スノーボード用語集 カービングターン[Carving turn]
カービングターンとは?
エッジに乗って滑る、ズレの少ないターンです。carveという動詞は、刻む、彫る、切るという意味です。カービングターンで滑った跡は、雪面を切ったような一本の線がつきます。
このことから、カービングで滑ることを「切って滑る」とか言ったりもします。
初心者が練習する横滑りや連続ターンは、エッジをズラして滑る技術です。エッジのズレは雪面との抵抗が大きいので、スピードをコントロールして滑ることが出来ますが、逆に言えば減速要素が大きくてスピードは出せません。
ズレを少なくすることによって雪面との抵抗が減り、速いスピードを出すことが出来ます。
スノーボードは、斜面の上から下へ向かって落下するエネルギーを使って滑る道具です。もっとも効率の良いエネルギーの使い方は直滑降ですが、これだけでは楽しくないので、ターンをしながら滑るわけです。
ターンにはエッジのズレが大きいターンと少ないターンがあります。エッジを使う(ズラす)ということは、雪面との抵抗になるので、落下のエネルギーをロスすることになります。
当然エネルギーのロスが少ない方が、スピードを出して滑ることが出来ます。
カービングの要素
カービングターンには3つの要素が必要とされています。
1.角付け
2.荷重
3.ローテーション
それぞれの内容は各記事をご覧下さい。(H24.4.24現在まだ書いてませんけど)
カービングターンは上級者の技術?
私はカービングターンは中級レベルの技術だと思っています。一応切って滑れれば、初級レベルは卒業かと。ただしカービングターンは奥が深い技術です。
同じカービングターンとはいえ、雪質や斜度によって技術の難易度は大きく異なります。上級者の切れまくりのターンはカッチョイイので、がんばって練習しましょう。
カービングターン動画
ようつべで拾ってきた動画です。
このブログでも、11/12シーズンにLesson Lv5くらいで説明する予定です。
(なんて書いたものの、H24.4.22時点でまだLv4が終わっていませんが)
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