みなさんこんにちは。エス氏です。今回は群馬県の嬬恋村にある山田屋温泉旅館をご紹介しますよ。ここはエス氏がとても気に入った旅館でして。部屋数6室のみという小宿ですが、サービス、お部屋、温泉、食事のどれもが満足のいく快適な宿でした。
予約したプランは【はなみずき客室指定プラン】上州牛付里山の懐石を個室でお食事&貸切風呂無料特典付で料金は1人30,500円(税込)です。ちなみに実際には割引だったりポイントを使って予約していたりもしますぞ。
パルコール嬬恋、草津温泉スキー場、鹿沢スノーエリア、万座温泉スキー場など2〜30分でアクセスできるスキー場が多く、スノーボードトリップの宿としてはいい立地といえるのではないでしょうか。
建物の通りを挟んだ向かい側が駐車場です。道路を渡らないといけないのはいささか不便。
建物の周りはよくわからない造りに。古い建物の名残でしょうか。
チェックインの時間は15:00からで、それまでは館内に入ることができません。早めに到着してしまった場合は駐車場で待つしかありませんね。
エントランスもロビーも広いですね。靴を脱いで館内へ。
席は幾つかあり、それぞれ個性がありました。フロントの前のソファ席の特徴は…。
テーブルがクソデカイ下駄ということでしょうか。
懐かしい黒電話の置いてある席に座りました。
変わった形のカップ。左側には黒豆、右側にはお茶が入っています。右側のお茶を飲む際も左側の中身がこぼれないような形になっているんですよね。普通に飲みにくいですけど。
チェックインの手続きを済ませ、お部屋へ案内してもらいました。荷物は事前に運んでくれましたよ。部屋の鍵は2つもらえました。お風呂に入る際に男性用と女性用があると便利なんですよね。
フロントの脇ではなにやら売られておりましたな。
予約したのははなみずきというお部屋。この宿は6室がそれぞれ個性的なので、どの部屋に泊まろうかという楽しみもありますぞ。
ごつい扉を開くと踏込。右側が水周りで左側が客室です。
洗面は少し小さめですが、もう一か所あるので問題なし。
トイレは清潔感があっていいですね。
冬用でしょうか、トイレの中に見慣れない暖房器具が設置されていました。
客室は一間ですが広々としていて十分快適でしたな。
Wi-Fiも問題なく使えました。障子の向こうは坪庭ということですが。
まあそれほどでも。
押入れはそれほど大きくもないので、スノーボードトリップでは少し足りないかもしれませんな。
タンスの中に浴衣やタオルが入っています。ちなみに部屋にタオルは3つもあって嬉しかったですね。
冷蔵庫の脇を奥に行くとお風呂です。
ちなみに冷蔵庫にあるものは全て無料。ビールはエビスかプレモルにして欲しいところですが、タダなので文句はいえませんね。
テーブルにはパウンドケーキが置いてありました。なかなか美味しかったですね。どこぞのしょぼい宿では厚みが2mmくらいしかないパウンドケーキが置いてあり、どうやってこんなに薄く切ったのかと感心するレベルでしたが、こちらは普通の厚みでよかったですのう。
部屋の奥に進むとマッサージチェアと洗面所。
こちらが部屋のお風呂です。もちろん源泉掛け流しの温泉ですぞ。広さも十分。
エス氏の好きな温泉からのマッサージチェアという流れに最適のレイアウト。さらにマッサージチェアの前にTVと冷蔵庫まであるではないですか。最高すぎますね。
隣には足湯もありました。まあお風呂の方に入りまくっていましたけどね。
さて、まずは大浴場に入るのがエス氏のスタイル。お風呂用のカゴがあるのは便利ですな。
大浴場は貸切制になっておりまして。フロントの前にあるしゃもじを持って行きます。しゃもじがなければ誰かが使っているということですね。ちなみにチェックインの際に利用時間の事前予約をするので、しゃもじシステムが要るのかどうかはよくわかりません。
廊下の奥が貸切風呂。
かわいい石が置いてありましたぞ。
しゃもじを置いてお風呂へ。
脱衣所には冷蔵庫があり、飲み物が1人1本無料というサービス。ビールまであるではないですか。
風呂場に入ると左側にサウナがありました。コロナ禍でサウナを使えなくしている宿も多いと思いますが、貸切だから特に問題ないかと。
洗い場は隣との仕切りがあるのがいいですね。
いい湯でしたね。湯加減もちょうどよくとてもよかったです。
外には涼めるスペースはありますが、露天風呂はないんですよね。
風呂上がりにはビールの小さい缶を一気飲み。最高すね〜。
空き缶を捨てるゴミ箱がなにやら可愛らしかったですな。
部屋でもお酒を飲みましょう。ルームサービスはお酒のメニューが充実していてエス氏好みですね。
その前に冷蔵庫のビールを飲んでおきましょうか。
夕食は18:00、朝食は8:30となっていました。貸切風呂の手前に食事処への通路があります。
個室での食事となります。
この鍬で肉を焼くのでしょうか。ワクワクしますね。
お品書きには前菜ではなく八寸と書かれておりました。渋いですね。これは酒がすすみますのう。
五一わいんがあるのは嬉しいのですが、もう少しワインリストを充実されてくれるとなおいいですね。以下料理の写真です。
岩魚の塩釜焼き。ハンマーで塩を叩き割ります。
中から葉に包まれた岩魚が出てきました。
思ったよりしょっぱくなくて安心しました。美味しかったですよ〜。
お肉は事前に炭火焼に、野菜はオーブンで焼いているということでした。
そのままでも食べられますが、好みに合わせて鍬で焼いて食べるというスタイル。エス氏はもう少し焼いてから食べましたが、お肉が柔らかくてマジでうまいですね。
嬬恋村ですし、最後はキャベツと生姜の炊き込みご飯。少し薄味かしら。
ちょうどいいボリュームでしたね。どれも美味しく、満足のいく夕食でしたな。
余った炊き込みご飯はおにぎりにしてくれましたぞ。
部屋に戻るとお布団が敷かれていました。部屋の温泉に入ってお酒を飲んで、リラックスして夜を過ごせましたな。
朝になると部屋の前に牛乳が届いておりますよ。
朝食も同じく個室で。8:30開始というのはスノーボードトリップではいささか遅めではありますのう。
ご飯も美味しいですし、朝からがっつり食べてしまいましたぞ。
コーヒーと紅茶を事前に用意してくれているので、食後すぐに飲めるのは嬉しいですな。
山田屋温泉旅館は実にいい宿ですね。予約の変更で、事前に宿の方と少々やり取りをさせてもらったのですが、とても対応が良くて感心しました。宿についてからもスタッフの対応は文句なしですね。お部屋も快適で居心地が良く、部屋のお風呂も最高でした。食事も美味しくていうことなし。宿のあちこちに遊び心といいますか、面白いなと思う品が置いてあったりするのも楽しいんですよね。すっかり気に入ってしまい、この記事を書く前にすでにリピート済みだったりします。2回目はもみじというどデカイ樽風呂付きの部屋に泊まりましたがこれも良かったですね。料金もこの内容を考えると納得感があります。
いささか残念なのはクレジットカードが使えないことくらいでしょうか。それ以外はかなり気に入っているので、今後もリピートすると思います。他の部屋はどんなもんだか楽しみですなあ。
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