スノーボードの滑り方LV3 フロントサイド木の葉落とし
みなさんこんにちは。エス氏です。今日は暖かかったですね〜。おかげで花粉が飛びまくっていたようで。エス氏も今朝から鼻水じゅるじゅるです。嫌な時期になりましたね。
さて、フロントサイド(以下FS)の横滑りに慣れてきたら、バックサイド(以下BS)と同様に木の葉落としもやってみましょう。
FS木の葉落とし
木の葉落としは、横滑りの状態から板の向きを左右に変え、ジグザグに斜面を滑り降りる技術です。覚えると自分の滑りたい方向に進める様になるので、FSでも練習しましょう。
板の向きを変えるには
立上がった状態から、振り返る様にして進みたい方向に視線を向けてみましょう。視線が向くことにより、頭、肩、腰、脚、板と、順番に回転し、板の向きが変わります。
板の向きが変わると斜めに滑りはじめるので、今度は反対方向を振り返ってみましょう。振り返った方に身体が回って、板の向きも変わると思います。
要するに、左右順番に後ろを振り返りながら滑ってくれば、自然にジグザグになるのです。
FS横滑りの段階では、後ろを振り返らない様に説明しましたが、それは振り返ると板の向きが変わって、横向きではなくなってしまうからでした。今度は板の向きを変えたいので、積極的に後ろを振り返って、視線の動きが板の動きを変えることを覚えて下さい。
別の表現
進みたい方向の脚にゆっくりと重心を移しましょう。例えば、左側に進みたければ、左足に体重を乗せます。体重を乗せた左足は右足よりも重くなるので、板の左側が自然に斜面の下に落ちていきます。板の向きが変わるので、しっかりと進行方向を見てバランスを取りましょう。
反対側の脚に重心を移せば、板の向きも変わります。左右の脚に重心を移しながら滑れば、ジグザグに滑れるでしょう。
注意点
・後傾にならない
進行方向の脚にしっかりと体重を乗せてバランスを取りましょう。後足に体重が乗っている様だと、後傾になってしまっていますね。
進行方向の肩を少し下げ、後ろの肩を少し上げると、前足重心でバランスが取りやすいと思います。逆に、前の肩が上がってしまい、後ろの肩が下がっている様だと、やはり後傾になっていると思います。
・視線は進行方向に向ける
単純に、前を見ていないと危ないですので。
進行方向に顔を向ける方が、重心を移しやすいと思います。また、FSでは視線の動きで板の向きを変えることが出来るので、特に意識して頭を動かしましょう。
・動作はゆっくりと
後ろを振り返る動作や、重心を前足に移す動作は、ゆっくりと行って下さい。すばやく動いても、バランスを崩しやすいだけです。慣れるまではゆっくりとバランスを取りながら動いて下さい。
・板の向きを変える前に、一度横向きに戻す
例えば左側に向かって滑った後は、一度板を横向きに戻してから、ゆっくりと右側に板を向けて下さい。
左側を向いた状態から一気に右側まで振り返ると、身体が大きく動くことになり、板が勢いよく回ってしまうことがあります。板が回り過ぎて、真下を向く直滑降の状態にまでなってしまうこともありますので、慣れるまでは一度横向きにして体勢を整えてから、逆側を向く様にしましょう。
・基本は横滑り
FS横滑りの注意点を思い出して下さい。上体が前屈みになっていては、後ろを振り返ったり重心を左右に移すどころではありません。ある程度FS横滑りに慣れてから木の葉落としに入りましょう。
おまとめ動画
次回に続きます。
<<スノーボードの滑り方LV3 フロントサイドの横滑り2 スノーボードの滑り方LV3 斜滑降1>>
こんにちわ。
今シーズンは人に教えることが多くて大変です(‘A`)
自分は誰かに教えてもらったことがなく初めてやった時は転びながら上手い人のを見て練習していたので正直人に教えることが苦手です(´・ω・`)
今回の記事で少し教え方が分かった気がするので3月に行くスノボで頑張ってきます(`・ω・´)
>よっちんさん
コメントありがとうございます。
人に滑りを教えるのは大変ですよね。自分は好きに滑れないですし。でも教えた人が滑れる様になって、スノーボードを楽しんでくれたらそれでいいと思っています。
喜んでもらえたら、教えた方も嬉しいですしね。3月はがんばってください。このブログがお役に立てば幸いです。