21/22シーズン初滑り しらかば2in1スキー場【初滑りトリップ】

　みなさんこんにちは。エス氏です。2021/12/11〜12でようやく初滑りに行ってきましたぞ。エス氏は概ね11月下旬から12月の第1週目にはシーズンインするので、普段よりは1週間遅い初滑りとなりましたな。まあはやくシーズンインしたからといってエライわけではないので、のんびりと自分のペースで21/22シーズンも楽しみたいですね。

　さて21/22シーズンの序盤は白馬や志賀高原でけっこう雪がありそうな感じですが、エス氏の初滑りはしらかば2in1スキー場でした。白馬も志賀高原も遠いですからね。シーズンの最初からそんな遠いところに行くのはいささか面倒臭いなと。

　中央道沿いのゲレンデは雪がないシーズンでも人工雪で滑れるだろうと思い、実のところ9月の時点で松本の旅館を予約しておいたんですよね。なので初滑りの候補としては、シャトレーゼ、リエックス、2in1、ロイヤルヒル、富士見パノラマ辺りを考えていました。シャトレーゼはオープンが延期になってしまいましたけど。

　上記のゲレンデの中では2in1がコース的に一番初滑りに適しているかなと。エス氏は緩やかなコースで足慣らしをするのが好きなのですよ。さらに言えば足慣らし後であっても緩やかな斜面が大好きです。急なところは怖いですからね。

　というわけでしらかば2in1スキー場へ向かいました。今シーズンは11/29からオープンしていてなかなかがんばっておりますな。滑れるのは初級のプレジャーゲレンデのみですが、これがエス氏好みの緩斜面でして。12/12までは初滑り期間でリフト券が割安なのも貧乏サラリーマン的には嬉しいですな。

　中央道に乗ったのは5:40頃でした。トップシーズンのエス氏は5:00には高速道路に乗るようにしているので、ちょっとのんびりでしたな。そんなにはやくゲレンデについたところで、どうせチョロっと足慣らしするだけですしね。

　思ったよりも中央道は車が多かったのですが、渋滞するほどではなかったですな。朝食は毎度おなじみの談合坂SA。エス氏と言えば談合坂ですた丼を食べるためにスノーボードをしているのではないかというレベルのすた丼大好きおじさんですが、特にここ最近はダイエットのために食生活を改善したということもあり、すた丼はしばらく食べていなかったんですよね。

　当然この日もすた丼を食べる気満々だったのですが、一方でおそばくらいにした方が体重的にはいいだろうな、という気もしておりまして。結果的に食べたのはいつの間にか出来ていた定食屋のもつ煮定食900円。すた丼でもおそばでもない中途半端な結論を出してしまいましたが、エス氏がすた丼の誘惑に打ち勝つことができたというところに人類の革新を見ることができるかもしれません。ちなみにもつ煮はボリューム満点過ぎてかなり残す羽目になりましたし味は普通でした。

しらかば2in1スキー場

　諏訪南インターを降りて下道を走り、白樺湖方面へ。白樺湖辺りでは降雪があった形跡が見られたものの、路面に雪はありませんでした。2in1近くになるとようやく多少の雪道が出てきましたな。

　8:40頃には2in1の駐車場に到着しました。それほど混んではいませんでしたな。8:30営業開始なので、9:00くらいに着けばいいかと思っていましたが、以外とはやく着いてしまいましたな。白樺湖エリアは首都圏からアクセスしやすいですからね。

　駐車場で準備をしてゲレンデへ。この日はいいお天気で、気温も高くなりそうだな〜と思っていたら実際高くなりました。そう思うなら薄着にしておけばいいものを、「シーズン初めでまだ寒さに身体が慣れていないかもしれないから一応フリース着ておこうかな」なんて余計なことをするから後悔することになるんですよね。

　リフト券売り場で1日券を購入。オープニング期間中の割引料金で1日券は3,000円でした。通常料金は4,800円です。それはちと高い気がしますけどね。その他にICチケットのデポジットで500円かかりました。今までは紙のリフト券だった気がするので、設備投資したのでしょうか。どうせなら白馬や志賀高原のようにデポジットなしで捨てられるリフト券にしてくれればいいものを。

　人工雪と天然雪の混ざったコンディションですが、なかなか滑りやすかったですぞ。天気もコースもバッチリでしたね。

　準備運動をしてからリフトに乗りました。このリフトはもう少しだけ速いと嬉しいですのう。リフト待ちは特になかったのでヨシとしましょう。

　リフト降り場も緩やかで、初級者にそれほど難しくはないかと。

　プレジャーゲレンデは足慣らしにもってこいでしたね。コースは時々混むタイミングもありましたが、概ね空いていましたぞ。カービング系のガチ勢がけっこういましたな。グラトリ系も上手な人が何人かおりましたのう。

　エス氏もAMICSSのDNA TiにCV、さらにはプレートと一見ガチ勢っぽい道具を使っていましたが、そこは今シーズン初滑りのレジャー勢ですので、タラタラと転ばないように滑るところからはじめましたよ。いやあ、久しぶりのスノーボードはなかなか楽しいではありませんか。

　DNA Tiは乗りこなすのにしばらく時間がかかりそうな感じです。試乗したのは20/21シーズンの最終日だったのでそれなにりに乗れましたが、シーズン初滑りだといささか手ごわかったですのう。プレートを使ったからかもしれませんけど。

　少し慣れてきたのでカービングを試したところ、予想を超えるレスポンスで板が立ち、雪面に叩きつけられるかと思いました。リカバリーするのに手を着いたらけっこう痛かったです。ぐえ。さらに反発の強さも予想以上で、切り返しで板が浮き上がるのを抑えることができず、何度かバランスを崩して転んでしまいました。DNA Tiに慣れるにはまだまだ滑り込まないとダメみたいですね。

　ちなみにDNA Tiはアグレッサーよりも少し重たい気がしますな。リフトに乗っていると前足の太ももの裏が痛くなってきまして。そのうち慣れるかしら。

　滑り込まないとダメとは思いつつ、のんびり休憩した上に昼には上がることにしましたけど。休憩中に近くにいた一人で滑りに来たというスキーヤーのおじいさんとしばらくおしゃべりしていました。年を取っても一人で滑りに来る気合は大したものですのう。エス氏も見習いたいところですが、初っ端から飛ばしすぎると疲れてしまいますからね。

　というわけで、ランチ代わりにクレープを食べて上がることに。

　ラムレーズンのクレープは生クリームにチーズがてんこ盛りでかなりのボリュームでしたな。すた丼を自粛したエス氏の進化が大きく後退した気もしますが、まあ美味しかったので良しとしましょう。

　この日の2in1での初滑りはコース、雪質、天気、混み具合とどれをとっても完璧でしたね。何日か前に雪が降ってくれたのも良かったですな。ちなみに山並みを見ると、稜線に沿って雪がある面と無い面がキレイに分かれているのが見えました。なかなか面白いものですね。

　エス氏が上がったのはちょうど昼飯時でしたが、駐車場では若者たちがお昼ご飯を食べていました。3つのグループで合計20人はいたでしょうか。駐車場の地べたに座り、カップ麺などをすすっておりましたな。特にエス氏の邪魔だったわけでもないので好きにすればいいと思うのですが、あまりにも人数が多くて正直驚きました。ゲレンデのレストランで食事をしないのは、節約のためなんですかね。お金がない若者が節約するのはいいことだと思いますが、地べたに座ってカップ麺をすする姿はいささか貧乏くさかったですのう。エス氏も貧乏サラリーマンとして知られてはおりますが、もしかするとそこまで貧乏ではないのかしら。

　さてこの日の宿は松本市の浅間温泉にある老舗旅館の富士乃湯です。

富士乃湯