みなさんこんにちは。エス氏です。今回は長野県松本市の浅間温泉にある旅館、別亭一花をご紹介しますよ。部屋数10室の小宿ですが、口コミ評価が高いのも納得のいい旅館でしたな。ゲレンデに近い旅館ではありませんが、エス氏のようにヌルめのトリップを楽しむ大人にはおすすめの旅館ですぞ。
松本市にある別亭一花はスキー場に近いわけではありませんね。まあ近くのスキー場を探せば富士見パノラマや白樺湖あたりのゲレンデが比較的近いかなとは思いますが。ゲレンデに近い宿を探せばいくらでもあるので、松本市の宿に泊まって滑ろうという方は、滑ることと同じかそれ以上に旅を楽しみたいという人なのではないでしょうか。
別亭一花に到着すると、すぐにスタッフが出てきて荷物を運んでくれました。駐車場は少し離れたところにあるので、これもスタッフが移動させてくれましたよ。
館内は全て畳敷きとなります。畳敷きの旅館はけっこう好きですよ。
ロビーでチェックインを済ませます。奥が食事処になっていますね。
女性は色浴衣を選ぶことができますよ。
お部屋に案内してもらいます。エレベーターの扉は変わった柄ですね。
エレベーターの中も畳敷きですよ。
建物は4階建てで、客室は2〜4階となります。エス氏が泊まったのは3階のお部屋でしたよ。客室の前には格子戸があり、玄関ホールのようなスペースがあります。
301のりんごというお部屋に泊まりました。扉はオートロックでしたな。
室内に入ると手前に冷蔵庫がありました。奥は水周りで、左側が主室ですね。
3人で利用しましたが、十分なスペースがあり快適でしたな。広縁もありますし。窓の外の景色は特に良いというわけでもありませんでしたけど。
洗面台はシンプルですが広々としていて使いやすかったです。
トイレは清潔感があってよかったですな。バスルームはありません。どうせ使いませんが。
早速お風呂に入りましょう。1階に降りて建物の奥が浴場です。3階には有料の貸切風呂もありましたな。
浴場は男女の入れ替えなどはありませんでした。
10室しかないおかげか、お風呂はいつも貸切状態でしたな。
洗い場に置いてあるシャンプーなどはクオリティの高いものでしたよ。
露天風呂はありませんが、天井もガラス張りで開放感がありましたね。湯は無色透明。湯加減はやや熱めでしたが、身体が温まって気持ちよかったですわ。
風呂上がりには買ってきたビールとおつまみで一杯。これが一番の楽しみ。
ルームサービスも充実していたので追加で色々注文しましたよ。
夕食は1階のお食事処で。個室なのは嬉しいですな。掘りごたつというのも女性には好評でした。ちなみに少食な女性に合わせて食事の量が少なめというプランにしておりましたぞ。
まずは先付けとお造り。お酒がすすみますね。食事は全体的にハイクオリティでしたな。
お酒は利き酒セットであれこれ飲むのが好きです。
椀物は厚揚げ、ナス、白玉団子などが入っていて美味しかったですな。
信州産の和牛を焼き、なめこと葱のソースにつけて食べました。おじさんになるとこってりしたサーロインは少々で十分ですな。そして野菜もかなり良かったです。
焼物はブリ。これも日本酒と良く合いましたのう。
揚物はアンコウの香味揚げとリンゴの春巻き。リンゴの方は正直微妙でしたのう。
締めのご飯にはゆかりがかかっていました。デザートは柿のゼリーです。ここまで食事のクオリティはかなり高いと感じましたが、お米だけは割と普通な感じ。品数が少ないプランしただけあり、ボリュームは少なめでしたが、まあこのくらいで十分とも言えます。少食の女性はこれでも食べきれずに残していましたが、余ったご飯はおにぎりにしてくれたので、夜食に食べたら3割り増しくらいで美味く感じられました。
朝食も同じ個室でいただきました。
魚は三種類から事前に選んでおいたものを出してくれますよ。野沢菜納豆はマジでエス氏好み。毎朝食いたいですわ。
お味噌汁は手前にある具材を自分で入れて食べるスタイル。エス氏は3種の具材で3杯楽しみましたよ。夕食では首をひねったお米も朝食ではバッチリ美味かったですね。味も量も文句なしの朝ごはんでした。
食後はロビーにあるコーヒーを飲みましたよ。
別亭一花はサービスの行き届いた小宿ですね。部屋は広く快適、空いていてリラックスできる温泉、美味しい食事と、どこにも不満のない旅館でした。これといった特徴が無い気もしますが、まあそれは全体的にクオリティが高いからでしょう。老舗の旅館というわけではなく、割と新しい建物だとは思いますが、その分快適であるといえますな。雰囲気的にはおっさん同士で泊まる宿ではないので、カップル、ご夫婦やご家族で泊まるのがいいでしょうね。彼女と一緒に泊まったら喜ばれると思いますよ。
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