スノーボードの滑り方LV4 連続ターン5 連続ターン
みなさんこんにちは。エス氏です。バックサイドとフロントサイド、両方のターンは出来るようになったでしょうか?今回はいよいよ連続ターンです。これが出来るようになれば、とうとう初心者さんから初級者さんくらいにレベルアップしたといってもいいのではないでしょうか。
これで堂々と「スノーボードが滑れる」と人に言えますな。
バックサイドとフロントサイド、どちらが先?
連続ターンはバックサイドとフロントサイド、両方のターンを続けて行うことです。どちらのターンから先に始めてもいいのですが、バックサイドを最初に練習したので、バックサイドから始めてみましょう。
バックサイドターンから続けてフロントサイドターンに入る方が板に勢いがありますので、停止した状態からフロントサイドターンに入るよりもスムースかも知れません。また、フロントサイドターンからバックサイドターンに入るにのは、ちょっと難しかったりもします。
連続ターン
バックサイドターンから始めます。ゆっくり大きく回りましょう。急いでターンする必要はありません。バックサイドターンの後半、ある程度は勢いがある方がフロントサイドターンに入るきっかけが掴みやすいのですが、あまりスピードが出過ぎていても怖いので、しっかりとバックサイドエッジを押えて、スピードコントロールして下さい。棒立ちだと足に力が入らないので、膝を曲げた方がいいと思います。膝を曲げた姿勢は重心が下がるので安定しますし、次のターンに入るキッカケとなる、伸び上がる動きにもつながります。
足が伸びた状態では、それ以上足を伸ばせないので、次のターンのキッカケがつかみにくくなってしまいますよ。
フロントサイドターンに入ったら、視線に注意して下さい。フロントサイドターンの後半は、視線が足元や山側に向きやすくなります。しっかりと進行方向に視線を向けましょう。
視線は思いの外重要なポイントになります。連続ターンはフロントサイドターンで終わりではなく、再びバックサイドターンからフロントサイドターンへと、ターンを繰り返していくことになります。ターンとターンを上手につなぐことが、スムースな滑りにつながるわけですね。
フロントサイドターンの後半からバックサイドターンに入る時に、視線が進行方向を向いていればスムースにターンをつなげることが出来ます。しかし視線が足元や山側に向いてしまうと、視線が進行方向から外れてしまうことになるので、視線を戻してから次のターンに入るという余計な手間がかかってしまうのです。
フロントサイドターン後半での視線
フロントサイドターンの後半で視線が足元や山側に向いてしまうということは、進行方向ではなくターンの内側に視線が向いてしまうということです。
初心者さんがこの状態になると、ターン後半で板に勢いが付いていることもあり、身体がターンの内側に回り過ぎてしまい、板もそれに合わせて回り過ぎてしまいます。人によっては板が回り過ぎて、今度は後足の右足が下を向いてしまう場合もあります。これではスムースにバックサイドのターンに入ることが出来ません。
視線を進行方向に向けると、頭の位置が固定され、上体が回り過ぎることがなくなります。視線が頭、上体の動きをコントロールし、結果としてスムースなターンにつながるというわけです。板から一番遠い位置にある目の動きがとても重要ということですね。
連続ターンの滑り方 おまとめ動画
ポイント
・膝の曲げ伸ばしによって、姿勢が高くなったり低くなったりしている。
・バックサイドターン後半のスピードコントロール
・フロントサイドターン後半の視線
連続ターンはバックサイドとフロントサイド、両方のターンのつながりです。片方で失敗すると、次のターンにもそのミスが響いてしまいます。スムースなターンを行うためにも、ターンとターンのつながりを意識して下さい。
最初のうちは綺麗な弧を描いてターンすることは難しいと思いますが、とりあえず回れれば多少イケてなくても良しとしましょう。徐々に慣れていけばいいと思います。
慣れてきた方は、大きなターンから少しずつ小さなターンに弧を変化させてみましょう。意識して大小様々なターン弧で滑っているうちに、ターンのタイミングの取り方も上手くなっていくと思いますよ。
初心者だったみなさんも、ここまで出来るようになったらスノーボードがすっかり楽しくなっていると思います。レンタルの道具を使って滑っていた方は、そろそろ自分の道具を買ってもいいのではないでしょうか。その方が楽しいですし、上達も早くなりますよ〜。
[参考] ・連続ターン1 練習の前に・フロントサイド
・バックサイド
<<連続ターン4 フロントサイドターン 連続ターン6 ありがちな失敗>>
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