スノーボードの滑り方LV4 連続ターン7 自己流ターン
みなさんこんにちは。エス氏です。連続ターンが出来るようになってきたところで、世にも恐ろしい自己流ターンのご紹介をしましょう。
 
足ピンくん
 
 足ピンくんは初級者の自己流症状としては重症ですが、原因は主に道具にある…とエス氏は思っています。滑っている見た目がダサいのが特徴ですね。ピンピンしていてとても不気味な滑り方ですが、なぜか本人は気持ち良さそうです。
 この滑り方の弱点は、とにかくイケてないということですね。技術的には、膝と足首を曲げるという極めて基本的な動きが全く出来ていない、という点が致命的です。このままでは永久に初級レベルから抜け出せることはないでしょう。
 足ピンくんに効く特効薬は見つかっていませんが、自分に合った道具を買い揃え、横滑りからやり直して膝の曲げ伸ばしを練習した方がいいですな。
 
船頭さん
 
 船頭さんは足ピンくんよりもポピュラーな自己流滑りだと思います。後足をこねくり回して板の方向を変えているのが特徴です。ズラすことしか出来ないので、永久に初級レベルという点では足ピンくん同様です。
 後足を使わずにワンターンずつ丁寧に滑る練習をすれば、徐々に回復すると思われます。
 
足ピン船頭
足ピンくんと船頭さんの特徴を兼ね備えた、最強の自己流滑りです。非常にイケてない滑りで見た目も酷いものではありますが、滑っている本人達の自己満足度はかなりのものだと推測されます。その理由は恐らく、①無駄な動きながらも運動量が多く、本人的に頑張ってる感が強い②動きの原理的に大回りにはならず、直線的な滑りでスピード感だけはある、という点にあると思われます。
 
 これらの滑りはどれも自己満足度の非常に高い滑りのため、本人的には相当にイケていると思い込んでいることがよくあります。本人が良ければそれでいいと黙っているか、真実を伝えるべきかは悩ましいところです。
 心配な方は、ご自身が足ピンくんや船頭さんになってはいないか、たまにはビデオ撮影で確認することをお勧めします。
 
オレって足ピンくん?
 もしも自分が足ピンくんやら船頭さんだと気がついてしまったら、一体どうすればいいでしょうか。
 横滑りまで戻って、一から技術の見直しをするべきでしょう。自分が足ピンくんやら船頭さんだと気がついたからには、恐らくビデオ撮影をしてくれたり滑りがおかしいと指摘してくれる第三者がいるはずです。そういう人たちに滑りをチェックしてもらいつつ、横滑りレベルからやり直して下さい。それが結局は一番近道だと思いますな。
 レンタルボードに乗っている方は自分の板を買い、自分の板に乗っている方はセッティングを見直してましょう。
 [参考]
・連続ターン1 練習の前に
[参考]
・連続ターン1 練習の前に・足ピンくん[あしぴんくん]
・船頭さん[せんどうさん]
<<連続ターン6 ありがちな失敗 連続ターン8 荷重と抜重>>
 



 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		 
	        	        		


 
			 
			 
			 
			 
			
コメントを残す