みなさんこんにちは。エス氏です。2024/3/16は長野県の八千穂高原スキー場で開催されたAMICSSの試乗会に参加してきました。今回はDMT 162の試乗レビューです。アルペンスノーボードについてははじめたばかりで経験が浅いので、あれこれ乗ってみて比較したこともないのですが、まあ参考程度に。
AMICSS/アミックス
アミックスは青森のメーカー、ブルーモリスのブランドで、16/17シーズンからスタートしました。アルペンスノーボードのワールドカップで活躍しているアミックスの板は、すべてハンドメイドで作られています。カービングの入門モデルから超高性能のプレミアムボードまでラインナップしていますよ。性能に対して非常にリーズナブルな価格設定の良心的なメーカーだと思いますな。
DMT
DMTはアミックスのアルペンボードの中では(キッズモデルを除いて)最も価格が安く、エントリーモデル的な立ち位置の板なのかと思います。エス氏は自分のアルペンボードを持っていないので、仲間のイトチンさんからこのDMTの古いモデルを借りて乗っているのですが、操作性がよく扱いやすい板という印象ですね。
旧モデルのDMTに乗り、アルペン初心者のエス氏でも扱いやすく感じたのですが、これは最初の頃はまともにターンもできず低速でズラして滑っていた際に、慣れてくると思いの外スライドさせやすかったためですね。なんとなくアルペンボードはカービング性能に特化していてスライドターンはしにくいのではと思い込んでおりましたが、DMTは低速でも扱いやすくとても乗りやすいですな。
今回試乗したニューモデルでは、旧モデルの扱いやすさはそのままで、カービングの安定感がより増しているという印象でした。DMTはチタナールが使われていないので、雪面の振動を吸収する性能は上位モデルのRCVに劣るのですが、普段ソフトブーツを履いているエス氏からすると、振動は拾うけど安定感は高いしエッジもガッツリグリップしているんだよな〜という印象。これはソフトブーツとハードブーツの差かもしれませんが。
RCVにも試乗しましたが、アルペン初心者のエス氏的には正直DMTで十分すぎるほど満足な性能と感じました。むしろ背伸びしてRCVとかに乗らない方が上達が早いかも、なんて思ったりして。低速のスライドターンの操作性が高く扱いやすく、それでいてカービングでもしっかりとした安定感のあるDMTは、エス氏が求める性能を完璧に備えている板ですな。
フリースタイルでは上位モデルに試乗するとやはりそちらが欲しくなるのですが、アルペンの方はまだまだ経験も技術もないもので、とにかく乗りやすい板で少しずつレベルアップしたいと思います。そんなエス氏の要望をこれ以上に満たしてくれる板は(そもそも知識もないので)知りませんし、満足しているので知る必要もないですかね。これからアルペンをはじめようというスノーボーダーやどれほどいるかは分かりませんが、最初の板にDMTは最高だと、初心者のエス氏が太鼓判を押しますよ。
記事アップありがとうございます。
アルペンのレビューついに来ました!!!
Web上ではアルペンスノーボードの試乗レポ自体が少なく、あってもレーサー等の上級者目線の記事が多いため、始めたばかりのエス氏さんの記事はありがたいです。
ブーツ、バインやセッティングのことについては、アルペン扱っているショップで全部教えていただける感じでしょうか?
そう仰っていただけると嬉しいですね〜ありがとうございます(^^)
エス氏の場合はマツザワ師というアルペンに詳しい先輩がいたので色々教わりましたが、まあショップで教えてくれるかと。
ブーツは特に何もいじってません。
ビンディングはカントとかよく分からないので、アングルだけ自分で試して少々変えてみたりしましたね。