みなさんこんにちは。エス氏です。今回は宮城県白石市にある老舗旅館、時音の宿 湯主一條をご紹介しますよ。大変評判のいいこの旅館、実際泊まってみると高評価も納得の実に素晴らしい旅館でしたな。ぜひまた泊まりに行きたいものです。
湯主一條がある宮城県白石市は近くにみやぎ蔵王七ヶ宿スキー場、みやぎ蔵王白石スキー場があり、滑りに行くには便利な立地かと。東京からは4時間くらいの距離ですが、まあ頑張ればイケるかと。
鎌先温泉に到着すると、湯主一條の専用駐車場がありました。旅館とは少々離れているようですが。。とりあえず旅館の方まで行ってみようかと思ったのですが、別の旅館の方が親切に説明してくれました。専用駐車場に車を駐め、送迎の車で旅館まで送ってもらうスタイルのようです。なるほど、ありがとうございました。
というわけで専用駐車場に車を駐めて、宿まで送ってもらうことに。送迎車は2台で消化。1組ずつの送迎なので、若干の待ち時間はありました。ナビ的には大した距離じゃないんですけどね。
送ってもらって納得です。細くて急な坂道を登った先に湯主一條はありました。自分の車でアクセスするのはなかなか大変だったかもしれませんね。
玄関前で車を降り、荷物を館内に運んでもらいました。
手指の消毒と検温を済ませ、館内に案内してもらいます。なかなかいい雰囲気ですな。
ロビーでジュースを飲みつつチェックインの手続きを済ませます。
浴衣はサイズを自分で選べましたよ。
ロビーの奥にはラウンジがあります。風呂上がりにはここでビールでも飲みますかね。
部屋まで案内してもらいましたが、館内はいささか複雑な構造でしたのう。エス氏はすぐに覚えられる方ですが、方向音痴の人は迷うかも。
途中にランドリーもありました。年末年始トリップのような長旅をする際には宿にランドリーがあると非常に便利だと思いますな。
階段を上って3階がエス氏のお部屋です。
廊下は薄暗くて落ち着いた雰囲気ですね。
湯主一條には露天風呂付きのスイートルームもありますが、エス氏のお財布的にはセミスイートで我慢です。
部屋の入り口でスリッパを脱ぎます。室内用のスリッパもありましたが、これは使いませんでした。
ベッドとソファ、それに大きな窓。
21/22シーズンにエス氏が泊まった部屋の中でもかなり快適な部屋でしたわ。
冷蔵庫の中身は無料ですが、プリンが入っていて嬉しかったですわ。
クローゼットも大きくて使いやすかったですね。
洗面所も広くお風呂も付いていましたが、残念ながら温泉ではないので使いませんでした。
ちなみにお風呂には湯船に浮かべる用の花が置いてありましたよ。うーん、ちょっとやってみたかった。。
洗面所のタオルハンガーは暖かくなるヤツですね。なくてもいいけどあると便利。
トイレは清潔感があって良かったです。
部屋にはタブレットがあり、ルームサービスなどはこれを使って注文できるようになっていました。内線で注文するより楽かも。ちなみに室内はバッチリWi-Fiが使えましたぞ。
大きな窓の外は特に眺望が良いわけではありませんが、室内が明るくて広く感じるのはいいですね。
荷物を解いたところで早速温泉へ。湯主一條には「洞窟の湯」と「薬湯」の2種類の温泉があります。「薬湯」の方が狭いようなので、混み合う前にサクッと入ることに。複雑な館内を迷わないように移動します。ちなみに宿泊客には家族連れや高齢者も多かったのですが、みなさんけっこう迷ってましたな。エス氏はもちろん迷いませんけど。
こちらが「薬湯」の入り口です。エス氏の他数名が入っていましたが、ちょうど入れ替わるところで、ほぼエス氏1人でのんびり湯に浸かることができましたよ。お湯は少々色が付いており、傷にいいらしいですね。特にダメージを受けているわけではないエス氏ですが、旅の疲れが癒される気がしましたのう。
「薬湯」前は休憩スペースもありました。
身体が温まったので、少し外を歩いてみることに。エントランスへ続く急な坂道は凍結すると登れない車も出てくるかもしれませんね。右側が客室やお風呂のある別館?で、渡り廊下でつながっている左側の建物が国登録有形文化財の本館です。
昭和初期に建てられたという木造建築の本館は雰囲気がありますのう。今では泊まることはできませんが、ここで食事ができるようですね。湯主一條はなかなか歴史のある老舗旅館なので、興味のある方は公式HPを見るといいでしょう。面倒なので紹介はしませんが。鎌の話とか。
専用駐車場から送迎車で送ってもらう際にソフトクリームが美味しそうなカフェを見つけたので、そこまで歩いてみようかと。坂道を降ればすぐ着きそうでしたし。そう思って外に出たのですが、気がつけばとっとと宿に引き返していました。エス氏が求めていたものはカフェではなく湯主一條のラウンジにあるのです。
風呂上がりにはソフトクリームよりもビールでしょ。もちろんルームサービスで注文して部屋で飲むこともでできましたが、ここのラウンジはなかなか居心地が良さそうだったもので。
夕食の時間は17:00から30分刻みで選べます。エス氏は旅館の食事は主に18:00開始にしてもらうことが多いですな。時間になると部屋にスタッフが迎えに来てくれ、本館の個室料亭まで案内してくれます。古い木造建築の本館に灯りがともるといっそう雰囲気が良くなりますのう。ちなみに廊下はかなり寒いです。
個室に入ると暖房が効いていて寒さは感じませんでした。暖房にかかるコストがスゴそうですねえ。
まずは前菜。湯主一條の料理はどれも丁寧な作りでとても美味しかったですわ。
食前酒は梅酒でした。これも美味。
案内から給仕まで担当してくれた方にオススメの地酒を聞いたところ、食中酒には「愛宕の松」が美味しいとか。宮城県のお酒はあまり知りませんでしたが、これは実に良かったですね。以下料理の写真です。
お造りが河豚というのは初めてでしたな。河豚は好きなので嬉しかったですわ。
焼き物は2種類から選ぶことができ、エス氏は仙台黒毛和牛ヒレステーキを選択。旅館で牛肉を食べる機会は多いですが、このステーキは最高にメチャ美味でした。
お鍋は3種類から選ぶことができました。鴨鍋も良かったですね〜。
ご飯は小海老ご飯にしてもらいましたが、白米も選べましたよ。鍋をふぐ鍋にすると雑炊にもできるようです。
デザートはイチゴのパフェ。ちょうど完食できるボリュームでしたな。味の良さはもちろん、スタッフの対応を含め素晴らしい食事でした。
食事の後は「洞窟の湯」へ。露天風呂もある、湯主一條のメインのお風呂のはずですが、エス氏が入るタイミングではいつも人がいませんでした。貸切状態でラッキーでしたな。内湯は少々熱く、露天風呂の湯温がエス氏的には適温でした。のんびりと湯船に浸かるのは本当に気持ち良いですね。湯の方は印象薄いですけど。
広くて快適なベッドでぐっすりと眠り、翌朝はすっきりと目覚めることができました。朝食も同じ個室料亭で。時間は7:30以降で、和食洋食が選べましたよ。こういう時エス氏は洋食を選択しがちです。ちょうど平野歩夢選手が金メダルを獲得したことがニュースになっておりましたね。
朝刊を読んでいるうちに食事が運ばれてきましたよ。
ふわふわのチーズオムライスにベーコンとソーセージ。洋食っぽいですね〜。もちろんとても美味しいです。
ブロッコリー好きなんですよね。
スープは火で温めていて熱々が飲めましたよ。
パンは焼きたてで実に美味しかったです。普段あまりパンを食べないので、たまに洋食を選べると食べたくなるんですよね。
ジャムにバターにオリーブオイルなどをつけていただきましたよ。
自家製のヨーグルトにはハチミツをかけて。うーん、うまい。最後はコーヒー。ごちそうさまでした。
チェックアウトの際も専用駐車場まで送ってもらいました。エントランスではけっこうな人数のスタッフさんたちがお見送りしてくれましたね。
これは評判以上の良い旅館でしたな。専用駐車場からの行き来はいささか面倒という気もしますが、そういうものだと思っていれば特に気にならないでしょう。スタッフのおもてなしは心地よく、快適で居心地の良い部屋に良質な温泉、そして老舗旅館の風格ある個室料亭と素晴らしい食事。文句無しに良い旅館でしたぞ。今度はスイートルームに泊まりたいものですね。マジおすすめの旅館です。
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