階まで各階1部屋ずつあり、1階と4階の2部屋を我々が借りることに。オーストリア、フランストリップの際の宿に比べると随分と広い宿でしたな。
建物内に入るとすぐ正面が1階のお部屋の入口。階段はありますがエレベーターはないんですよね。部屋は予想よりもかなり広かったです。間取り的には2LDKでした。
このダイニングで食事をしましたよ。
こちらはキッチン。朝食と夕食はJMが作ってくれました。
エス氏はこのソファに座ってブログを書いておりましたよ。
1階の個室はそれぞれ赤パンとコリンが使いました。
こちらは水回り。
残りのメンバーは4階のお部屋を使いました。階段の上り下りはけっこうキツかったですな。しかも階段の照明はスイッチを押して点灯してから一定時間で消える仕組みになっていて、人感センサーなどもなく、問答無用で消えるんですよね。階段が突然真っ暗になるのはホント不便でしたな。スマホのライトが大活躍でしたわ。
4階の間取りは日本的に表現するのは難しいですのう。
キッチンは別部屋にありました。
こちらはリビングらしいスペース。JMはここで寝てました。
屋根裏部屋っぽいスペースをエス氏が使いました。扉がないんですよね。
ダブルベッドの個室はさんおつが使用。ウンコマンのくせに。この部屋の違いが何を意味しているのか、当然さんおつは理解しているはず。わかってんだろーな。
ツインベッドのお部屋はイトチンさん夫妻が使用。この部屋の隣になぜか洗濯機が。
こちらは水回り。シャワーブースもありましたよ。ちなみに1階も4階もお湯が出なくなることがあり困っていたのですが、これは給湯タンクにあるお湯を使い切ると、お湯が貯まるまで湯が出ないという仕組みになっていたからでした。お湯の量に制限があるため、湯船に浸かるのはなかなか難しく、サラッとシャワーを浴びるだけになってしまったのがお風呂好きのエス氏としてはキツいところでしたわ。おかげさまで帰国してからお風呂に入るのが最高に気持ちよかったですけどね。
部屋は広くて快適でした。Wi-Fiもばっちり使えました。室内には暖炉以外に暖房器具はないのですが、とても暖かかったですね。各部屋同じ様に暖かいのですが、どのようにして暖めているのかは建築士のさんおつをしてもよくわかりませんでした。部屋は暑いくらいで、よく窓を開けて換気したりテラスに出て涼んだりしていました。
窓は普通にひらくほか、上部だけを開けることもでき、換気するには便利でしたな。
部屋にはスリッパも置いてあり便利だったのですが、これがまたやたらと暖かく、足元に汗をかきまくりでしたわ。多少不便な点もありましたが、基本的には大変過ごしやすい宿でしたな。
スーパーでお買い物
スイスは物価が高く、外食するととても高くついてしまうので、スーパーで買物をして自炊するというのがエス氏の海外トリップでは基本です。街に出てスーパーへ買い出しに。
ブリークのメイン通り。イルミネーションが綺麗でしたね。
MIGROSというスーパーでお買物。現地ではSを発音せずミグロと読むようですね。ちなみにスイスではマスクは不要です。お店に入る時も電車に乗る時も、もちろんゲレンデでも。日本人は何をやっているんでしょうね…。
生ハムとかサラミがズラッと並んでいるのはテンション上がります。
知らない野菜がありますぞ。
野菜は袋に入れ、重量を計ります。野菜ごとに番号があるので、その番号を入れると重量に合わせて金額が書かれたシールが出てくるので、それを袋に貼ってお会計します。
キッコーマンの醤油に出前一丁。
他にも日本の品が置いてありましたよ。
JMが料理をするので、買物も彼まかせ。おつまみなどはエス氏も選びましたよ。JMがまとめ買いした食材やお酒はメンバーみんなで割り勘です。
ミグロにはなぜかお酒が売ってなかったので、近くにあるCOOPでお酒を買いました。ビールやワインはそれほど高くはないですね。スイスワインというのはあまり飲んだ記憶がありませんわ。
JMは野菜やフルーツなど栄養のバランスが良い食事を作ってくれるんですよね。
チーズフォンデュなんかも作ってくれました。スイスっぽいですなぁ。
部屋にラクレットの器具がありました。エス氏はラクレットというのを知りませんでしたのでワクワクです。
とろけたチーズをジャガイモやブロッコリーにかけて食べましたが、これは美味いですね。太りそうですけど。てかスイストリップ中にかなり太った気がします。
食事がウマく、お酒がすすみます。
ソーセージも最高。
ビール、ワインにイトチンさんが買ってくれたウィスキーなども飲み、けっこう酔っ払ってましたよ。おかげで現地で書く予定だったブログの方はさっぱり捗りませんでしたが。
リビングにあるデカいソファの寝心地が良く、みんなここで居眠りしていました。
そういえばさんおつバースデーケーキなども用意したり。
ゲレンデで疲れ果てた時、帰れば晩御飯はカレーだぞ、と言い聞かせて自分を奮い立たせたりもしましたな。おかわりしてガッツきましたわ。
大晦日に年越しそばを食べるのは海外トリップの定番となっています。
いや〜JMのおかげで美味しい食事が安上がりで食べられてホントありがたいですわ。現地では日本食を食べたくなったりもしましたが、今はソーセージやラクレットがまた食べたいですのう。
ゲレンデまでの移動
今回のトリップは電車とバスに乗って各ゲレンデにアクセスしました。チケットは全てJMが購入してくれたので、エス氏1人で移動できるかといえばそれは無理。旅の経験値的にはそれほどスキルアップはしておりませんのう。電車やバスでの移動はそれほど苦になりませんでした。飛行機のエコノミークラスの狭さに比べると、天国の様に快適…とは言い過ぎかしら。電車には1等車と2等車があり、ゲレンデまでの移動には2等車に乗りました。チューリッヒ空港とブリークの間は1等車に乗りましたぞ。
ツェルマット
初日と2日目に滑りに行ったツェルマットですが、車ではアクセス出来ないんですよね。ブリークからツェルマットまでは直通の電車も出ており、約1:20ほどの移動時間でした。
行きの電車はブリークが始発で空いていましたが、隣のフィスプ駅がターミナル駅となっており、ここで乗ってくる人も多かったですね。帰りはエス氏たちもツェルマットからフィスプで乗り換えてブリークに帰ってきましたよ。
板を置くスペースもちゃんとあります。
この電車の中がやたらと暖かく、とてもウェアを着ていられませんでした。ツナギを脱いで我が家のようにくつろいでおりましたぞ。朝はまだ外が薄暗く、写真を撮ろうとすると窓ガラスに室内が反射してしまいうまく撮影できませんでしたのう。
ザース・フェー
3日目に滑ったザース・フェーまではバスで移動ました。ブリークからザース・フェー行きのバスが出ているんですよね。こちらも約1:20ほどの移動時間でした。
板を積むキャリア付きですぞ。
その割に滑りに行かない人も乗ってくる普通の路線バスでしたけど。
座席に何もありません。日本ならトレー、ネット、ドリンクホルダーなどがついているのですが。
道路の交差点はラウンドアバウトばかりでしたな。
ちなみにスイスではガソリンよりディーゼルの方が高いそうです。
ターミナル駅のフィスプでけっこう人の乗り降りがありましたな。
慣れているスキー客は自分でバスのトランクを開けてスキーやスノーボードを積み込んでいました。
谷間を進んでザース・フェーを目指します。細く先が見通せない部分では対向車にバスの存在を知らせるためにスイスっぽい音を鳴らしてましたぞ。バスも電車と同じくらい利用しやすい交通手段という感じはしましたね。
アレッチ・アレーナ
最終日は再び電車。フィーシャーアルプ、ベットマーアルプ、リーダーアルプの3つのスキー場を合わせてアレッチレジオンという大きなスキー場になるとJMが言っておりましたが、ゲレンデマップには「ALETSCH ARENA」と書いてあったのでブログではアレッチ・アレーナと記載します。JM曰くツェルマットやザース・フェーに比べるとローカルなスキー場ということですが、その割にはデカすぎるんですけど。
こちらもブリークから電車でアクセスします。ツェルマットとは反対側に向かい、約30分ほどとすぐ近くでしたな。
板を置くスペースが埋まっていたので車内の床に板を置きました。空いていたのでよかったですね。
3つのスキー場はブリーク側から見て手前がリーダーアルプ、ベットマーアルプ、フィーシャーアルプとなります。この辺りはアレッチ氷河という世界遺産にもなっているヨーロッパ最大の氷河があるようで、環境保護のため車でのアクセスができないそうです。EVはどうなんでしょうね。車で行けるのはベットマーアルプのベッテン駅までで、その先には電車に乗って行く必要があるため、駅には広い駐車場が見えましたな。
フィーシュ駅で電車を降りるとゴンドラが目の前に見えました。ゴンドラ乗り場が駅直通でとても便利でしたね。
以上、ブリークでの過ごし方とゲレンデまでのアクセスのご紹介でした。ブリーク駅周辺にはスキーやスノーボードを持った人もよく見かけましたな。滑りに行くことが日本よりもずっと身近なように感じられました。ゲレンデで見かけるのはほとんどスキーヤーでしたが、それでもオーストリアやフランスに比べるとスノーボーダーの割合がやや多いような気がしましたね。
さて次回からはいよいよスイスでの滑走日記ですよ。お楽しみに。
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