みなさんこんにちは。エス氏です。今回はエス氏が21/22シーズンにAMICSSのDNA Ti 161と組み合わせて使っていたBOOSTER STRAPSとPOWER RIDEをご紹介しますよ。エス氏のブーツの不具合もありましたが、このアイテムのおかげでとても快適にカービングできるようになりましたぞ。カービング系の板に乗る方にはぜひ検討してほしいですな。
BOOSTER STRAPS/ブースターストラップ
ブースターストラップはブーツのスネの部分を締め付けるアイテムですな。ブーツに元からスネを締めるベルトが付いている物もありますが、付いてない場合はブースターストラップで補うことができます。正確にはブースターストラップは伸縮性があるのでブーツに付いてる物とは性格が違うのですが。
ブースターストラップの効果としては、スネの部分のフィット感が良くなり、ボードに対しよりダイレクトに力を伝えられる様になる、ということでしょうか。エス氏のブーツはレースを固定する金具の不具合か、滑っているとすぐにレースが緩んでしまい、特にスネの辺りは全然締められてなかったんですよね。ブースターストラップのおかげでこの問題はほぼ解消されました。スネ周りをベルトで押さえてしまうので、レースも緩みにくくなりましたぞ。まあ使っているとブースターストラップ自体も緩んでくるので、たまには締め直す必要がありますけどね。
ブースターストラップにはいくつか種類があります。これは伸縮性のあるベルトの硬さによる違いかと。比較的柔らかめの物からガチガチに硬い物まであり、硬い方がよりダイレクトに力が伝わる様になるということでしょう。kids用からワールドカップまで4種があり、kids用を1、ワールドカップを4とすると、エス氏が購入したのは2の硬さのINTERMEDIATEです。ただしかなりの効果を感じられたので、すぐに3の硬さのEXPERT/RACERを追加で購入しました。
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レース問題を解決してくれたことでエス氏的には十分な効果がありましたが、次にご紹介するパワーライドと合わせてターンのしやすさも劇的に改善されましたよ。正直ブースターストラップだけならホームセンターで売っているベルトでも代用可能な気がしないでもありませんが、伸縮性があるという部分が大きな違いなのでしょうか。エス氏はあまりよくわかっていませんが。
POWER RIDE/パワーライド
パワーライドはブーツのアウターとインナーの間に挟むプレートです。こちらは足の甲から脛の部分を覆う様な形をしており、ブーツのフレックスを硬くして力の伝達をサポートすること効果があります。
エス氏のブーツはレースの不具合が致命的だったものの、それ以外にもヘタリを感じていたりもしまして。フロントサイド側のフレックスがかなり柔くなっていて力がうまく板に伝わっていない感じがしていました。パワーライドを使うことでフロントサイド側のフレックスが強化され、よりダイレクトに力が伝わるようになり、ターンがかなりやりやすくなりましたわ。
こちらは硬さによっていくつか種類あり、エス氏はPOWERRIDE 17というミディアムフレックスっぽいの硬さの物を購入しましたが、ブースターストラップ同様かなりの効果を感じられたので、これもすぐにより硬いPOWERRIDE TRというモデルを追加購入しております。
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エス氏が21/22シーズンに乗っていた板はAMICSSのDNA Tiという超高性能なカービングボードなのですが、その板に乗るにはいささかブーツの状態がよろしくなかったなと。ブースターストラップとパワーライドを使うことにより、レースが緩む問題は解消し、今まで以上に板にパワーを伝えられる様になったことで、ようやく乗りやすくなりました。
カービングやパウダー、グラトリなど、自分のスノーボードスタイルや板の性能に合わせた足回りにすることが大事だと思いますな。エス氏はカービング系のスノーボーダーではありませんが、なんせ板がものすごいカービングボードなもので、それに合わせた足回りにしないと乗りにくいということですな。
ブースターストラップやパワーライドを使えば簡単にブーツの特性を変化させることが出来ます。コンディションに合わせて板を乗り換えるという人も多いと思いますが、板に合わせてブーツを履き替えるという人は少ないかと。ブースターストラップやパワーライドがあれば、板に合わせて同じブーツでも変化をつけることも出来るようになりますぞ。
お手軽にブーツを強化できるブースターストラップにパワーライド。持っていて損はないですぞ。
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