みなさんこんにちは。エス氏です。寒くなったり暖かくなったりして微妙なコンディションが続いておりますが、楽しく滑れておりますでしょうか。エス氏はなんだかんだ楽しめておりますよ。コンディションが悪くても楽しめるのは、スノーボード以外の温泉、旅館、食事などといったトリップ全体に楽しみを分散しているからだと思いますね。一緒に行く仲間にもよりますが、雨が降って滑れなかったとしても、温泉やグルメを楽しめば、家に帰ってきてからも「けっこう楽しかったなぁ」と思えるんですよね、エス氏の場合。
もちろん良いコンディションで滑れるに越したことはないのですが、滑ること以外にも楽しさを感じられるとトリップの満足度が平均的に高くなるように思います。楽しく滑れるコンディションじゃないことに失望してしまう人もいるのですが、それでコンディションがよくなるわけでもないので、サクッと切り替えて違う楽しさを探す方が人生幸せなんじゃないですかね。
さてさて、本日のブログランキングです。
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最近のアクセス数は1,000〜2,000くらい、PVは1日2,500〜4,000くらいです。1月のPVは70,309でした。雪が降ったからでしょうか、2月に入って少し読んでいただけるようになりましたかね。
トップシーズンだというのに、暖かくなって雨が降るというのはかなりウンザリしますの。それでも毎週滑りに行くのが楽しみなのは、エス氏が温泉旅館大好きおじさんだからでしょう。記録的な暖冬となっている19/20シーズンでも、旅館が楽しみで仕方がないエス氏的にはほぼノーダメです。
ちょろっと滑って温泉旅館へチェックイン。そんなトリップばかりしているのでスノーボードの腕前は全然上達しません。スノーボード暦は24年くらいなのですが、その割に大したことないのは、あまり練習しないからだと思います。上達したいとは思うのですが、上達するための目的や目標といったものがエス氏にはないんですよね。
上達するためには、目標を定めて、それに向けて練習するのが効果的かなと。漠然と「上達したい」というより、具体的に「検定に合格するぞ」とか「大会で優勝するぞ」みたいな目標がある方が練習にも力が入ると思うんですよね。でもエス氏にはそんな目標がないのですよ。
目標を定めるのは簡単で、今シーズンは「検定に合格するぞ」とか「グラトリでこの技できるようにがんばろ」とか決めればいいだけで、思えばそんな目標をこれまでも立ててきたのですが、結果が伴わないのは理由がないからだと最近気が付きました。エス氏には上達する理由がないのです。
そもそもエス氏にとってスノーボードをする目的は楽しむためで、滑りに行く方が人生的によりハッピーになれるからだと思っているからなんですよね。そして現状この目的は完璧なまでに達成されてしまっているのです。スノーボードをするのは楽しいですし、一緒に滑る仲間もいて、温泉や旅館やグルメも合わせて満喫しています。これ以上何を求めるというのでしょう。
スノーボードのみにフォーカスした場合、楽しいと感じるのは、海外の広大なゲレンデをクルージングする時、仲間たちと一緒に滑る時、パウダーを滑る時などでしょうか。これらは全て今の技術レベルでも特に問題なく楽しめるんですよね。エス氏はそれほど技術レベルの高いスノーボーダーではありませんが、レベルが上がったからといって今よりさらに楽しくなるとも思えません。楽しさの基準は人それぞれですが、エス氏はもう十分満足出来るほど楽しいのですよ。
もっと上達すればもっと楽しくなる、という人もいるかもしれませんが、それはその人の価値観で、エス氏はそうではないのです。とはいえ上達したくないということもなく、練習して今までできなかったことができるようになればそれはそれで楽しいですけどね。上達できてもできなくても、スノーボードを楽しめているのでどちらでも良いのです。
24年前にスノーボードをはじめた頃は当然今よりも下手くそでしたが、それでも楽しく滑っていました。今でも楽しく滑っていますし、24年間ずっと楽しかったです。これからもたぶん楽しく滑れるかなと。楽しみなこといっぱいありますし。やっぱり上達しなくてもそれはそれで楽しめるんですよ。
ヨーロッパはイタリアとスイスへ滑りに行きたいですし、すでに滑っているオーストリアやフランスでもまた滑りたいです。カナダでヘリスノーボードもやってみたいですな。国内でもまだまだ滑りに行きたいゲレンデはたくさんあります。泊まってみたい温泉旅館もあちこちにあってキリがありません。各地へ滑りに行ったら郷土料理や地酒も楽しみたいですね。エス氏ツアーを開催すれば仲間も大勢集まってくれます。我ながら恵まれたスノーボード人生ですわ。そして、この楽しさの中に技術レベルのさらなる向上という要素は特に無いんですよね。
上手いスノーボーダーはすごいと思いますし、がんばって練習している人もそれはそれで楽しそうに見えます。エス氏も上手になれるならなりたいですし。でも上手くならなければならない、なんてことはないと思います。SNSを見ているといつも上手な人たちの動画がわんさかと出てくるのですが、別に同じようにできなくてもスノーボードは楽しめますよね。スノーボードの技術で商売をしている人たちからすると、「こんな滑りができるようになりたいでしょ?そのためには…」お金を払ってレッスンを受けるとか、ハウツー動画を再生してくれとなるわけですが。もし上手に滑らないと楽しめないと感じてている人がいたら、少し立ち止まって考えてもいいかもしれませんね。
もちろん「オレはもっと上手くなりたいんだ!」という人はどんどん練習すればいいと思います。エス氏が言いたいのは、例えば「上達すること」が目的なのか、「楽しむこと」が目的なのかということです。「上達すること」=「楽しむこと」なら素晴らしいことですけどね。楽しむことと上達することは必ずしもセットではないと思いますよ。スノーボードに関する情報はインターネットに溢れていますが、SNSで声が大きいのはスノーボードで商売をしている人たちなので、自分でも気がつかないうちに価値観を誘導されているということがあるかもしれません。宣伝とはそういうものですし。何を目的に滑るのか、自分の物差しで考えたいものですね。ちなみにエス氏は滑った後温泉旅館に泊まるべしという価値観を声を大にして発信しておりますが、今のところ浸透する気配はありません。
スノーボードの楽しさを測る物差しは人それぞれ違っていて、エス氏は自分の物差しで今の自分のスノーボードライフが最高に楽しいと感じています。物差しは時に変化しますけど。そして他人には他人の物差しがあるのですが、たまに勘違いして自分の物差しで相手を測ってしまう人もいるようです。中には誰かの物差しを自分の物差しにしている人もいると思いますが、それはそれで人に押し付けなければ別に悪くないと思いますね。
エス氏は初心者に教える機会が比較的多いのですが、自分が滑りたいから初心者に教えるのは嫌いという人もいます。それもそうだよな、と思いつつもエス氏が初心者に教えることを嫌がらないのは、普段から十分楽しく滑れていると感じているので、たまに人に教えることに時間を使っても別に気にならないからです。
たしかに自分で金を払って滑りに行っているのに、人のために時間を使うのは損なんじゃないかというのも分かります。教えて欲しいならお金を払ってスクールに入れはいいのですからね。エス氏のような考え方は少数派かと。滑りだけではなく道具の選び方も教えますし、買い物にも付き合いますからね。我ながら至れり尽くせりです。でもそれを何年も続けているのでエス氏の周りにはスノーボード仲間が多いんだと思うんですよ。自分が滑ることだけしか考えていない人は、別にそれが悪いとは全然思いませんけど、誰かにとってそれほど魅力的な仲間ではないかもしれませんよ。
仲間を増やすには多かれ少なかれ他人に合わせることが必要だと思います。自分にとって都合の良い相手とばかり滑っていると、いつの間にか他に仲間が少なくなっていて、その仲間が引退してしまった時に他に滑りに行く人がいなくなる…なんてこともあるかと。エス氏の場合は初心者から上級者まで比較的幅広く合わせられる方だとは思いますが、どちからというと滑りのレベルよりもアフタースノーの過ごし方の方が合う合わないがあるかもしれませんね。誰か温泉旅館好きのスノーボーダーはいないものかしら。いずれにせよ、相手の価値観を尊重し、自分の価値観を押し付けることがないように心がけたいですの。安い民宿にも泊まりますよ。
「早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け」
これはアフリカの諺のようですが詳細はしりません。でも良い言葉だと思いますね。一人でマニアックなトリップをすることもありますが、エス氏はこれからもずっと長くスノーボードを続けていきたいので、一緒に滑る仲間は大事にしたいですわ。初心者に教えるのも、長い目で見たら自分のためになると思ってのことです。たとえ今は初心者でも、10年20年後には立派なスノーボーダーになっているかもしれませんし。そうじゃなくても一緒に滑りに行って温泉に入って酒を飲んでくれれば十分だったりもします。
そんなわけで、今回はエス氏がタラタラ滑ってばかりで一向に上手くならないことについての言い訳でした。これからも肩肘張らずヌルいスノーボードトリップを満喫したいと思いますぞ。
円熟の域に入ってきましたね。
とかいう私も、今回の記事を読み、自分が上手くなろうとしていないことに気づきました。
スノーボードを始めたのは遅く、今から12年前。
土日休めない生活が長かったので日帰りヒトリストが染み付いてしまいましたが、日帰り温泉は必ず行きますね。
エス氏ツアーにもいつか参加したいです。
上手くはなりたいですけど、それは義務でも必須でも目的でもなく、楽しく滑っているうちに上達してくれれば良いかなぁ、という程度なんですよねー。
エス氏ツアーはかなりヌルいですが、それでもよければぜひ(^^)
はじめまして。いつも楽しく読ませてもらっております。
今回の記事では、自身にも大いに当てはまるなぁと納得しながら味わい深く読ませていただきました。
中年を大分経過した身としては滑ることだけを楽しむのではなく、トリップ前後のアクションや道具選び、そして温泉旅館、特に温泉旅館選びは大いに刺さるチョイスで、自分のトリップの参考にさせていただいております。と、同時にこんなところもありますよ!と思っております。
今シーズンは格段にトリップの回数が増えたので、いつかエス氏に直接ご挨拶が出来ればな、と勝手に思っております。
独特の文体がとてもクセになっているいちファンより。
かみちきさんはじめまして!コメントありがとうございます(^^)
スノーボードと温泉旅館を楽しむ仲間がいて嬉しいですね〜♪
おすすめの温泉旅館があれば教えてください!
どこかでお会いできる日を楽しみにしております。
エス氏さん、度々失礼いたします。かみちきです。
お言葉に甘えてひとつだけ、オススメ温泉旅館を。
ローカルスキー場のひとつである大湯温泉スキー場の近くに同温泉の宿で「友家ホテル」があります。こちらは施設は古いですが、温泉、地下の遊戯施設にはビリヤードやら卓球やらと遊び心に溢れた宿です。食事もちょっと凝っていて、私のお気に入りの宿です。
大湯温泉スキー場若しくは奥只見丸山にお立ち寄りの際はご参考になれば幸いです。
私もどこかのスキー場でお会い出来ることを楽しみにしております。
ご連絡ありがとうございます(^^)
友家ホテルですね!
チェックしておきますヽ(^o^)