みなさんこんにちは。エス氏です。冬に向けてシーズン券の情報もたくさん出てくるようになりましたね。長野県共通シーズン券の申込みをしたエス氏ですが、当たってくれると嬉しいですの。何とかお得に滑りたいというのはみなさん同じ気持ちですよね。数字で見るとエス氏のスノーボード関連の支出のうち、リフト券にかかっている費用はせいぜい10%程度なので、ここを削ったところでたかが知れてるんですけどね。
それでもリフト代を安く済ませたいと思ってしまうのは、早割だのクーポンだの株主優待だの、お得に滑る手段がいつくかあるからでしょうか。20/21シーズンに関してはGo to トラベルでもらえるクーポンでリフト券が買える様になるのでは、という話もあり、そりゃ買える様になるだろうなと思っているので、今までとは少し違うお得な方法があるかもしれませんね。
てなわけで今回はスノーリゾートクラブの共通シーズン券と共通回数券についてエス氏の思うところをご紹介します。エス氏的にはJTBのシーズン券という方が馴染みがありますけどね。その昔共通シーズン券を買ったことがあるのですが、その後値上がりしてしまい興味を失っておりました。20/21シーズンの共通シーズン券は27のスキー場で使えて58,000円、共通回数券(15枚)は24のスキー場で使えて39,800円となっています。詳しくはスノーリゾートクラブのHPをご覧ください。
結論=回数券が断然お得
いきなり結論を書いておりますが、これはエス氏にとってという意味です。回数券はシーズン券よりも使えるスキー場が3つ少なく、それがまた白馬乗鞍や白馬岩岳といった良いゲレンデなんですよね。これらのゲレンデで滑りたい方や、シーズン券で50日くらい滑ります、という方は回数券よりシーズンん券の方がお得になると思います。
エス氏のようにあちこち滑りに行くのでシーズン券には馴染まない、という方には回数券がかなり有効だと思いますので、その理由をこれから解説しますよ。
シーズン券と回数券の比較
まずエス氏オススメの回数券について計算してみましょう。39,800円(税込)で15枚あります。
39,800円÷15枚=2,653円
対象の24スキー場のリフト券が1枚当たり2,653円になる計算ですね。この金額が安いかどうかはどのスキー場のリフト券と引き換えるかによりますが、1日券5,000円くらいのスキー場で使えばかなりお得になります。気になるのは15枚が使いきれるかどうか、というところでしょうか。
シーズン券は58,000円(税別)なので少し高価ですが、何回でも使えるので使えば使うほどお得になります。100回使うとリフト券1枚が580円になる計算ですの。
回数券とシーズン券を比較し、何回使えばシーズン券の方がお得になるか計算してみましょう。
58,000円÷2,653円=21.8
つまりシーズン券を22回使うと、1回当たりの金額が回数券の2,653円より安くなるわけですね。22回以上多く使うほど回数券よりお得になりますが、21回以下しか使わないなら回数券の方がお得になります。
いかがでしょうか。シーズン券の損益分岐点が21.8回というのはエス氏的にはあり得ないかなと。乗鞍や岩岳をメインで滑るという方以外は、15回使えば投資を回収できる回数券の方が圧倒的にお得だと思うのですよ。シーズン券の方が使えるスキー場は3ヶ所多いというメリットもありますけどねぇ。
回数券の使い方
よほどシーズン券を使いたおさない限り、回数券の方がお得だということはご理解いただけたでしょうか。回数券の方がお得だとして、問題はどうやって15枚を使うかです。対象のスキー場を眺めてみると、エス氏が滑りに行きそうなのは 奥利根、赤倉温泉、鹿島槍、白樺湖、タングラム、斑尾、八千穂辺りでしょうか。エス氏的には正直これらのスキー場で15日滑るのはなかなか厳しいものがありますの。がんばって10日くらいかしら。
ところが回数券は1日何枚でも使えるんですよね。購入した本人が引換をする必要がありますけど、3人で滑りに行けば3枚使えるのです。
すると15枚を減らすのは一気に簡単になりますのう。女の子と2人で行くなら7.5回、仲間と3人で行けば5回、5人で行けばたったの3回で15枚の回数券を使い切ることが出来るのです。エス氏ツアーは15人くらい集まるので、1回で使い切ることも可能。むしろ2日滑るので30枚欲しいくらいです。
仮にエス氏ツアーで赤倉温泉に15人で滑りに行ったとすると、1日券4,900円が2,653円になるので2,247円安くなり、それが15人分となれば33,705円もお得になってしまいますぞ。
対象スキー場ならリフト1日券が2,653円確定で、仲間とシェアすれば簡単に使い切ることができる回数券。シーズン券は本人しか使えないので、やはり21.8回の損益分岐点を超えないと回数券よりお得になりません。回数券は1人なら15回、複数ならそれ以下で投資を回収できるので、元が取れなかったというリスクもシーズン券よりも小さいと思います。
まとめ
スノーリゾートクラブの共通シーズン券と共通回数券。エス氏にとっては圧倒的に回数券にメリットがあるというのが結論です。日本スキー場開発の株主優待が改悪されたことですし、20/21シーズンのエス氏ツアーではこちらの共通回数券が活躍しそうですね。Go toのクーポンにもよりますけど。
ただ購入方法はもう少し考えて欲しいですのう。A店頭で購入、B現金書留で購入、Cインターネットで購入の3パターンすべてで「必ず郵便局の窓口へ」行かないといけないの面倒くさいんですけど。全部ネットでサクッと買えるようにしてくれたら90点。回数券でも乗鞍と岩岳滑れたら100点ですね(たかつえは別にいいので)。
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