みなさんこんにちは。エス氏です。2021/2/11は建国記念日でお休みでした。普段は1泊2日のトリップを好むエス氏ですが、この日は日帰りで滑りに行きましたよ。ローカルゲレンデ大好きおじさんとして知られるエス氏らしく、2つのゲレンデをはしごしてきました。最初は長野県の麻績村にある聖高原スキー場です。マイナーすぎて知らないという方も多いのではないでしょうか。
聖高原は前から気になっていたゲレンデではありますが、なかなか訪れる機会がありませんでした。リフト1本の小さなゲレンデなので1日滑る気にはなれませんが、かといって他のゲレンデからも遠く、どうにも行きにくいなと。なので今回はかなり無理やりなプランで滑りに行っておりますぞ。ちなみに前回のトリップでご紹介したユーロ安曇野ベースから一番近いスキー場は実はこの聖高原スキー場なんですよね。
長野道に麻績インターというのもありまして、岡谷から更埴まで移動する途中にあるのですが、今回は関越から上信越道を経由してアクセスしました。その理由は後ほど。いつものように東部湯の丸SAで朝食。お気に入りのネバネバそばを食べました。前週は高速道路やゲレンデが少々混んでいましたが、この日の高速は空いていましたのう。
珍しくおそばの後にプリンも買って食べました。ここのプリンは美味しいですなぁ。
食事の後外に出ると、うっすらと雪が降ってきました。時刻は8:00とのんびりでしたが、そういえば坂城から先はチェーン規制だったような。
その坂城インターで高速を降りました。スノーボードトリップではあまり使わないインターですのう。
チェーン規制とはいえ下道に降りるとそれほど雪が降っているというわけでもありませんでした。エス氏もこの辺りの道路を走る機会は多くないので、あちこち見回しながら走っておりましたよ。
まあなんだかんだ聖高原に近く頃には雪道に変わってきましたが。ちょうど前日から雪が降った様子でしたな。
聖高原に到着です。エス氏はスキー場しか知りませんでしたが、キャンプ場もあるようでしたぞ。
9:00頃聖高原スキー場の駐車場に到着しました。車は数台しか駐まっていませんでしたな。
駐車場の手前にある看板です。ゲレンデ状況「滑走」ということは滑れるという理解でいいんですよね。
駐車場にはうっすらと雪が積もっていたので、いつものようにすのこを使って着替えました。これがあると雪の上でも靴を脱いで着替えられるので非常に便利なんですよね。エス氏にとってすのこは基本装備といえるのですが、先週のトリップではhorihさんの車に乗って滑りにいったもので、すのこは使えなかったのです。おかげで岩岳の駐車場で着替えるのにとても不便でしたわ。horihさんもエス氏ブログの読者ならすのこはもはや標準装備して欲しいくらいだと思いますね。
ちなみにゲレンデは駐車場の上にあるのですが、道路には立ち入り禁止の看板が立っていました。上に駐まっている車もあるようですが、はて。するとゲレンデの関係者らしきおっちゃんが現れて声をかけてきました。上の駐車場は一杯なのかと。立ち入り禁止のようだからここに車を駐めたと答えると、入っても大丈夫だという。そうなのか…おっちゃんの助言はありがたいのですが、それならこんな看板置いておくなといいたいですね。
というわけで看板の脇を通って上に進みました。
上の駐車場は狭いですが、どうにか車を駐めるスペースはありましたな。
食堂もありましたが、今回は利用せず。どんなメニューがあるのか興味深いですけどね。
ゲレンデ側に進むとセンターハウス的な建物があります。トイレやチケット売り場もここですな。
コースは少しガスっていましたね。
脇にはそりコースなるものも。
回数券を買いましたが、驚いたことに自分で数字の部分にハサミを入れるという初めての方式でした。さすがはローカルゲレンデ。
リフトは1本だけ。回数券で十分すぎるくらいですわ。
リフトを降りると喫煙スペースが。非喫煙者のエス氏としてはこういうのはもう少し離れたところに置いて欲しいのですがね。
滑り出しはつづら折りになっています。正直このゲレンデでスノーボードデビューをするというのはおすすめできませんね。ちなみにお客さんは数えるほどしかいませんでした。
リフト沿いの正面のバーンはなかなかの斜度だったので、まずは緩やかな方を滑ることに。よく見るとポールが立っていましたが、コースの規制などはありませんでした。危なくないのかしら。
ポールに沿って滑ると、リフトから遠い方を回るコースでした。斜度も緩く滑りやすかったですね。コース脇には意外に新雪もありましたよ。
リフト乗り場の辺りだけなぜか視界がくっきりでしたな。
足慣らしをしたところでリフト沿いの斜面を滑りました。新雪的なものがあるのではなかろうかと期待したのですが、それほどでもありませんでしたな。
リフトを降りたところから少し歩いて登ると展望台らしいものがうっすらと見えました。視界も悪いし登らなくてもいいかな〜と思っていたのですが、霧が晴れてきたので登ってみることに。
図らずも三峯山とやらの山頂に立ってしまいました。多少雲はありましたが、なかなかいい眺めでしたな。
ゲレンデ側を見ると、下の方に白く見えているのは凍った聖湖ではないでしょうかね。
エス氏は板を持って登っていたので、コースに向けて滑り降りることに。ここはゲレンデ外だと思うので、ハイクしてプチBCを楽しんでしまったということですかね。エス氏以外は誰も滑っていないノートラックパウダーを楽しむことができましたよ。まあ薄っすら積もっているだけでしたし20mを3ターンくらいでつづら折りに合流してしまいましたけどね。
視界が良くなってきてゲレンデが見渡せるようになりました。今度は中央部分を滑ってみましたよ。画像の左側がリフト沿いの斜面で、右側にある林のさらに右が最初に滑ったポールが立っていたコースです。エス氏は林の左側を滑りましたが、林側にはロープが張られていました。このロープ沿いは少し高い位置にあるからでしょうか、誰も滑っておらず、そこそこ積もった新雪が楽しめましたよ。
そしてこのロープ沿いに滑ると、なぜか途中にロープが張られていない部分がありました。まるでここだけコースを解放しているようではありませんか。基本的にロープは潜らないエス氏ですが、ロープがないなら割と遠慮はしない方針でして。ロープの切れ目から奥に入るとノートラックのパウダーを滑ることができましたぞ。ここはそこそこ雪が積もっていて、サラサラとまではいいませんが十分に軽く気持ちの良い雪でした。
ちなみに林の右側の方も、林に沿って滑るとそこそこ新雪が残っていましたな。視界が良くなったおかげであちこち良く見えましたわ。
先ほどロープの切れ目から、ロープに沿ってリフト側に落とすと安全に滑れるのですが、正面の斜度がある方に落としてみようとしたところ、いささか嫌な予感がしたので途中から左側に避難した、ということがありました。どうなっていたのか下から確認したのがこちらの画像です。ふむ、上から見ると崖のようでしたが、下から見るとそれほどでもありませんでしたね。次の機会にはちょっと飛んでみたい気もします。ロープで閉じられていなければ、ですが。
ゲレンデにいたのは1時間ほどでしたが、新雪のおかげでけっこう楽しめました。ロープが張られていなかった部分は、それでも恐らく入ってはいけなかったような気はしますが、どう考えてもそこの新雪が1番良かったんですよね。パウダーがない聖高原は魅力半減な気もしますが、エス氏としては訪れて良かったと思えるローカルゲレンデでしたな。
というわけで聖高原に満足しつつ次のローカルゲレンデへ移動です。ローカルゲレンデを滑ること自体が目的となっているトリップじゃなければ成立しないような90分という長距離移動で霧ヶ峰スキー場で滑りましたよ。麻績インターから中央道方面に移動して霧ヶ峰へ向かったので、聖高原へは関越を使ったんですよね。中央道から行くと引き返すことになってしまい癪ですからね。練馬から関越道、上信越道を走り、今度は長野道を通って中央道へ。日帰りにしてはよく走りましたわ。次回もお楽しみに。
こんにちは。horihです。
すのこではなくて、折りたたみ椅子なら2つあったのですが・・・。
エス氏さんのような高貴なお方が私のような下衆の車に乗ると思ってもいなかったので、すのこは用意しておりませんでした。申し訳ございません。m(__)m
折りたたみ椅子とすのこでは役割が全然違うかと。。。