みなさんこんにちは。エス氏です。今回はエス氏が21/22シーズンにAMICSSのDNA Ti 161と組み合わせて使っていたビンディング、FLAX CVをご紹介しますよ。試乗会で乗った際のレビューもご参考に。てか試乗記事を読んで貰えば十分かと。
FLAX/フラックス
フラックスはジャスダックに上場している株式会社カーメイトが展開しているビンディングのブランドですね。カーメイトは自動車用品の企業ですが、なんだってスノーボードのビンディングなんて作っているのでしょうか。ビンディングについては長いことバートンが最高だと思っていましたが、ここ数年はすっかりフラックスがエス氏のお気に入りとなっていますな。
CV
まずエス氏がここ数年フラックのビンディングを使っているのは、ベースプレートに雪がつきにくいという加工が気に入っているからです。これ便利なんですよね。性能的に特に不満もなく、見た目も悪くないですし、もうこれでいいかなという感じでフラックスにしています。情報のアップデートはしていないので、イマドキ他社のベースプレートも雪つかないよ、ということだったりしたら教えてください。
20/21シーズンはフラックのXFというカービング系のビンディングを使っており、これも十分満足できる性能でした。CVはXFよりもお値段高めの上位モデルという感じでしたが、板にマッチするカラーも決め手になりましたかね。AMICSSのDNA Ti 161と組み合わせて使うには、別にXFでも問題はないと思いますぞ。
CVはストラップのフィット感がいいですが、これはXFでも同レベル。ハイバックのレスポンスはややCVの方がいいでしょうか。ブーツを入れた際のふくらはぎあたりのフィット感が良かったですね。XFよりもヒールカップの位置が高くなっているのがその理由でしょうか。ハイバックのレスポンスと合わせてバックサイドのターンはしやすくなったような気もしますが、XFと乗り比べて違いがわかるかは自信がありません。
CVといえばハイバックが割れるというトラブルが続出したとか。2022年のオフにはメーカーがハイバックを交換するという対応を取りましたね。エス氏のハイバックは無事でしたが、これはハイバックにストレスがかかるような攻めた滑りが全然できていないからだと思いますなぁ。
このようなキャンペーンをやらなければならないくらいハイバックが割れまくったのだろうと推測されるのですが、ハイバックのアップデートという表現でお茶を濁しているのが笑止ですな。要するに不良品だったということでしょうが。
ビンディングを取り付ける際に、ハイバックのローテーションをあまり入れなかったことも功を奏したのかも。CVはXFよりもハイバックをローテーションできる範囲が広がっています。せっかくなのでエス氏も範囲が広がった分ギリギリまでローテーションさせようかと思ったのですが、試したところハイバックの歪みがいささかエグいかなと。そこまでやる必要もないと判断し、XFと同じ範囲での調整に留めておきました。1シーズン使っても割れなかったので、結果的には良かったのかも知れませんね。CVの取り付け記事を読み返すと、さすがはエス氏、やりすぎると割れそうだという予感がちゃんとあったようですね。くわばらくわばら。21/22シーズンモデルのハイバックは改良されている様なので、割れないことを祈りましょう。
この様に、CVの性能や特徴を活かしているとは言い難いエス氏ですが、本人的には主に見た目が気に入っているので、しばらく愛用しようかなと思います。
ビンディングに必要なのはまず板の特性にマッチしていること、次にフィット感やレスポンスという性能面だと思います。そこが大きく外れていなければ、あとは見た目で選べばいいかなと。エス氏の場合は性能的にはCVでもXFでも満足できるので、最後は見た目が気に入ったCVにしたというわけですな。これでもけっこう気に入っているのですぞ。
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