21/22モデル AMICSS DNA Ti 161 インプレッション

 みなさんこんにちは。エス氏です。今回はエス氏が21/22シーズンにメインボードとして乗っていたAMICSSのDNA Ti 161をご紹介しますよ。

AMICSS

 アミックスは青森のメーカー、ブルーモリスのブランドで、16/17シーズンからスタートしました。アルペンスノーボードのワールドッカップで活躍しているアミックスの板は、すべてハンドメイドで作られています。超高性能のプレミアムボードですが、意外と初級者にも優しい板なんですよ。

21/22シーズンモデル試乗 AMICSS DNA Ti 161

2021年10月4日

AMICSS

 

DNA Ti/ディーエヌエー ティーアイ

 DNA Tiはチタナールというアルミ合金が使われた、いわゆるメタル入りのセミハンマーヘッドのカービングボードです。何度か試乗しておりますが、メンボードトして1シーズンを通して乗ったのは今回が初。実に素晴らしい板でしたね。ただし板の性能を発揮するにはビンディングとブーツに気を使う必要があると思いました。DNA Tiは硬めのフレックスというわけではありませんが、ミドルフレックスの中では張りが強い方だと思います。この板の強さに負けない足回りにしないと、扱いにくい板という印象になってしまうかもしれないので、これはかなり重要なポイントだという認識ですぞ。

 具体的には、エス氏はビンディングにFLAXのCV、ブーツにNITROのTEAMという組み合わせで乗っていました。ブーツは2シーズン目立ったのですが、レーシングシステムに不具合が生じてしまい、レースがすぐに緩んでしまうという症状に悩まされました。DNA Tiに乗れていると感じられるようになったのは、ブースターストラップとパワーライドというアイテムでブーツの不具合を補うことができてからでしたよ。

 DNA Tiはカービング性能の高い板です。振動吸収の性能は特に凄まじく、高速で滑る際の安定感は抜群というか異次元レベルです。この板に慣れてしまうと、他のブランドの板に試乗した際にあまりにも性能が違うことに驚くと思いますぞ。カービングは縦に落ちていくようなラインとなり、高速の滑りを安定して楽しむことができることでしょう。慣れてくれば板を立てることで深めに曲げることもできますぞ。エッジグリップも抜群で、いくらスピードを出してもしっかりとエッジは雪面を噛んでくれました。安心してスピードが出せるという意味でこれほど高性能の板をエス氏は知りまねせん。

 板を立てるということに関してはプレートを使ったのも効果的だったと思いますね。別記事でご紹介しますよ。

 高速滑走が得意分野のDNA Tiですが、低速で扱いにくいという感じは特にありません。ただ初級レベルの人でも乗りやすいかといえばそうでもないので、中級レベル以上の方が楽しめる板かなとは思いますね。

 1シーズンを通して乗ったので、カービング以外にもパウダーやコブも滑ってみましたよ。メタル入りの板ということもあり、特にパウダーでの浮力があるという感じではありませんが、161というサイズもあって実査には特に問題ない浮力を得ることができました。非圧雪の荒れた斜面でも苦にしない安定性の高さは心強かったですね。ツリーランではエス氏の腕前の問題もあると思いますが、いささか取り回しに苦労しました。腰より深い新雪を滑った際も板が沈む感覚はありましたね。通常のパウダーであればDAN Tiで全く問題なく滑れますが、ツリーランやディープパウダーではパウダー系の板の方がそりゃ有利よね、という気もしましたのう。

 コブはそれほど滑ってはいませんが、エス氏のコブレベルだと低速で滑るのが精一杯ということもあり、DAN Tiでは少し持て余すという感じではありました。サイズも157くらいだともう少し滑りやすかったかもしれませんね。

20/21モデル AMICSS AGGRESSOR 161 インプレッション

2021年5月6日

 同じく1シーズン乗ったアグレッサーと比較してみましょう。アグレッサーはメタル入りのハンマーヘッドのカービングボードですが、エス氏の印象ではセミハンマーのDNA Tiより扱いやすいです。扱いやすさの原因は板のしならせやすさにあると思いますね。張りが強いDNA Tiは足回りも重要になりますが、その辺りはアグレッサーの方が間口が広いといいますか、必ずしもカービング向きの足回りのじゃなくても乗れるかなと。

カービングでの安定感はDNA Tiがアグレッサーを上回ります。もちろんアグレッサーもかなり高水準で安定感があるのですが、やはりDNA Tiは別格かなと。どちらの板も中身は同じらしいですけどね。DNA Tiは縦に落ちて行きますが、アグレッサーは深回りがしやすいですね。アグレッサーの方がイメージ通りのラインで滑りやす感じますが、DNA Tiも乗りこなせてくると板を回せるようになってきますよ。

 パウダーではどちらも同じくらいの感覚。どちらも通常のコースで滑るパウダーであれば全く問題なく楽しめるかと。強いていてばDNA Tiの方がよりしっかりとした足回りで乗っていると思いますので、板というよりはビンディングとブーツのスペック的にパウダーが滑りにくく感じることはあるかも知れません。

 フリーライド全般では、アグレッサーの方が扱いやすさでは上かなと。DNA Tiの方がスピードに強い分、操作性ではアグレッサーに軍配が上がります。カービングに特化して乗るならDNA Tiは最高の板だと思いますが、1シーズンオールラウンドに楽しめるのはアグレッサーですな。この辺りは自分のスノーボードスタイルに合わせて選べば良いかと。

 ちなみにエス氏はテクニカル系のスノーボーダーではありませんが、検定を受けるならアグレッサーの方が良いと思います。ハンマーヘッドのアグレッサーに対し、セミハンマーのDNA Tiの方が乗りやすいのでは、と考える気持ちはわからなくもありません。しかし検定で求められる動きに対応しやすいのはハンマーヘッドではあるもののアグレッサーかと。

 エス氏にはいささか難しい板ではありましたが、そのポテンシャルの高さは十分過ぎるほど感じられました。カービング系のスノーボーダーにはぜひ乗って欲しい板ですな。性能を考えるとコスパも最高ですぞ。

スノーボード用品試乗レポート 一覧

2012年10月12日

4 件のコメント

  • やはり凄いですよね…AMICSSのXLAYも良かったです!!!!!!!!!!!!!
    グラス入りのラントリモデルですが、そこらのラントリモデルよりスピード出した時やキッカーの着地時の安定感が異次元でした。スピードを極め開発している世界ブランドのノウハウでしょうね!

    ええ、勿論XLAY150注文しましたよwwwwAMICSSの試乗会行くなら事前に懐具合を計算して行かないとヤバいです。これください!!と金が無くても言ってしまいますのでw

    • AGさん、XLAY注文したんですね!
      アミックス初のフリースタイル系の板ですからね…気になりますよね(^^)
      もちろんエス氏も試乗しておりますよ〜。
      アミックスはガチで高性能なんで、試乗すると絶対欲しくなりますよね!

  • 試乗会で乗らせていただきましたが、いい板でした!
    AMICSSではDFXの157が試乗した中では自分は一番気持ちよかったですね。
    アグレッサーも良かったですね~
    また来季もよろしくお願いします!

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