みなさんこんにちは。エス氏です。今回はエス氏が18/19シーズンに乗っていたROME SDSのスノーボード、POWDER DIVISION PTの感想をご紹介します。この板は自分で買ったものではなくイベントで無料でゲットしたものなんですよね。ロームは興味のないブランドでしたが、じっくり乗ってみたらけっこう良かったです。
ROME SDS
ロームはアメリカのブランドですね。SDSはスノーボード・デザイン・シンジケートの略のようで。ボードからウェアまで一通りのラインナップを揃える総合ブランドですが、正直詳しく知りませんのう。フリースタイル系のイメージを持っていますが、間違っていたらすみません。
POWDER DIVISION PT
パウダーディビジョンはロームのパウダーボードシリーズで、ライディングに合わせてST、MT、PTの3つのモデルがあります。エス氏がゲットしたPTはサイズが160のモデルですね。輸入元のハスコのHPを見る限りではSTとMTは何が違うのかよくわかりませんでした。
160というサイズはエス氏が所有した板としては最長となります。ミドルフレックスで硬すぎることもなく扱いやすいフレックスで滑りやすかったですね。サイズの割にターンしやすかったです。カービングは慣れるまで太さが気になりましたが、しばらく滑っていると違和感は消えますな。思ったよりも安定感があり整地でのカービングも楽しめますが、やはりノーズ側のエッジが噛んでないな、とか、ターン後半テールがやや流れるなあという気はします。ちゃんと切って滑れますけどね、もちろん。太めなので切り返しのレスポンスもクイックではないですが、エス氏にはむしろちょうど良いくらいの反応でした。
とても乗りやすい板なので、フリーライディングボードとしては良く出来ています。パウダーがなくても1日この板1本でゲレンデのどこでも楽しく滑れるくらいには汎用性が高いですぞ。肝心のパウダーでの滑りは実に快適でした。安定した浮力が得られるため、ノーマルの板よりも攻めたラインを選べますし、ターンしやすいので林の中でも取り回し難いとは感じませんでしたな。
価格も手頃で性能的にも全く問題なし。朝イチでパウダーを滑り、その後もこの板でフリーライディングを楽しめる使い勝手の良い板かと。ただしパウダーはパウダーボード、その後は板を変えて滑るという方には中途半端に感じられるかもしれませんね。
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