スノーボードの滑り方LV3 横滑り2
みなさんこんにちは。エス氏です。3連休は第2回目のエス氏&マナゴンスノーボードツアーが開催されます。お天気が悪そうですが、楽しみです。
滑り方
腰を落とすとブレーキがかかります。逆に、腰を上げると板は滑ります。
膝を伸ばして腰を浮かせると、足から力が抜けるのでエッジに加わる力も少なくなり、抵抗が無くなった板は滑ります。
別の言い方をすると、膝を伸ばして腰を浮かせると足首も伸びるので、つま先が下がります。つま先が下がれば、バックサイドエッジが雪面に食込まなくなるので、板は滑ります。
板に力を入れたり抜いたりすると、グラグラしてバランスが取り難いです。なるべくエッジに一定の力を入れて滑るようにしましょう。
後傾に注意
写真のように重心が後ろに傾くと、尻餅をついて転倒します。板が滑るのに合わせて、自分の身体も進行方向に進むように意識しましょう。
足首を使ったコントロール
横滑りの動きを単純に考えると、つま先を持ち上げて板を起こすと、バックサイドエッジが雪面に食込んでブレーキがかかります。つま先を下げて板を寝かせると、バックサイドエッジの食い込みが少なくなり、板が滑ります。シンプルですね。
膝の曲げ伸ばし
慣れてきたら、滑りながら膝の曲げ伸ばしをしてみましょう。腰を落として行くと、少しずつつま先が持ち上がり、バックサイドエッジに力が入ります。スピードが落ちてくるはずです。
今度は膝を伸ばして腰を浮かせてみましょう。エッジから力が抜け、板がスムースに滑るはずです。
膝の曲げ伸ばしによって、板の滑り方が変わるのを体感して下さい。
膝を伸ばすといっても、棒立ちになるわけではないので注意して下さい。腰を浮かせても、膝は軽く曲げたままです。
ここまでのおまとめ動画
ブーツとビンディングの重要性
横滑りが難しいという方は、ブーツをビンディングをチェックしてみて下さい。
ブーツのサイズは合っていますか?ヒモはしっかりと締めてありますか?ビンディングのストラップはしっかりと締めてありますか?
いくら足首を動かしても、ブーツの中で足が動いているだけでは、板に力が伝わりません。同様に、ブーツがビンディングにしっかりと固定されていなければ、板に力は伝わらないのです。ブーツとビンディングを通して、しっかりと足を板に固定することが大事です。
ボードの重要性
自分の板を持っている方は、しっかりとメンテナンスをしておきましょう。丸まったエッジでは、いくら踏んでもブレーキがかかり憎いでしょう。
ソールにワックスが塗られていないと、いくら板を寝かせても、板は滑りません。
道具が悪いと・・・
上記のように道具が悪いと、物理的にスノーボードの操作が出来ません。出来たとしても、非常に制限された滑りになってしまうでしょう。F1ドライバーでもガソリンが空の車は運転出来ないのです。
横滑りの段階で難しいと感じた方は、レンタルの道具を使っていませんか?それはレンタルの道具が悪いということにして、自分の板やブーツを買いそろえてみましょう。自分に合った道具を使えば、上達も早くなりますよ。
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