20/21シーズンモデル試乗 VECTOR GLIDE VARIOUS 159

 みなさんこんにちは。エス氏です。2020.3.7は野沢温泉スキー場で開催されたアルペン・スポーツデポの試乗会に参加してきました。今回はVECTOR GLIDE VARIOUS 159の試乗レビューです。

野沢温泉スキー場【20-21モデル アルペン・スポーツデポ試乗会】の様子

2020年9月7日

 やまびこ駅の試乗会会場から湯の峰ゲレンデまで移動して試乗しました。コースは空いていて試乗にはもってこいでしたが、中間駅からゴンドラで戻るのが面倒でしたな。

VECTOR GLIDE

 ヴェクターグライドについてエス氏が知っていることは多くありません。小賀坂で生産されていて、グラフィックがシンプルで、毎年板の中身はそれほど変わっていないくて、フリーライディング系の板のイメージで、ゲンテンのようになりたかったのかな、みたいな。スノーボードは一時期やめてませんでしたっけ。以上、エス氏のイメージを書かせていただきましたが全然違っていたらすみません。特に悪い印象はありませんでした。

VARIOUS

 エス氏が試乗したのはVARIOUSというモデルと説明を受けましたが、HPを見ると全く同じグラフィックのKINT UNというモデルもあって困惑します。VARIOUSといわれたのでVARIOUSなのでしょう。ちなみにKINT UNはSBX用の板らしいので、エス氏が試乗したのはやはりオールマウンテンモデルのVARIOUSと思われますな。

 ミドルフレックスで板をしならせやすく、滑りやすそうな感じではありましたが、いざ滑ってみるとテール側のエッジが明らかに不自然な引っかかりで板をズラしにくいのなんの。緩斜面で何度も転びそうになりましたわ。エス氏が嫌いなきちんとメンテナンスされていない試乗ボードですね。こんなクソ板試乗させて一体何がしたいのでしょうか。このヴェクターグライドというブランドは高品質であることが前提で成り立っていると思うのですが、こんな低クオリティなコンディションの板を試乗させられると国産ボードもたかが知れていると感じてしまいますな。

 カービングでエッジを噛ませて滑ると引っかかりも多少は気にならなくなりました。すると意外に良い板で、扱いやすくカービングの安定感もあってけっこう楽しく滑れましたよ。まあサロモンなら70,000円くらいの板でも同様に滑れそうでしたけど。もう少しマシなコンディションで乗らせてくれれば良いことも書けそうだったのに残念ですの。

 ちなみにスタッフの人には一応エッジがおかしいと伝えておきましたが、キョトンとしていたので理解はしてもらえなかったかなと。試乗の意味を考えると、どう考えてもベストコンディションの板を準備するべきだと思うのですが、時々手を抜くブランドがあるんですよね。どことはいいませんが、某輸入代理店が扱う板はクソコンディション率が高く、ちゃんとメンテしてやれよと思ったものです。

 エス氏が乗っているAMICSSはやはり別格で、試乗の際に聞いてみたところ、試乗用の板はどれもそのままワールドカップに出せるくらいに仕上げているということでした。ワールドカップとはいいませんけど、もう少し板やブランドを大切にした方が良いのではないでしょうかねぇ。さらばヴェクターグライド。

スノーボード用品試乗レポート 一覧

2012年10月12日

2 件のコメント

  • お疲れ様です。
    Vector Glideフリーライド系に強いときいて気になっていたんですが、コンディションが悪いとは・・・
    なんとなく試乗会は国産メーカーより海外メーカーのほうが対応が丁寧な気がします。
    (個人的にはそれでNideckerやNitroにかなり好感を持ちました)

    • たまたまかも知れませんが、試乗した立場からすると、試乗したおかげでブランドのイメージが悪くなるというのは残念なことですよね。
      試乗会の対応はまちまちですかね。タバコ吸って接客してるアホがいたりもしますし。
      真剣にやって欲しいなぁと思いますわ。
      スタッフの対応が良いと好感度が上がりますしね(^^)

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