みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県上田市の別所温泉にある宿、七草の湯をご紹介しますよ。別所温泉の宿をスノーボードトリップで利用する方はなかなかいないのかなという気はしますが、旅館としては実に素晴らしく、泊まってよかったですわ。別所温泉を拠点に滑りに行くという今までにないプランを立てられるようになったのは、七草の湯がまた泊まりたいと思えるほど気に入ったからですぞ。
別所温泉は長野県の上田市にあります。上信越道の北側には菅平高原スキー場、湯の丸スキー場、佐久スキーガーデンパラダなどがあり、別所温泉からは1時間ほどでアクセスできますが、まあ普通に考えると1時間は長いですよね。もう少しゲレンデに近い宿に泊まりたいと思うのが普通です。聖高原スキー場や番所ヶ原スキー場といったローカルゲレンデは40分くらいでアクセスできるのですが、泊まりで滑りに行くのはマニアな人だけかなという気もしますな。ちなみにエス氏的には宿からゲレンデまでのアクセスに1時間というのはごく普通ですぞ。

七草の湯に到着すると、すぐにスタッフが出てきて荷物を運んでくれました。車も駐車場に運んでくれましたよ。コロナ禍では車をスタッフが移動させるかどうかで対応が分かれますね。余談ですが七草の湯では滞在中女性のスタッフしか見かけませんでしたな。もちろん男性のスタッフもいたとは思うのですが。

エス氏が泊まった日はみぞれが降っていたので、スタッフが傘を用意して出迎えてくれましたよ。

エントランスで入り靴を脱ぐと、館内は全て畳敷きとなっています。これはなかなか落ちつく感じですな。ロビーにはラウンジもありましたよ。

売店もありますが、お酒は売っていませんでしたのう。まあその分ルームサービスが大充実しておりましたが。

帳場もありましたが、すぐに部屋に案内してくれました。

ワウンジの脇には漫画も置いてありましたな。

エレベーター前にはキッズスペースもありましたよ。

エレベーターのカゴの中も畳敷きです。

3階〜5階が客室となっており、エス氏が泊まったのは4階の部屋でした。全16室なのでそれほど規模の大きな宿ではありませんね。

客室に入るとまずは踏み込みで、ふすまの奥が主室です。左側は水回りですな。

十分な広さのお部屋でしたな。

浴衣はサイズも豊富に用意されていました。

テーブルの上にはどら焼きをはじめとしてお菓子がいろいろ置いてありましたね。美味しそうでしたが完食すると夕食が食べられなくなりそうで自重しました。

その他にも漬物が数種類置かれていましたよ。どれも売店で売られているもので、試食させてくれるということでしょう。これは嬉しいサービスでしたな。

そしてルームサービスのメニューがやたらと充実しておりましたのう。ちょうどおつまみも揃っていることですし、これは飲むしかありませんの。その前にまずは風呂ですが。

忘れないうちにお部屋のご紹介を続けましょう。エス氏の好きな広縁もありましたが、外が雨模様だったので眺望もなく、今回はあまり利用しませんでしたな。

広縁の端にある押入れには半纏が用意されていました。エス氏はこの半纏が非常に気に入ってしまいまして。

話は脱線しますが、1階の売店でも半纏が売られており、思わず買ってしまいましたぞ。在宅勤務中はこの半纏を愛用しておりましたな。

お部屋に戻り、こちらは洗面台です。

トイレはスペースが広く快適でしたね。隣にユニットバスもありましたが、まあ使いませんわな。

ようやく温泉です。別所温泉を訪れるのは初めてですからね。温泉も楽しみだったのですよ。大浴場は最上階の6階にあります。浴室の前には休憩スペースもありました。

お風呂には何度か入りましたが、毎回貸切状態でしたね。緊急事態宣言のおかげで空いており快適でしたわ。

浴室は広くて快適でしたな。湯は無色透明に近く、ほんのりと硫黄のような香りがしました。

サウナもありましたよ。コロナ禍では密になりやすいサウナを閉めているところも多いので好感が持てましたな。

露天風呂は広くはありませんが、眺めが良かったですのう。晴れていればもっと良かったのですが。

露天風呂を囲うフェンスの前に立って景色を眺めていたエス氏。身体が冷えてきたので湯に戻って温まりつつ冷静に考えると…。ガラスが完全に透明なんですが?湯船に浸かっている間は外から見えようもありませんが、エス氏はこのガラスフェンスの前で景色を眺めていたんですよね。つまりエス氏の全裸姿が別所温泉に大公開されていたということですな。確かに風呂に入りながらだと透明な方が景色が見やすくていいのでしょうが、せめて半透明にして欲しかったかなと。うっかりエス氏のポコチンを世界に公開してしまいましたぞ。

ちなみに露天風呂には山のお友達が遊びに来るようで。エス氏は見かけませんでしたが、人間様の立派な魔羅に恐れをなして退散したのかもしれませんの。

風呂上がりには大充実しているお酒を楽しみましたぞ。まずはビール。KAGUAビールというのは初めて飲みましたがかなりのインパクトでしたな。白と赤の2種類を飲み比べてみました。白は普通に美味かったのですが、赤の山椒っぽい味わいは今までになく、とても印象に残りましたな。どこで売っているかしら。

その他にも日本酒を飲んでみたり。なんせおつまみが部屋に置いてあるんですから。

食事処は2階にあります。

広々とした個室でしたな。

食事処はどれも美味かったですね。まずは先付から。

お酒もすすみましたな。

お造りは平目、海老、金目鯛、烏賊。土佐醤油や塩レモンポン酢などでいただきましたよ。うまうま。

土瓶蒸しは鯛、帆立、海老が入っていましたぞ。最高すぎますね。

食事がうますぎてお酒が足りません。日本酒の次はワインを飲みました。

信州プレミアム牛の陶板焼き。牛はもちろん野菜も美味かったですな。

海老の天ぷらはプリプリで胡麻塩とよく合いましたのう。

茶碗蒸しには信州白鶏(しんしゅうはっけい)というブランド鶏が入っていてとても美味しかったですね。

締めは鮑の釜飯。漬物も味噌汁も文句無しですわ。

デザートは梨のプリン。エス氏はプリンが大好物なのですよ。

続いて朝食の写真です。
朝からガツッとお肉が出てきましたな。ご飯がすごく美味しくて朝から箸が進みましたな。ボリューム満点で完食はできませんでしたが。

食後はラウンジでコーヒーのサービスがありましたよ。
初めて訪れた別所温泉ですが、七草の湯のおかげでとても印象が良かったです。この時は生憎のお天気でしたが、今度は晴れた日に散策したいものですな。別所温泉には確実にまた訪れることになると思いますぞ。エス氏が宿泊した際は緊急事態宣言の真っ最中ということもあり、首都圏からの宿泊客は歓迎されないのではないかという不安もありましたが、杞憂に終わりました。夕食の際に挨拶にきてくれた女将さんはとても感じがよく、他のスタッフも快くもてなしてくれました。サービス、部屋、温泉、食事、お酒とどれをとっても満足のいく旅館でしたね。別所温泉でどこに泊まるか迷ったら七草の湯を選んでおけば外しませんぞ。
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