結論:老舗の風情とホテルの機能性が融合した、野沢温泉屈指のバランスを誇る名宿
みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県の野沢温泉にある旅館、村のホテル 住吉屋をご紹介しますよ。野沢温泉の中でも「エス氏泊まりたい宿リスト」の上位にある旅館でしたが、なかなか予約が取れないんですよね。ようやく泊まることができましたが、期待を裏切らない満足度でしたよ。
立地と外観:麻釜そばの好立地とセンスの光る古い建物
住吉屋は野沢温泉でも有名な麻釜のすぐ傍に位置します。細い坂道を登ってアクセスしますよ。遊ロードにも近いので、ゲレンデまでの移動もしやすいかと。
細い道を挟んで旅館と駐車場があります。駐車場の出入りの際には何度か切り返しが必要になるかと。宿の人が誘導してくれ、荷物も運んでくれましたよ。意外にも長野ナンバーの車が多かったです。マイクロツーリズムしてますのう。
住吉屋の正面ですね。割とおしゃれな感じですが、よく見るとかなり古い建物。ボロさを感じさせないセンスの良さがありますのう。
館内の雰囲気:アートが彩る落ち着いた空間
玄関から入って左側がフロント、右側がロビーです。村のホテルというのは…
「古い旅館の素朴な暖かさと、ホテルの機能性、きめ細やかなおもてなしを備えた宿にしたい。」という思いから「村のホテル」と銘うっております。
ということのようです。通常はチェックイン12:00、チェックアウト11:00のようでしたが、現在はコロナ対策で13:00チェックインとなっていました。
エス氏はGo To トラベルを利用して予約したのですが、フロントのスタッフさんがGo To以外のキャンペーンについても親切に教えてくれましたよ。地域共通クーポンは13,000円分もらえました。
クーポンは館内の売店や飲食代に使えるましたぞ。
部屋は3階ですがエレベーターはありません。普段ならどうということもないのですが、この日は山登りの後だったもので少々キツかったです。
館内は落ち着いた雰囲気ですな。
廊下にはあちこち絵が飾ってあるのですが、これがなかなか面白くて退屈しませんでしたよ。
版画家、畦地梅太郎の作品がいくつも飾ってありました。この感じはどこかで見たことが…と思いましたが、「岳人」の表紙に畦地梅太郎作品が使われていたような気がしますの。
客室レビュー:コタツが嬉しい寛ぎの和室
お部屋はこんな感じです。コタツは嬉しいですのう。3人で泊まりましたが、広くも狭くもなく十分なスペースでした。WiFiも使えますよ。
コロナ対策ということで、すでに布団は敷かれていました。朝も布団の片付けはなく、滞在期間中の従業員が室内に出入りすることはないということでしたな。
広縁もあり良い感じ。窓の外は木が色づいていてなかなか綺麗でしたぞ。
トイレは少々古いものの洋式で特に不便はありません。客室について問題を感じるところはありませんでしたが、当然ながら建物自体に古さはありますね。扉の鍵は押しボタン式のヤツですし。
温泉と夕食:自家源泉の湯と絶品「取回し鉢」
さっそく1階の温泉へ。左右に風呂がありますが、右側の方が大きくて露天風呂もあります。時間帯で男女が入れ替わりますよ。
せっかくなので大きい方をご紹介しましょう。
野沢温泉の湯は熱くてなかなか入れないこともあるのですが、こちらは比較的良い湯加減でしたな。もちろん源泉掛け流しです。チェックアウト後も入浴できるようですね。
風呂上がりにはルームサービスで生ビールを飲みましたぞ。至福の一杯ですわ。ちなみにルームサービスのメニューは少々わかりにくかったですの。
夕食は開始時間を18:00か18:30で選ぶことができます。食事場所は個室でしたよ。
先付が色々と食前酒は梅酒。お料理は順番に運んでくれますよ。
テーブルの真ん中にあるお皿は郷土料理の「取回し鉢」というそうです。今回は芋でしたが、まあ色々なパターンがあるのでしょう。ちなみにこの芋はめちゃ美味く、食べきれなかった分は部屋に持ち帰って酒のつまみにしましたよ。
ちなみに飲んでいたのは「彗」という日本酒ですが、これは「シャア」と読みます。そりゃ飲んでみたくなりますよね。
椀物は茶碗蒸し的な物でしたが、そこまで固まっていなくてさらっとしていましたぞ。
長野といえば信州サーモンですよね。エス氏も大好きです。
こちらはローストビーフにフグの揚げ物アンド秋の味覚。ローストビーフにありがたみを感じることはあまりないエス氏ですが、これは柔らかくて美味しかったですのう。ちなみに銀杏はエス氏の大好物でして。店のメニューにあると必ず注文します。
軍鶏鍋といえば五鉄ですが、こちらは鴨鍋。鴨肉を柚子胡椒と合わせて食べるのも旨いのですが…。
さらに手打ち蕎麦もぶっこんで食べるという合わせ技。最高じゃないですか。
デザートは蕎麦プリンと林檎のコンポート。どれも実に美味かったですね。満腹になりましたが前述の通り美味すぎる芋をシャアと一緒に部屋に持ち帰りましたよ。
朝食と館内のアート散策
朝食も同じ個室で食べました。サラダにあまり見たことのない緑色で歯ごたえのある野菜があるなと思い仲居さんに聞いてみると、ケールということでした。ケールといえば青汁のイメージしかありませんでしたが、実物はこのようなものでしたか。そんなに苦くありませんでしたよ。
野沢温泉のお米に鮭と味噌汁。シンプルですが文句無しの朝食ですわ。余談ですがフランストリップではお正月に野沢温泉のお餅を食べましたよ。
朝食の後も布団がそのままで、チェックアウトまで時間があるのもいいですね。かなりのんびりでしました。せっかくなので温泉街を散策しましたよ。近くの外湯にも入ってきました。
風呂上がりで火照った身体にはビールが最高ですが、朝から飲むわけにもいきません。ロビーには野沢温泉の冷たい水が置かれているので、美味しくいただきましたよ。
ロビーには本も色々置いてありました。
ちなみに2階の奥は別館になっているようで、廊下には畦地梅太郎以外にも色々飾られていましたよ。
エス氏的にはフクちゃんが懐かしいというか驚きましたね。
レビューまとめ:村のホテル 住吉屋の良かった点・気になる点
ここが良かった!
- スタッフのサービスが抜群。キャンペーンの案内や駐車場の誘導など、きめ細やかで親切な対応が心地よい。
- 食事が非常に美味。特に郷土料理の「取回し鉢(芋)」や、鴨鍋とお蕎麦の組み合わせは他では味わえない絶品。
- 自家源泉の温泉は、野沢温泉の中では比較的適温に調整されており、源泉掛け流しをじっくり堪能できる。
- 館内に飾られた畦地梅太郎の版画などのアート作品が、古い建物にセンスの良い彩りを添えている。
- 麻釜のすぐそばという好立地。外湯巡りや温泉街散策、ゲレンデへの遊ロード利用にも非常に便利。
ここが気になる……
- 建物に歴史があるためエレベーターがない。3階の部屋への移動は、足腰の状態によっては少しキツく感じる。
- 客室の鍵が古い押しボタン式であったり、水回りなどに建物の古さを感じる部分がある。
- 宿に面した道が狭く、駐車場の出し入れには少し切り返しの技術が必要になる。
- 野沢温泉屈指の人気宿のため、希望の日程で予約を取るのが非常に困難。
村のホテル 住吉屋はこんな人に向いている
- 「野沢温泉の伝統と、ホテルのような快適なサービスを両立させたい」という欲張りな方。
- 郷土の味を大切にした、本当に美味しい旅館料理をゆっくり味わいたい食通の方。
- 館内のアートや調度品など、落ち着いた文化的な雰囲気の中で寛ぎたい方。
- 麻釜周辺の野沢らしい情緒を楽しみつつ、アクティブにゲレンデも楽しみたい欲張りスノーボーダー。
まとめ:老舗の風情と機能性が融合!野沢温泉で一度は泊まるべき名宿ですわ
住吉屋では期待以上の素晴らしい滞在を楽しめましたね。「村のホテル」という名の通り、老舗旅館の温かみとホテルのような機能的なサービスが絶妙なバランスで共存していますわ。建物の古さは確かにありますけど、それをセンスの良いアートや清潔感でカバーしているあたり、さすがは予約困難な人気宿ですな。
特にお料理のクオリティには驚かされましたね。あの「取回し鉢」の芋の旨さと、鴨鍋に蕎麦をぶっこむスタイルは、野沢に来たら絶対に体験すべきですわ。お酒の「シャア」も相まって、最高に贅沢な夜を過ごせました。野沢温泉には他にも多くの宿がありますが、安定感と満足度で選ぶなら間違いなくここが筆頭候補。エス氏もまた予約を頑張って、あの芋を肴に一杯やりたいですわ。
村のホテル 住吉屋の料金や空室情報は以下から確認できますよ。
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