みなさんこんにちは。エス氏です。2021/1/24は長野県上田市にある武石番所ヶ原スキー場へ滑りに行ってきましたよ。かなりローカルなゲレンデですので、ご存知ない方が多いかもしれませんな。本来なら19/20シーズンに滑りに行くつもりでいたのですが、台風の影響で営業できなくなっていたんですよね、たしか。そんなわけでようやく滑りに行くことができましたぞ。
武石番所ヶ原スキー場は長野県の上田市にあります。武石は「たけし」と読みますよ。上田市といえばなんといっても菅平高原スキー場が有名でしょうね。番所ヶ原スキー場は超マイナーなゲレンデといってもいいかと。昨シーズンの雪不足に今シーズンのコロナ禍でショボいゲレンデはいつ潰れてもおかしくないと思いますので、今のうちに滑りに行っておこうかなと思ったわけですな。
別所温泉の七草の湯に泊まっておりましたが、ここは実にいい温泉旅館でしたな。前日はみぞれでしたが夜に雪に変わったのでしょう、朝は雪景色になっておりましたな。別所温泉はスノーボードトリップの宿としては特に便利な立地ではありませんが、番所ヶ原スキー場までは40分ほどの距離でなかなか悪くない距離感です。
一本道をどこまでも登ります。路面は雪でしたが、曲がりくねった峠道ではないので運転は楽でしたな。
どんどん山奥へ進み、本当にゲレンデなんてあるのかしらと思ったところでようやく到着。ガラガラかと思いましたが意外に車が駐まっていましたよ。
ほとんどの車が長野県内のナンバーでしたが、中には県外ナンバーもありました。まあ県外ナンバーも概ね田舎で、首都圏の車はほとんど見かけませんでした。エス氏の車なんぞは原住民に狩られるんじゃないかと心配もしましたが、無事に帰ってこられましたよ。
準備をして駐車場の奥にあるレストハウスへ。ゲレンデはこの上にあるようですな。
レストハウスの中はローカルゲレンデっぽい雰囲気でしたな。嫌いじゃないですよ。
チケット売り場で1日券を購入。1日券は通常3,550円のようですが、今シーズンは2,550円と割引価格になっていましたな。上田市民と練馬区民は2,000円とさらに格安。練馬区民のみなさん、こんなに安いなら番所ヶ原スキー場で滑るしかありませんね!なお半日券は2,540円という謎の設定でした。1日券と10円差ってどういうことよ。
レストハウスの脇にはゲレンデまで上がる動く歩道がありましたよ。歩いた方が早そうではありましたが。
ゲレンデに出ると意外なほどに賑わっておりましたな。まずは第1リフトに乗りました。このリフトの手前が微妙な下り坂になっているのですが、これがまたツルツルに凍っておりまして。番所ヶ原スキー場で最難関の箇所だったのではないでしょうか。
第1リフトは中間降り場もありますよ。
中間降り場の上のコースではポールが張られていてアルペンスノーボーダーのみなさんが熱心にトレーニングしておりましたな。どうりでアミックスのアルペーンボードなどガチな板を見かけたわけですの。
ちなみにこの日は倒木の影響で第2リフトは動いていませんでした。その倒木とやらがリフトに乗っているとよく見えたのですが、電線にがっつりと引っかかっておりましたな。
この倒木を撤去する作業はリアルタイムで進行中でした。何本かリフトに乗っているうちに、ついに倒木はバラバラに切断されましたぞ。すげえ。
第1リフトを降りると、右奥に第2リフトの乗り場がありましたが、まあこの日は復旧しませんでしたね。
上部のコースはなかなか良さげな雰囲気だったので、今度は第2リフトが動いている時に滑りに来たいものですな。
さて第1リフト沿いのコースはちょうどカービングにいい斜面でなかなかいい感じでしたな。コースも空いているし滑りやすかったですぞ。右側には林間コースの入り口があります。
中間降り場のあたりからは少し斜度が緩やかになります。コース幅も広くなりますね。スノーボードの初級者でも滑りやすいコースと言えますが、リフト乗り場がツルツルなのと、降り場のスロープがいささか急で、ある程度滑れる人がカービングの練習などをするにはいい斜面ではないでしょうか。エス氏もマツザワ盆踊りを練習しましたよ。
第1リフトから林間コースの方へ行ってみました。
斜度がかなり緩いので、スノーボーダーは余計なことはせずにチョッカリした方がいいかも。
途中で非圧雪のコースがありますよ。ここを降りると第1リフトの乗り場まで降りられます。真ん中に1本圧雪されたラインもありますが、両側は非圧雪で新雪を楽しめました…といいたいところですが、結構重い雪でしたね。
林間コースにはさらに先もあります。
非圧雪のコースを迂回するつづら折りのコースであまり面白くはありませんでした。
つづら折りの途中でも非圧雪のコースと行き来できましたぞ。そのままうまいコースを降りるとやはり第1リフトの乗り場まで降りられます。
レストハウスに戻りランチ休憩。かき揚げそばを食べましたがかなり美味かったですね。これはアリですわ。食事は良かったのですが、気になったのは食堂で昼間から酒を飲んで騒いでいる地元の人(と思われる)たちでした。年齢層は40代から60代くらいまででしょうか、10人程度はいたと思います。飲んでいるのでもちろんマスクなどしていませんな。エス氏は緊急事態宣言をガン無視して遊びまくっているので特にこのような人たちを非難するつもりはありません。彼らがノーマスクで騒いで感染するもしないもエス氏には関係ないですし。
ただゲレンデのレストハウスでこのような有様を見ると、滑りに行きたいのに自粛している人たちって何の意味もないよな、と思い悲しくなるのです。エス氏自身は全開で遊びまくっているので何の不満もないのですが、仲間でもけっこう自粛している人たちいるんですよね。意味ないんですよ、ホントに。。
午後も少し滑り、サクッと上がって温泉へ行くことに。帰り道の途中にあるうつくしの湯に入りましたよ。滑った後に入るには便利な温泉でしたな。こちらは別記事でご紹介しますぞ。
さっぱりしたところでお家に帰りましょう。上信越道の東部湯の丸インターまで下道を走りましたが、途中で上丸子というところを通りました。ここに役場前という交差点があるのですが、この交差点には何度か煮え湯を飲まされておりまして。
この交差点は年末年始トリップでニンジャ何とかから松本市の旅館すぎもとへ移動する際の他、この前日も八千穂高原から別所温泉へ移動する際にもカーナビの案内で通りまして。いずれも交差点を西側へ移動するように案内されたのですが、2回とも通行止めになっていました。一応交差点には「この先通行止めがありますよ」という看板が出ているのですが、道路自体は封鎖されていないので、果たしてエス氏が進むべき道が閉ざされているのかどうかはよくわからなかったのです。で、2回とも西側へ進み、2回とも通行止めでした。どうなっているんだカーナビさんよ。幸いも2回とも大したタイムロスもなく通行止めを迂回できたのですが、2回も同じトラップに引っかかってしまった己の間抜け具合に腹が立ちました。上丸子の役場前よ、この恨みは忘れんぞ。
なんてこともありましたが、近くのTSURUYAによってお買い物をしましたよ。TSURUYAは自宅近くに欲しいくらいの大充実スーパーマーケットですね。
地元のスーパーでお酒を買うのがエス氏の定番になっていますよ。
東京まで戻ると、帰り時間がまだ早かったのでエフジャンクに立ち寄ってきました。一応壊れているブーツも持ってきていたので、修理に出すことにしたわけですな。この日も昨シーズンの柔らかいブーツで滑っていたのですが、やはりカービングするにはもう少ししっかりとしたフレックスが欲しくて。
てなわけで、正直侮っておりましたが番所ヶ原スキー場はなかなか楽しめるゲレンデでしたな。カービングの練習なんかにはいいコースだと思いますよ。第2リフトが動いている時に再訪したいものですな。空いているしそばも美味しかったですしね。来シーズンも潰れずに営業してくれることを祈ります。次回は志賀高原で滑りましたよ。ブーツの修理は終わっていませんでしたが、問題なしのコンディションでした。それはつまり…。次回もお楽しみに。
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