スノーボード用語集 ディスクプレート[Disc plate]
ディスクプレートとは?
ディスクプレートとは、ビンディングを構成する部品の一つで、ビンディングをボードに固定するためのビスの位置を決めるために使います。またビンディングを固定する際のスタンス幅、アングル、センタリングなどの調整にも使います。単にディスクともいいますので、このブログでは大抵ディスクと記載しています。
なおバートンのTHE Channelというシステム専用のESTというビンディングではディスクを使用しません。
ディスクの種類
ディスクには最も一般的な4×4、バートン用の3D、同じくバートンのTHE Channel用と3種類あります。4×4はビス4本、3Dはビス3本、THE Channelはビス2本を使って固定します。最近は1枚で4×4とTHE Channelに対応しているユニバーサルタイプのディスクもあります。便利ですな。
3Dはもう古い仕組みで、バートンの板はTHE Channelがメインになっています。古い板を使うことがないならもう気にすることはないでしょう。
ディスクを使った調整
ディスクを調整により、スタンス幅、アングル、センタリングの調整ができます。
どの位置のインサートホールにビンディングを固定するか決めた後、ディスクをビンディングの横方向(ノーズ、テール方向)にズラすことによって、スタンス幅の微調整が可能です。
ディスクの裏側には細かいギザギザが付いています。これと同じギザギザがベースプレートのディスクをはめ込む穴にも付いています。このギザギザ同士を噛みあわせすことで、3°ずつビンディングの取り付け角度を調整することが出来ます。
ディスクをビンディングの縦方向(エッジ方向)にズラすことによって、ブーツを固定した際のつま先とかかとのエッジに対する位置を調整する、センタリングを行うことが出来ます。
詳しくはそれぞれの記事をご覧ください。
BURTONのEST
BURTONのTHE Channelというシステムに対応したESTという専用のビンディングには、ディスクがありません。ベースプレートの両脇にネジを止める部分があり、2ヶ所でビンディングを固定します。BURTONにはRe:Flexという4×4のビンディングもありますが、付属のTHE Channel対応ディスクを使うことで対応可能になります。
他ブランドのビンディングでもTHE Channelに対応したディスクを作成している場合がありますので、バートンの板と別ブランドのビンディングを組み合わせたい場合は確認してみましょう。
・初心者向けビンディングの選び方
・初心者向けスノーボードのビンディング取り付けの流れ
・ビンディング[Binding]
・セッティング[Setting]
・ベースプレート[Base plate]
・ヒールカップ[Heel cup]
スノーボード用語集 TOPページへ戻る
コメントを残す